俺の実家だよな?
夜勤を終えてすぐに実家に帰った。
実家の最寄り駅に着き、おとんの迎えを待つ。
俺の実家は、程よい田舎だ。
緑もそんなに多くないが、住宅もそんなに多くない。
父「お〜い、雄介〜。」
津田「へぇ〜い。」
おとんの車に乗る。
〜〜〜〜
実家に帰り、玄関に入る。
津田「ん?」
靴が4足並べられている。
しかも女性物。
津田「まさか。」
靴を脱ぎ、玄関に入ってすぐの和室の扉を開ける。
飛鳥「やっほ〜。」
大園「お邪魔してま〜す。」
山下「お帰りなさい!」
与田「お久しぶり!」
飛鳥さんと選抜常連の3期生がいる。
テレビを見て、俺の実家に馴染んでいる。
津田「なんでいるんだよ!!」
飛鳥「あ、これ。」
封筒を渡される。
少し分厚めだ。
中身を見ると札束と紙が入っていた。
紙を見る。
[今回もよろしくね。ご両親には、電話をして了承を得ています。後、何人か来ますのでお世話もよろしく。橋本より]
津田「早川だな・・・」
飛鳥「て、ことでよろしくね〜。」
津田「その前に、いつ来たんすか?」
大園「昨日からだよ〜。」
与田「明日の夕方には、帰る予定だよ。」
山下「それよりいいところだね。」
津田「まぁ、そうですね。」
父「雄介、今日の晩飯作ってくれ。」
津田「はいはい。おかんは?」
父「高校の同窓会らしいわ。」
津田「んじゃ、冷蔵庫っと。」
冷蔵庫を見るが、あんまり食材が置いてない。
津田「買いに行ってくるわ。鍵くれ。」
父「はいよ。」
津田「誰か来る?」
与田「私行きたい!」
大園「桃子も行きたい!」
津田「留守番頼んだわ。」
父「任しとけ。」
津田「ふんじゃ、行くか。」
〜〜〜〜
早川side
早川「なんで、お仕事なんよ・・・」
賀喜「仕方ないよ。頑張ろ?」
早川「むぅ〜。」
「早川さ〜ん、スタンバイお願いします。」
早川「はぁ〜い。」
田村「元気ないじゃん。聖来どうしたの?」
賀喜「津田さんの実家に行けなくて、拗ねているの。」
田村「あぁ〜、そりゃ仕方ないね。そういえば誰か行っているの?」
賀喜「確か・・・えぇ〜と、飛鳥さんと桃子さんと与田さんと山下さんだね。」
田村「メンツが強い!」
賀喜「よく休み取れたねって感じだよね〜。まぁ、その後のお仕事大変そうだけど。」
田村「言えてる。めちゃくちゃ詰められてそう。」
〜〜〜〜
「「「くっしゅん!」」」
津田「ん?風邪か?」
飛鳥「違うと思う?」
津田「まぁ、食べてください。こっちが辛口で、こっちが普通です。」
作った料理は、麻婆豆腐。
俺と山下さん用に辛口。
飛鳥さん、大園さん、与田さんようにピリ辛。
おとんは両方食う予定だ。
あとは、塩昆布きゅうりと塩茹でとうもろこし。
酒は、貰い物のゆず焼酎。
おとんは、アサヒのビールだ。
津田「ふんじゃ、いただきます。」
「「「いただきま〜す!!」」」
明日の晩飯は何作ろう。