07
「優ちゃん…いい?」
美桜はドアを開けた。だが、身は入れていない。そんなに恥ずかしいのか?
「入って来いよ。誰もいないんだし…」
「うう…」
モジモジしながら入って来た。やはり可愛いが、優希は意外な彼女の姿に笑ってしまった。
(意外すぎて驚いた。うん、美久ちゃんから貰って正解だったな。)
「優ちゃん恥ずかしいよ…」
「可愛いよ美桜。」
「うう…」
「なんかそれ着て言う台詞とかないの?」
「え…何優ちゃん…」
「なんかないの?」
(優ちゃんって…こういうの好き?)
「わかった…お兄ちゃん、いつまでも私のこと好きでいてね。」
「う…」
(やっぱ可愛い。なんか、奈子ちゃんと美久ちゃんの言って欲しかった意味がわかった。やばい…)
「優ちゃんこんなんでいい?」
「うん。美桜すごく可愛い。」
「恥ずかしい…」
「あかん…美桜。」
「え…んん…」
何かの歯車が狂ってしまったのか、優希は抑えきれなくなってしまった。
「んん…優ちゃんびっくりした…」
「ごめんごめん、つい可愛過ぎて。」
「優ちゃんこういうの好き?」
「なんかわかった気がする、こんなのが好きって人の気持ちが。」
「んふふ…じゃあ、今日は兄妹プレイでしちゃう?」
「なんだよ兄妹プレイって…」
「優ちゃん経験済みでしょ?」
「あのなぁ…ほんとはあかんのだからな?」
「わかってるよ。でも、私は優ちゃんの彼女だから、別にいいでしょ?」
「はぁ…いいや、美桜が一番可愛いからな。」
「優ちゃん…いや、優希お兄ちゃん。」
「やべ…」
こうして兄妹プレイが始まった。しかし、あれほど得意じゃないと言った優希だが、多分ほんとはロリコンなのかもしれない…