新人警察官は駆け上がる





































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第31章 バラエティーの波に揉まれよう
ちょっと重めに
春日「では、津田君のあるある、まだある人!!」
「「「はい!!」」」
春日「じゃ、キャプテン。」
久美「はい!津田さんは、美味しいご飯には、目がありません!」
若林「たとえば?」
久美「作ってくれるご飯が、めっちゃ美味しいんですよ!」
5、6人が頷いている。
春日「めちゃくちゃ頷いてるじゃん。」
若林「何が美味しいの?」
影山「津田さんが作ってくれるご飯は、全部美味しいです!」
若林「いやいや、影山。そう言うことじゃなくて・・・」
影山「あ、すいません。」
久美「でも、優佳の言う通りで全部美味しいですよ。」
春日「いや〜、そういうけどねぇ〜。」
若林「実際の写真を見せてくれるそうですね。」
津田「え?」
春日「見てみましょう。お?うまそうじゃないか。」
画面に映し出されたのは、去年の春先に出した料理だ。(第26章 訪れ)
若林「他には・・・お?パエリア?」
(第28章 どれもこれも積み重ね)
若林「え、普通にすごいね。全部作ったの?」
津田「はい。このパエリアは、何人かで手伝ってもらいましたけど、それ以外は自分で作りました。」
若林「え?すごくない?一個一個やっているの?」
加藤「だと、思うじゃないですか。流れ作業で全部まとめてやるんですよ。」
春日「そんなとことだったら、味付け薄かったりとかさ。」
美穂「全くないです!薄いとも濃いとも感じたことありません!」
若林「ん〜、事実っぽいな〜。ほかにある?」
久美「あと、津田さんにもつ鍋頼むとめちゃくちゃ切れられます。」
『それ、盛ってんで!』
春日「なんで、もつ鍋だけなんだよ!」
若林「それは、まじ?」
津田「・・・あはは〜。」
春日「ガチじゃん!え?手作り?」
津田「いえ、ふるさと納税でもらったやつなんですけど、高いんすよ。」
若林「どれくらい?」
津田「2万くらい・・・」
春日「それは高いね。」
若林「それ、お前だけだろ!って、言っても高いか。日向坂全員いいもの食べてるはずなのに。」
「「「いやいや〜」」」
津田「顔、笑ってる奴が多いから食べてますよ。俺のボーナスでの楽しみを奪い取るって酷いでしょ?」
若林「そうだね、ご褒美取られるのはちょっとな〜。」
久美「それもそうですけど、津田さんってそれに美味しいビールもつけてくれるから食べたくなるんですよ!!」
若林「そりゃ、食べたくなるか〜。」
春日「なるわけないだろ!!キャプテンも教えてもらってるいるなら自分で買うべきだよ!」
久美「けど、津田さんの家にビールサーバーあったんですよ。」
『それ、盛ってんで!』
春日「嘘でしょ?!」
津田「事実です・・・」
若林「え?お店に置いてあるやつ?」
津田「じゃないんですけど、えっと、あ、これです。」
画像が映し出される。
若林「あ、キリンさんがやってるやつじゃなくて?」
春日「黒っぽくて大きいね。」
津田「そうですね。頼めば、100種類くらいビールが飲めるんで借りてました。」
若林「あ、借りるのか。てっきり買ったかと思ってたわ。」
春日「ちなみだけど、どれくらい飲んだの?」
津田「えぇ〜、50はいきましたね。」
若林「めっちゃ飲んでるじゃん!」
津田「あはは・・・」
春日「今のところ酒好きな警察官にしか見えないな。」
うわー、印象が酒以外ない。
何か違うイメージにして欲しい。

満腹定食 ( 2021/08/15(日) 12:21 )