美しい桜と音-2学期編-










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第8章
07
「ふふ…優希君来たね。早速補習するわよ?」
(補習という名のsexね。場所はやっぱここなんだ…)

優希がやって来たのは視聴覚室、既に珠理奈先生は待っていた。何故視聴覚室なのかというと…

(防音対策してあるからなんだろ?俺も初耳だったんだけどさ…だからか、指原先生とも…やっと理由わかった。)

思い返せば1学期…まだ今みたいに恋愛解禁ではない時、優希は疑わしい行動を目撃され、口止めとして担任の指原先生と一線を交わした。あの時は何故視聴覚室なのかと思ったが、指原先生はそれを知っていた。

(確かに静かだもんな。こういうことをするには視聴覚はいいのかもな。てか…普通は学校ではだめだけどね。もう俺何度かしてるから今更感はあるけど…)

既に優希は視聴覚以外に図書室・保健室で一線を越えている。それも相手は山本先生と上西先生だ。

(なんか俺…いろんな罪持ってる気がする。今から珠理奈先生とだろ?俺この先他の先生とも一線越えるんか?)

不安が頭をよぎるが、今更そんなこと考えたって無駄だ。

「さあて優希君、みんなに内緒にしてたよね?」
「勿論ですけど…先生?」
「何?」
「視聴覚って確か防音対策してあるって聞いたんですけど、俺が言うのもなんですが、学校でしなくても…」
「そうね。でも、私は優希君がこの先困らないようにって思ったの。彼女さんは別として他の人らと一線越えたんでしょ?」
「まあ確かに…」
「今更戻ることは出来ないけど、万が一誘われた場合よ?」
「それは…そうですね。責任取れないですもんね…」
「でしょ?だったら、知っておかないとだめでしょ?」
(まあそれはそうだけど…仕方ないか。)
「先生…俺が言うのもなんですが、手短で。」
「あら…そんな長続きしないの?」
「別にそういう意味で言ったんじゃなくて、さっさとしましょって…」
「そうね。じゃ早速…」

先生はスーツを脱いだ。そこまで極端にデカイとかはないが、スタイルは抜群だ。

(陸上部の顧問してるだけあるよな。)
「何見惚れてるの?優希君も脱ぐ脱ぐ。」
「あ…はい。」

優希もある程度は脱いだ。

「ふふ…部活やってないのにいい体してるね。ひょっとしてエッチして体つきがよくなったのかな?」
「違いますよ。」
「あら…どこからそんな自信が?」
「自信は…」
(ない。)

真っ向否定したが、問い詰められると自信がなくなってしまった。

「じゃあ先ずは優希君のを頂いちゃおかな…」
「お…俺のから…」

答えを待たずに先生は咥えた。ネットリした口が優希の一物を包んだ。

(経験豊富な咥え方…気持ちいい…)

恥ずかしくて言えないが、心の中では思わず本音が出てしまった。

「すごいね優希君、立派なもの持ってるじゃん…」
「そ…そんなことは…」
「強がらなくてもいいのよ。私のも見たい?」
「え…それはまあ…」
「んふふ…いやらしい。」

そう言うと下着を取り、パンツだけの姿になった。

(やっぱ綺麗な体だよな…)
「触りたい?」
「え…まあ…」
「いいわよ。」

本題までにはもう少し時間がかかりそうだ。

夜明け前 ( 2017/08/17(木) 06:17 )