新人警察官は駆け上がる





































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第27章 炸裂!文春砲!!
とうとう来た
3月中旬
Prrr
川辺「はい、太陽町・・・あ、はい。お世話になっています。はい、はい、はい?えぇ、今いますよ。津田君。」
津田「はい。」
川辺「署長さんからお電話ですよ。」
津田「え?」
川辺「とにかく、出てください。」
津田「わかりました。変わりました、津田です。」
十津川『津田、明後日署長室にこい。』
津田「え?マジですか?」
十津川『あぁ、必ずだぞ?』
津田「あ、はい。」
杉山「どうした?」
津田「いや、何も。」
杉山「???」
ーーーー
署長室
十津川「津田、これを見てくれ。」
津田「え?これって・・・」
週刊文春、芸能人のスキャンダルが特集されている雑誌だ。
その見出しに
[相手は、警察官?!坂道グループと癒着の可能性??!]
と書かれていた。
津田「ここに来てですか?」
十津川「あぁ、坂道の子たちもそうかもしれないがほとんどお前に関することばかりだ。」
文春を開く。
見てみると全部俺に関する記事ばかりだ。
津田「うわ、ほぼ事実やん。」
十津川「そうだ。それに最近のこともそうだが、お前の警察学校のことも書かれているぞ。」
よく見ていると、十津川さんが言った通りに警察学校時代のことも書かれてあった。
津田「うわ〜、自分が悪いんですが、こんなこと書かれるんすね。」
十津川「聞いてはいたが、これは本当か?」
津田「事実ですね。」
十津川「理由は?」
津田「教官が気に入らなかったからですよ。それ以外ないです。」
十津川「本当か?」
津田「はい。」
十津川「わかった。とにかく、今住んでいるところも特定される可能性があるからどこか探しておけ。」
津田「えぇ〜、まぁ、なんとかします。」
十津川「そうしてくれ。私は取材が来れば、全部引き受けるつもりだ。」
津田「すいません。ありがとうございます。」
十津川「気にするんじゃない。」
津田「いや・・・自分はいいですが、坂道全員に迷惑かかるのは・・・」
十津川「そこは、自分から連絡を取りなさい。」
津田「はい・・・」
大変なことになりそう・・・
その前に住むところどうするか。

満腹定食 ( 2021/07/23(金) 15:52 )