新人警察官は駆け上がる





































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番外編 その3 やっぱ、津田だよな
戦闘です!DEATH!デ〜ス!!
「おいおい、聞いてないぞ。あんなロボットがあるって。」
津田「それは、こっちのセリフだ。誰からもらったがしらねぇーが、後輩をいじめ倒したんだから、覚悟しな。」
早川「つ、津田さん?!」
津田「まぁ、そこで見てな。すぐにぶっ潰してやる。」
俺は、スタンガン銃を撃つ。
「ふん!」
「ぎゃぁ〜!!」
津田「なぁ?!」
さっき痺れた水色のロボットを盾にして、自分は攻撃から逃れた。
津田「典型的な野郎だな。」
「こうでもしないと、無理だからな。」
左肩からナイフを出してくる。
津田「だったら、俺も。」
俺は、盾につけられたスタンスティックを取り出す。
津田「とりあえず、くたばれや!」
〜〜〜〜
杉山・平松side
杉山「おらぁ!!」
平松「くらえ!!」
「ぐぉ!!」
「ぐべらぁ!!」
杉山「全然減らねぇーな!」
平松「そうだな!だけどよ!俺たちがやらないといけないんだろうが!」
今日連れてきた警備部は、50人くらいだ。
2倍以上の相手をするのは、初めてだが、研修も兼ねて20人くらいは、何もわからない人がいるため実質3倍以上だな。
「うわぁ〜!」
「お、おい!あ、あぁ!!」
杉山「またやられたぞ!」
平松「そんなの構ってられるかよ!!くっそ!!」
徐々に追い詰められている。
杉山「変なロボットも出てきたみたいだし、八方塞がりか?!」
平松「今は、目の前のことに集中しろよ!!」
「ぎぁ!!」
「ぐふっ!」
「す、杉山さん!!」
杉山「どうした?!」
「な、なんか白いロボットが現れてだそうです!!」
平松「はぁ?!敵か?!」
「い、いえ!水色のロボットを倒したって、言ってました!それに小沼って名前も呼んで・・・」
杉山「おい、平松。」
平松「あぁ、あいつだな。」
杉山「おい!お前ら!!ここは、絶対に死守するぞ!!新人ども!!お前らも戦う準備はいいか?!」
「え、あ、マジですか?」
「む、無理ですよ!!」
平松「無理じゃねーんだよ!今、白いロボットが、俺たちのために現れたんだよ!そいつは、足が悪いのに乃木坂のために戦おうとしているんだよ!!」
「え?!」
「嘘だろ?!」
杉山「事実だ!!そんな奴に負けていいのか?!負けたくなかったら、戦え!!いいな!!今、戦えるやつは、前を見ろ!!行くぞ!!!」
「も、もうやるしかねぇーよ!」
「そうだ!俺たちも見てるだけじゃ、だめだ!!やるぞ!!」
「もうやけだ!やけ!!」
一気に士気が上がる。
津田、頼むぞ。
〜〜〜〜
ガキン!ガキン!
「ほらほら!どうした?!あ?!」
津田「くっそ!はぇ!!」
性能のせいか、スピードが違う。
俺は一撃も与えられず、ずっとガードしている。
傷は入っているが、致命傷ではない。
「ジワジワやっていくぜぇ!へっへっへ!」
津田「くっそ!この野郎!!」
スティックを振るうが、当たらない。
「いただき!」
津田「くっ!ん!」
なんとか足に力を入れて避ける。
「へぇ、バレバレだぞ?お前、傷を負っているな?」
津田「それがどうした?」
「ふ、無様だな。いい格好して出てきて何もできないなんてよ。」
津田「あ?」
「そうだもんな、星野だったけ?あのスキャンダルされた奴・・・どわぁ?!」
津田「おい、それだけにしとけよ。」
こいつの親玉が、たぶんわかった。
それよりこいつをぶっ殺す。
「ふ、いいじゃねぇーか!おら!」
津田「ぶっ殺す!」
「そんなこと言えるのか?!あぁ?!」
津田「くぅ!!」
ガツン!ゴキン!
やばい。このままだったら、アーマーごと切られる。
一か八かだ。
津田「ふん!!」
一旦後ろに飛ぶ。
「おいおい!懐がガラ空きだぞ!!」
津田「くらえ!!」
左前腕に取り付けていた盾を投げつける。
「ふん!」
津田「うらぁ!!」
スティックを突き刺す。
「見え見えだ!!」
左脇腹を突き刺そうとするが、
ガキン!
「はぁ?!」
津田「裏の裏までかきやがれ。」
スタンスティックは、もう1本ある。
盾を投げつけた後、左足の収納から取り出した。
バチバチ!
「ぬぁ!!」
電気が通り、火傷を負った。
津田「乃木坂をバカにしたことを悔やみやがれ!!」
バチバチ!バチバチ!
「うわぁ〜!!!」
スタンスティック2本同時に相手に当てた。
シュ〜!と音がなり、崩れ去った。
ここで、1発殴ろうとしたが、
北村『おい、やめとけ。』
津田「あ、はい。」
北村『それよりも、電波ジャック場所がわかったから、向かってくれ。』
津田「わかりました。」
〜〜〜〜
杉山side
「お、おい!あれが、やられたぞ!!」
「う、嘘だろ!!」
注ぎ込んだロボットがやられたことにより、半グレ軍団は、動揺している。
杉山「よっしゃ!お前ら!!1人残らず、ぶっ倒せ!!警察が来るまでな!」
「「「おぉ〜!!」」」
勢いそのままに、半グレ軍団を倒していく。
なんとかなったみたいだな。
〜〜〜〜
1時間後
大岩「まさか、久々に会うのにその姿とはな。」
津田「い、いや〜、あはは。」
警察が到着した時に、連れていかれそうになった。
頭部を取ると、すぐに大岩一課長が止めに入ってくれて、助かった。
大岩「けど、ご苦労だったな。」
津田「ありがとうございます。後、調べて欲しいことがあるんですけど。」
大岩「いいぞ。行ってみろ。」
津田「こいつらの親玉を調べ欲しいですね。」
大岩「わかった。じゃ、身体に気をつけてな。」
津田「はい。大岩一課長も。」
後は、警察に任せた。
津田「それより、疲れたわ。」

満腹定食 ( 2021/09/29(水) 09:29 )