新人警察官は駆け上がる





































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第30章 酒しか勝たん!
伝説降臨
津田「さぶ〜。」
いつも通り、夜勤を終えて仮眠を取り終えている。
俺は、外にいる。
なぜか?
パチパチ!
津田「いや〜、こんな寒い時期に七輪焚いて、焼くスルメはうんまぁーんだよな。」
寒空の下で七輪でスルメを炙っている。
横には、キャンプ用のコンロで熱燗を作っている。
津田「くぅ〜!!うまい!!」
七輪の前で飲むって最高。
今飲んでいる酒は、八海山 特別本醸造。
しっかりとした米の旨みと香りが活きており、キレもある熱燗向きの日本酒。
醸造アルコールの香りと刺激も目立つので、58度程度の熱めの燗で飲むとより美味しく楽しめるらしい。
現にうまいし楽しいがな。
津田「いや〜、1人飲みってええわ〜。」
「何が?」
津田「え?1人飲みだわ。いや〜、1人って最高だわ。って、誰や?」
振り向くと3人立っていた。
津田「げぇ、御三家・・・」
橋本「何が、げぇよ。」
松村「渋いことしてるやん。私もちょうだい!」
白石「その前に寒いから部屋に入れてよ。」
津田「へいへい。じゃ、七輪消すから先に入ってください。」
橋本「了解。ほら、入ろ。」
松村「はぁ〜い!やっと来れたわ!」
白石「さぁ、何作ってもらうかな〜。」
さよなら、1人飲み。
〜〜〜〜
家に入って、3人の相手をする。
津田「で、何するんすか?」
松村「そりゃ、ここに来たらわかってるやん!!」
津田「ですよね。作りますよ。はぁ〜。ふんしょ。」
炊事場に向かう。
津田「はぁ〜、何作ろう・・・」
松村「あ!忘れてた!これも!!」
でかい何かを渡される。
津田「もしかして・・・」
松村「塊肉!!」
ですよね〜。
津田「うわ〜、何するか・・・あ。」
橋本「何を閃いたの?」
津田「え?何も。ふんじゃ、作るか。」
早速、塊肉に下味をつける。
ニンニクと塩胡椒を満遍なく塗り込む。
白石「手伝う?」
津田「お願いします。」
白石さんも炊事場に入る。
松村「あ!まいやんずるい!!」
津田「これ以上は、邪魔になるのでそこで見ててください。」
松村「ぶぅ〜!!」
橋本「やられた・・・」
白石さんと連携して飯を作る。
津田「すいません、これお願いします。」
白石「わかった。あ、調味料これだけ?」
津田「冷蔵庫にも入ってますよ。何入ります?」
白石「えっと・・・」
松村「待って、あれ夫婦?」
橋本「見てて思った。連携がすごい。」
〜〜〜〜
津田「はい、完成。」
松村「美味しそう!!」
橋本「沙友理、よだれ。」
松村「あっ・・・」
津田「きたねぇ。」
松村「ちょっと!!」
白石「あはは〜!!」
ローストビーフ、アボカド明太ディップ、メキシカン枝豆、千切りキャベツのツナポン酢マヨ、きゅうりとホタテのラー油和え。
津田「酒は、これでいいっすよね?」
俺が出したのは、赤ワイン。
シャトー・メルシャン 山梨マスカット・ベーリーAだ。
1877年に誕生した、日本最古の民間ワイン会社が前身の大手ワイナリー「シャトー・メルシャン」で、山梨県産の日本の固有品種マスカット・ベーリーAから造られる高品質の赤ワイン。鮮やかなルビー色で、渋味を感じることがなく、熟成された酸味とやわらかな甘味を感じるバランスのよさが印象的だ。
松村「飲む!!」
白石「津田君、センスいい!!」
橋本「ほら、入れてよ。」
津田「はいはい。」
ワイングラスを出して、ワインを入れる。
松村「いただきまーす!ん〜!美味しい!」
白石「赤ワインなのに渋みがない!」
橋本「へぇ〜、やるじゃない。」
津田「始めて買ったんすけどね。」
ん〜、うまい。
ローストビーフにもあっていい感じだ。
松村「いただき!!」
白石「あ!さゆりん!」
橋本「残しときなさいよ!!」
ローストビーフの取り合いで、暴れている。
まぁ、黙って見ておこう。
〜〜〜〜
皿も洗い終わって、炊事場で晩酌をしている。
3人が、ソファーで楽しく談笑しているからだ。
パイプ椅子に座り、おかきをあてにしながら、子宝のヨーグルト酒を飲んでいる。
ちなみに、3人は先に風呂に入っている。
津田「うめぇ〜。」
橋本「早く風呂に入りなさいよ。」
津田「あ?」
炊事場に橋本さんが来る。
津田「なんでっすか?」
橋本「何って?一緒に寝るからよ。」
津田「いや、1人で寝させろ。俺は、まだ晩酌してるからな?」
橋本「いいから早く入りなさいよ。」
津田「絶対にやだ。」
橋本「へぇ〜、十四代の件忘れてないわよな?」
津田「うげぇ・・・」
生駒さんの件で十四代3本リクエストされていたが、2本が限界だった。
めちゃくちゃ土下座して、2本で許してもらったが、後で埋め合わせしろと言われている。
津田「まじかよ〜。はぁ〜。」
白石「え?何?どうしたの?」
松村「ななみん、津田君と寝るんやったら私たち・・・」
橋本「なに?」
松村「ひぃ!い、いえ!何も!」
橋本さんに睨まれて、怯む松村さん。
俺は、顔は見れてないが白石さんもちょっとびびっているため相当な顔をしていると思っていいかも。
橋本「ほら、早く。」
津田「う、うっす!」
俺は、すぐさま風呂に入る。
橋本「じゃ、私は寝る用意するね。おやすみ〜。」
橋本さんは、俺の部屋に行く。
白石「な、ななみん・・・」
松村「ほんまに津田君のこと好きやねんな。」
白石「次は、ななみんなしで来ようね。」
松村「せやな。ほんまにやばいわ。」
まぁ、しっかり絞り撮られました。
6回やって、カラカラにされました。
死ぬかと思った。

■筆者メッセージ
次は、リクエスト書いていきます。
満腹定食 ( 2021/08/10(火) 22:24 )