新人警察官は駆け上がる





































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番外編 その3 やっぱ、津田だよな
新生活
津田「おい、書類できているのか?」
小沼「そろそろ終わります。あと5分くらい待ってください。」
津田「そうか。そろそろ出るから早くしてしいわ。」
小沼「あと少しです。よし、終わった。今送りました。」
津田「ん、OKだ。じゃ、飯行くぞ。」
小沼「うっす。」
津田「俺が出て行った後は、お前ができる書類だけ終わらしておけ。時間余ったら、出来そうな書類だけ手をつけておけ。」
小沼「うっす。で、今日は、何食べに行くんすか?」
津田「ん〜、今のところカレーかな。」
小沼「カレーっすか?前買いませんでしたっけ?」
津田「そうか?じゃ、蕎麦は?最近できたらしいぞ。」
小沼「いいっすね。デカ盛りありますかね?」
津田「ん〜、どうかな?」
「おいおい、あの生意気言ってた小沼が、慕っているぞ。」
「あの若いやつがな・・・」
「よう、津田も部下に選んだな。」
小沼「・・・」
津田「お前は耐えろ。お前がやってしまったことだからな?」
小沼「うっす。」
〜〜〜〜
飯を食い終えて、日向坂メンバーについている。
小坂「なぁ〜、いつまで待機なん?」
津田「ん〜、今んところ30分待機だな。こればかりはしゃーない。」
美穂「じゃ、ゲームしていい?!」
津田「やってもいいが、すぐに終われるやつにしろよ。」
美穂「は〜い!」
久美「津田さん?ちょっといい?」
津田「なんや?」
久美「あのね、今度のバラエティ番組なんだけど、次ついてくれる人がいないみたいで・・・」
津田「あぁ〜、ちょっと待ってろ。いつだ?」
久美「2週間後だよ。」
津田「あ〜、すまん。その日西野さんにつかなあかんわ。」
久美「そっか〜。残念。」
津田「ちょっと待ってろ。」
Prrr
小沼『はい?なんですか?』
津田「2週間後、お前の予定は?」
小沼『えっと、デスクワークですね。』
津田「すまんが、その日久美さんについてくれ。部長にもそう報告しろ。」
小沼『書類は、どうしますか?』
津田「急ぎじゃない限り、いいと思う。」
小沼『わかりました。報告しときます。』
津田「はいよ。久美さん、その日小沼についてもらうわ。いいよな?」
久美「うん!最近、すごくよくなったよね!」
津田「まぁ、営業でやり手だったらしいな。それくらい素質はあるんだろうな。よくやってるわ。」
ガチャッ!
「日向坂の皆さん!スタンバイお願いします!」
津田「ほら、行け。」
「「「は〜い!!!」」」
〜〜〜〜
津田「ただいま〜。」
橋本「おかえりなさい。すぐご飯食べる?」
津田「食べる。腹減った。」
橋本「温めてるから、食べちゃって。」
すぐテーブルに行き、飯を食らう。
津田「いただきます。」
今日は、カレー。
昼間カレー食べなくてよかった。
橋本「・・・」
津田「どうした?」
橋本「ん?最近、いい顔になったな〜って、思ってね。」
津田「そうか?」
橋本「部下ができたから?」
津田「それは、あるかもな。」
橋本「どう?楽しい?」
津田「前よりは、楽しいと思ってる。なんかしらねぇーけど、充実感もある。」
橋本「やっと自分のやってきたことを実感できているんだね。ほら、早く食べちゃって。」
津田「はいはい。」
本当に前みたいに、自分自身がカッコ悪いと思わなくなった。
これも部下ができたおかげかもな。
それに毎日楽しく感じる。
このまま続いてほしい。

■筆者メッセージ
これで終わります。
まぁ、パトレイバーを出したいと思って書いただけなので、自己満です。
付き合ってもらい、ありがとうございます。
満腹定食 ( 2021/09/30(木) 20:01 )