新人警察官は駆け上がる





































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第5章 夏にもいいが、この時期にもビール
ビールを楽しむ
ウキウキな俺を見た早川さん。
その後ろに、賀喜さんがいて、それにまた違う2人がいる。
津田「さよなら、俺の楽しみ・・・」
早川「なんで、そんな悲しそうにするん?って、それ何?」
賀喜「え?ビールサーバー?!」
「え?お店に置いてあるやつだ!すご〜い!!」
津田「借りたんだよ。機械は、いらなくなったら返せるし、中身だけ届くんだよ。それより、誰?」
「私は、田村真佑です。この間の番組の時に、料理を食べれなかったので来ちゃいました。」
「私は、金川沙耶です!かっきーに誘われてここに来ました!」
津田「田村さんと金川さんね。はぁ〜、グラス冷やすから待ってろ〜。」
グラスを4個追加する。
津田「まだ時間あるし、つまみ作るか・・・、早川さんは強制的に手伝ってね。」
早川「しゃ〜ないな!やったるで!」
津田「たく、しゃーないなじゃねぇーよ。こうしてやる。」
早川「わっ!髪の毛はやめてよ!」
津田「はぁ〜、つまみ作るか。」
〜〜〜〜
つまみを作り終える。
つまみは、やみつきえのき、きゅうりの浅漬け、だし巻き、塩キャベツを先に出す。
津田「はぁ〜、豚細切れ安かったに〜。」
豚細切れを生姜焼きにして出す。
金はまだあるからいいか・・・。
田村「美味しそう〜。」
金川「早く食べたい!」
津田「賀喜さん、冷蔵庫からグラス取って。」
賀喜「は〜い!」
冷蔵庫からグラスを取ってもらう。
そして、こいつの出番。
津田「苦い方かフルーティな方かどっちがいい?」
金川「私は、フルーティな方で!」
田村「私は苦い方で。」
賀喜「私は苦いのでいいかな。」
早川「やんちゃんと同じで!」
津田「はいはい。見てろよ。」
注ぎ口からビールを出す。
「「わぁ〜!」」
津田「はい、フルーティな方ね。」
注ぎ口が2つあるために入れ替えることなく注げる。
5つのグラスにビールを注ぎ込み、
津田「じゃ!乾杯!」
「「「かんぱ〜い!」」」
ビールを飲む。
俺のビールは、薄野地麦酒ピルスナーと言うあっさりして苦味のあるビールだ。
もう一つのビールは、南信州ビールAppleHopだ。
りんごジュースを発酵させたビールで、カクテルみたいに飲めるらしい。
津田「んま。」
金川「カクテルみたい!」
早川「美味しいー!」
田村「大人の味ですね。」
賀喜「あっさりしていますね。」
津田「頼んでよかった〜。」
早川「おかわり〜!」
金川「私も!」
津田「次は、自分で入れろ。」
早川・金川「は〜い。」
渋々ビールサーバーに行く2人。
賀喜「これ、高いんですか?」
津田「初回だけな?次から8000くらい?」
田村「そ、そんなもの飲んで私たちは、大丈夫なんですか?!」
津田「いや、いいよ。俺が全部飲めるわけではないからな。それに謝礼が・・・」
田村「あ、あの節はありがとうございます。」
津田「何言ってんのよ。俺の仕事は君たちを守ることだ。気にするな。」
賀喜「けど・・・」
津田「はい、悲しい話は飯をまずくする。ほら、食べろ。」
早川「聖来が全部食べちゃうよ!」
金川「あ、ずるい!私も!」
その後は、楽しく料理とビールを楽しんだ。
いや〜、ビールサーバー最高。

■筆者メッセージ
見てたら欲しくなりましたが、実家なので置く場所が・・・
早く独り立ちしないと・・・
満腹定食 ( 2021/05/28(金) 10:51 )