第5章
優希はいちゃいちゃ、悠太ははちゃめちゃ?
風呂に一緒に入ってる優希と美桜、先に湯船に浸かってた美桜は体を洗い、優希は湯船に浸かった。

「ああ…いい湯だ。」
「優ちゃんおっさんみたいだよ。」
「そうか?俺もその内おっさんになるし、美桜だっておばさんになるんだからな。」
「優ちゃん酷〜い…」
「いや他人から見たらな?」
「それでも酷〜い…」
「悪かったな。」
「いいよ。」
「早いな許すの。」
「えへへ。」

優希と付き合ってからか、美桜は上機嫌だった。こんなにテンション高いんだと優希は思った。見た目で勝手に判断してはいけないとはこのことだ。

「じゃ、次は優ちゃんの番ね。私が洗ってあげる〜。」
「いいよ自分で洗うから…」
「だーめ、今日1日優ちゃん疲れてるから絶対、これくらい私がしてあげるから。」
「わかった。」

今度はすぐ受け入れた優希、言われた通り美桜に洗ってもらった。

「優ちゃんの体見るのあの時以来だなぁ…」
「そうだな、まさか入って来るとは思わなかったけどな。」
「私だってびっくりしたんだから…優ちゃんのことだから男湯入ってると思ったもん。そしたらまさかまさかの混浴だったから…」
「まぁ仕方ないといえば仕方ないか…」
「そう言ってしまえばね…じゃ、優ちゃん前向いて。」
「向かなきゃだめ?」
「うん。」
「あまり見るなよ?」

優希は正面を向き、できるだけ美桜を見ないようにした。美桜は一生懸命に優希の体を洗っている。

「ここも洗わないとね。」
「そこは…ちょ美桜…くすぐったいって…」

優希のものを洗っている美桜、全く気にしてないが優希はくすぐったくて仕方なかった。

「あれ優ちゃん?なんか固くなってきたけど?」
「わざとだろ?」
「優ちゃんはいやらしいなぁ…洗ってるだけなのにこんなに興奮しちゃって…」
「美桜…お前…」
「んふふ…優ちゃん怒らないで、私と…する?」
「ハナからそのつもりだったんだろ?」
「うん。」
「正直じゃねえな。」
「恥ずかしいじゃん…」
「ま…いっか。」
「優ちゃん…前みたいに優しくしてね?」
「当たり前だろ。」

優希と美桜は唇を合わせた。その頃…

「なぁ麻友…何でだよ、俺が何かしたか?」
「うるさい!悠太ほんとに最低!」
「俺は別に何も…」
「もういい…悠太、あなたとはこれまで、別れましょ?」
「ちょっと待てよ、一方的だろ…」
「あんたが反省しないからでしょ?」
「反省って…何を…」
「あんたの顔なんかもう見たくない…さよなら。」
「ちょ麻友…待てよ。」
「来ないで!」

麻友と悠太に一体何が?

(なんかしたかよ麻友に…)

■筆者メッセージ
悠太は麻友に一体何をしてしまったのでしょうか?詳しいことは次章で。また、尚の章も考えておりますので、お楽しみに!
夜明け前 ( 2017/10/23(月) 18:49 )