新人警察官は駆け上がる





































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第17章 それでも酒を飲む
もつ鍋再び
またさとふるでもつ鍋の素を買った。
なぜ?
この2人が食いたいって言ってきたからだ。
関「津田さん、ありがとう。俺、お礼やけん受け取って。」
もらったのは、あまおうバター。
それも5つ。
津田「うわ〜、何に使うか悩む〜。」
関「それでデザート作ってくれてもいいけんよ?」
津田「食いたいから買ってきてだんだな?」
関「期待してるけん。」
森田「私からはこれね。」
森田さんからもらったのは、フルーツ大福。
早川と賀喜さんに一度もらったことがある。めちゃくちゃうまいやつ。
津田「マジか。いただきまーす。」
森田「よかった。お酒飲みたいです。」
津田「ちょっと待ってな。関さんは?」
関「甘いのお願い。」
津田「あいよ〜。」
今回紹介するのは、子宝のラフランス。
あ、会社名は楯の川酒造だ。
俺を炭酸水で割る。
津田「はい、どうぞ。」
関「え?ジュース?」
森田「いただきまーす!うん!甘い!」
関「ん?あ、お酒やん。」
津田「もつ鍋もそろそろできるからこれでもつまんでな。」
おつまみは、フライドポテト。
コンソメとパセリを振りかけている。
森田「美味しい〜!」
関「マックのポテトより美味しい!」
津田「あとは、ニラ入れて煮立てて。あと少しでできるで〜。」
森田「その前にお酒!」
関「私も〜。」
津田「はいはい。酒入れたら鍋持っていくわ。」
関・森田「は〜い!」
甘い酒を飲み、鍋をつつく。
森田さんは、相変わらず食べる速度が遅く、関さんの3分の1しか食べてない。
けど、小動物みたいでかわいい。
関さんは、うん。
食べ方を見ていると、中高の合宿を思い出す。
それくらいの食いっぷり。
けど、これがなんだか楽しいんだよな。

満腹定食 ( 2021/06/23(水) 21:17 )