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「遂に来ちゃったよ…」
遂にこの日が来た。鷹斗は朝早くから家を出て会場にやって来た。当然未だイベントは始まってないが、チラホライベントに来た人なのか?会場近くにいた。
(そりゃいるよな、だってあの杉原杏璃に会えるんだもんな。超有名なグラビアアイドルだし、あの巨乳を見れるんだし…あかん妄想だけが膨らむ。)
既に鷹斗は心臓がバクバクだった。大好きな杉原杏璃に生で会える、夢の様な話だ。
「えー、間も無くイベント始まります。お越しの方、御集りください。」
司会の人の合図で会場に人が集まりだした。
(凄い人。ん?整理券と何だ…この番号なんだろ…)
鷹斗は司会者より番号が書かれた紙を渡された。だが、一体何なのかよく分からなかった。そして…
「只今より、イベントを始めます。それでは、Gカップグラビアアイドル…杉原杏璃さんの登場です!」
いよいよ杉原杏璃が登場する。鷹斗は大丈夫だろうか?