第3章
07
「あ〜あったまるな。」
「ほんとだね、あ〜癒される。」

優希と美桜は一緒に湯船に浸かってた。だが、疲れがないわけではないので、つい優希はウトウトし始めた。

「優ちゃん、寝ちゃだめだよ。」
「そうは言ってもなぁ…眠いからなマジで…」
「確かにあったかいからね。優ちゃん、肩にもたれる?」
「え…そんなの美桜に申し訳ないって。」
「いいよ、たまにはいいでしょ?」
「じゃ、美桜の言葉に甘えよかな。」

そう言うと、優希は美桜の肩にもたれ、目を瞑った。

(優ちゃん寝ちゃった。私が、今日無理に朝起こしちゃったからね…でも、ほんと優ちゃん優しいな。こんな幸せなクリスマス初めてだもん。)
「んん…」
「優ちゃん、あまり下行くと溺れちゃうよ?」
「んん?ほんとだな。さあて、美桜洗おか?」
「優ちゃんもういいの?」
「ああ。」

2人とも湯船から上がると優希は、美桜を洗うために後ろに回った。今までは自分が洗われることが多かった。

「優ちゃんに洗ってもらえるの、初めてかも。」
「俺もいつ以来かな…美音が小学3年か4年までやったかな…」
「優ちゃん優しく洗ってくれそう。」
「そうか?こんな風に?」
「うん。」

女性の体を洗うのはほんと久々だった。美音には洗われたことはなく、洗ってあげたほうだった。それが、何年かして最近は美桜に洗ってもらってた。だから、美桜の体を洗うのは今日・クリスマスが初めてに近いのだ。

「美桜、前洗うか?」
「う〜ん…うん。お願いします。」
「じゃあ前向いて。」

言われた通り、美桜は前を向いた。優希はまた洗い出す。美桜は下を見る、優希の一物は美桜の裸を見てか、固くなっていた。優希が洗っているのを他所に、美桜は優希を握り出した。

「ちょっと美桜、真剣に洗ってんだから。」
「えー…だって優ちゃんの見てたら、じゃあ…私の体洗い終わるまで扱いてあげようか?」
「はぁ…てか、もう洗い終わったし…」
「えー…優ちゃんつまんない…」
「『つまんない…』じゃないよ。さ、流し終わったし…湯船に…」
「………」
「な…なんだよ。」
「さっき言ってたよね?」
「ここでか?はぁ…いいよ、まぁ実際3戦目だけどな。」
「今日だけで記録更新しちゃう?」
「くだらんし、体が持たん。」

と言いながらも、2人はキスをすると優希は、美桜を襲った。

夜明け前 ( 2017/11/08(水) 17:25 )