新人警察官は駆け上がる





































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第24章 周りを見ろ
小悪魔?天使?
夜勤を終えてソファーで寝ようと思う。
言ってしまえば楽になるが、俺が救われるわけではない。だが、靭帯が切れたら、迷惑をかけるのも自分。
どうすることもできないのだ。
意識がはっきりしてくる。
なぜが右側が重い。
目を開けると山下さんがいた。
今起きたかのように目を開ける。
津田「何してるんすか?」
山下「横が空いていたからね。」
津田「今日は1人ですか?」
山下「与田が来るよ。でも遅い時間帯だね。」
津田「いつまで横にいるつもりですか?」
山下「え?ずっと。」
飯にしてはまだ早い時間帯。
それに与田さんが遅くくるなら酒が飲めない。
津田「洗濯するんで避けてください。」
山下「やだ。横にいてよ。」
津田「そんな我儘でしたっけ?」
山下「悪い?」
津田「別にいいけど、避けてください。」
山下「もしかして、前の事覚えてないの?」
津田「前・・・あ。」
山下「忘れてたのね。あと、何かあったの?」
津田「何にもありません。なんで?」
山下「顔が暗いよ。北村さんが怪我した時よりは、明るいけど。」
津田「俺にだって、悩みの1つや2つありますよ。」
山下「なんで言わないの?」
津田「誰かに言って解決するものじゃないから。それだけだ。」
山下「そんな悲しい人間だったの?」
津田「そうで・・・ん?!」
はい、いつも通りにキスをされます。
津田「何してるんすか。」
山下「乃木坂や私が、そんな姿の津田君を見過ごせないよ。」
津田「それで、なんでキスなんすか?」
山下「ん〜。驚いて、今抱えている問題を話してくれると思ったけど?」
津田「それは、ないですね。あと、山下さん。」
山下「何?」
津田「さりげなく俺のモノを撫でるのはやめてください。」
山下「ムラムラして来た?」
津田「マジでやるんすか?」
山下「与田から連絡来るまで。だから早く。」
津田「はぁ〜、携帯だけ持って来てください。」
山下「わかった。」
山下さんの要望通りにヤった。
まぁ、ヤりすぎて与田さんの連絡に気づかないでバレそうになったのは、言うまででもない。

満腹定食 ( 2021/07/12(月) 16:42 )