元不良見習いの奮闘記







































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第13章 温もりって大事
疑惑の目
2日後
星野「・・・」
樋口「・・・」
飛鳥「・・・」
和田「・・・」
高松「あの、なんすか?」
星野「いつ戻ったの?」
高松「え〜と、一昨日?」
樋口「どうやって戻ったの?」
高松「ん〜、なんとなく?」
飛鳥「何があったの?」
高松「ちょっと考えすぎました。」
和田「私が、元気づけてあげようと思ったのに・・・」
高松「いえ、結構です。それより何頼みますか?」
星野さん達が食べに来てくれたが、目的は別にあったらしい。
けど、今の俺は普通だ。
ガララッ!
植村「いらっしゃい。」
久美「高ま・・・え?」
加藤「なんで?!」
京子「厨房に立っているのよ!」
井口「私を見て元気・・・え?!」
高松「空いてる席どうぞ。」
久美「ちょっと!理由を言ってよ!」
高松「その前に席についてください。」
加藤「きくちゃん!前みたいに!!」
久美「そ、そうだね!テーブルに座らせてもらいます。」
高松「どうぞ。」
ガララッ!
志田「やっと来れ・・・え?」
理佐「いるじゃん。」
菅井「あ、久美ちゃん。」
久美「やっほー。」
高松「テーブルにどうぞ。」
あれ?これは・・・
角田「ほぼ坂道で席埋まってるやん。」
白村「そうだな。貸切状態だな。」
高松「あと2組来たら、貸切だな。」
ガララッ!
植村「噂をすればなんたらやだ。」
平手「あれ?みんな来てるじゃん。」
柿崎「それより、元気じゃん。」
高松「どうも。カウンターへ。」
平手「わかった。けど、いつの間に?」
高松「まぁ、色々ありました。それより、皆さん何頼むか決まりましたか?」
「「「もちろん!」」」
高松「では、承ります。」
〜〜〜〜
30分後
ガララッ!
植村「お、いらっしゃい。」
西野「こんばんわ〜。」
樋口「あ、なあちゃん!」
高松「・・・どうぞ。」
西野「なんで、無愛想なん?」
高松「ふ、普通ですよ。」
和田「あれ?顔赤いよ?」
高松「そ、そんなことありません!!」
不意に西野さんの顔を見ると・・・
西野「っ。」
高松「ッ!」
ウインクして来た。
飛鳥「え、え?真っ赤だよ?」
久美「え?なんで?」
菅井「熱でもあるんですか?」
志田「もしかして、Hなこと考えてたの?」
高松「な、なわけねぇーだろうが!!」
植村「仕事に集中しろや!阿呆が!!」
ゴツン!!ドゴン!!
高松「うぎゃぁ?!」
久々に床に叩きつけられた。
そのあと、大将の怖さを目の当たりにした菅井達と久美さん達は、怯えていた。

満腹定食 ( 2021/11/04(木) 09:37 )