元不良見習いの奮闘記







































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第10章 増えるレパートリー
交流の場って大事
昼の営業
白村「これとこれ!テーブル3番さんに持っていけ!!」
高松「はい!」
角田「それ持っていったら、これとこれをカウンター5番と6番に持って行ってくれ!!」
高松「はい!!」
何故かめちゃくちゃ忙しい。
星野さん達が、来るようになってから数ヶ月経つが、また客足が増えている。
「お〜い、にいちゃん。」
高松「は、はい!」
「ここにてちとねるが来るのか?」
高松「そ、そうなんですか?」
「え?知らないのか?」
高松「いや〜、わからないんすよね〜。」
「なんだよ〜。もしかしたら、会えるかと思ったのに〜。」
そうか、平手と長濱さんが来るからか。
あの2人そんな人気なのかよ。
植村「おい!たこ!!」
高松「は、はい!」
〜〜〜〜
夜の営業
寺田「大丈夫?」
高松「え?大丈夫ですけど?」
鈴木「疲れているように見えるけど?」
高松「そんなことありませんよ。」
最近昼の営業が忙しくて、疲れている。
乃木坂メンバーが食いに来てくれているが、平手効果すげぇ。
普通を装っているが、たぶん顔に出ているんだろうな。
高松「はい、クリームチーズといぶりがっこです。」
寺田「絢音ちゃん、何は?」
鈴木「地元のお漬物。美味しいよ?」
寺田「いただきます。ん、美味しいね。」
高松「俺も食ったすけど、中々うまいっすね。」
鈴木「でしょ?だから、言ったんだよ?」
鈴木さんの要望でいぶりがっこを取り寄せた。
それで、チーズと合わせるとうまいと鈴木にも言われたので、やってみるとうまかった。
それより大将がそれを承諾してくれるとは思わなかった。
ガララッ!
植村「いらっしゃい。」
長濱「お邪魔します。なめろうできますか?」
植村「できます。」
長濱「お願いします。あと、鶏皮ポン酢ください。」
高松「へい。」
長濱さんは平手と来てから、よく来るようになった。
寺田「あの子、欅坂の子だよね?」
鈴木「そうだね。めちゃ可愛い。」
交流がないのか、そんな話していかない。

満腹定食 ( 2021/10/22(金) 22:10 )