新人警察官は駆け上がる





































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番外編 その2 パラレルワールド
筒井あやめの場合
筒井「ねぇ、どれがいいと思う?」
津田「そうだな〜。」
楽器屋に来ている。
筒井さんが、バンドメンバーに選ばれてそこからベースにハマったらしく、新しいやつが欲しいって言われて、来ている。
俺には、わからないがついてきて欲しいって、言われたでついてきた。
津田「筒井さんが、いいって思ったやつでいいだろ。俺は、音楽は全くわからんから、その人の感覚で行くしかないと思うけどな。」
筒井「じゃ、選んでいい?」
津田「いいぞ。俺からのなんだろうな。プレゼントだ。」
筒井「どれにしようかな〜。」
見たり、触ったりして感覚を確かめている。
音痴な俺は、絶対にできないことだな。
津田「どうだ?」
筒井「ん〜、この2本で迷ってる〜。」
津田「2本あっても、邪魔だろ?どっちかにしな?」
筒井「そうだよね〜。ん〜。」
弾いて、確かめる筒井さん。
見てて惚れてしまうわ。
筒井「ねぇ、津田さん。」
津田「ん?」
筒井「ちょっと乗ってみてよ。」
津田「・・・え?」
筒井「お願い。」
津田「無理無理!絶対無理!」
筒井「お願い〜。」
津田「うぅ・・・」
上目遣いで、お願いされる。
津田「歌うことは、できないがリズムに乗るわ。」
筒井「ありがとう〜。じゃ、1、2、3」
津田「ちょ、ちょっと?!」
筒井さんは、ベースを弾く。
ちょっと聞いて・・・
津田「楽器屋で無茶振り、音痴で歌えと言われて、恥ずかしいと思うが、これで許してくれよ。」
選択したのは、ラップ。
できてるかどうかは知らんが、リズムには乗ろう。
津田「筒井さんからのお願い、頼まれたからにはやるしかねぇーな。だけど、やるからには、下手なことはしたくない。中途半端!」
筒井さんは、ベースを弾き終える。
筒井「ありがとう〜。」
津田「めっちゃ、恥ずかしいわ。」
筒井「もう1本あるから、よろしくね。」
津田「マジか?!」
結局、もう1回やらされた。
俺と筒井さんは、決まったベースを買い終えて、平屋に帰った。
帰ってから、筒井さんはひどい目に遭うことになった。
え?縛って、ベットに固定してイジメ倒してやった。

満腹定食 ( 2021/09/24(金) 09:01 )