04
「ふぅ…さっぱりした。」
シャワーを浴び終え、真人は服を着る。
(そういや美音どうしたのかな?静かすぎて…まさか寝た?)
「みーおん…いるか?」
返事がない。帰ったのか?真人は風呂場から出る。明かりはついていた。と、下を見ると美音がいた。いや…机に突っ伏していた。
「疲れて寝たかな…」
なんて笑いながら美音に近寄る…
「ん?何だこれ?すごい酒臭い…まさか…」
真人は机に置いてあるものを見る。
「ほとんど無い…みーおん飲んじゃったのか?」
そう…美音が先程『変な匂いがする。』と言ったのはお酒だった。ラベルが貼ってなかったのでジュースと間違えたんだろう…
(まずいな…美音ってまだ未成年だよなぁ…ヤベェ…)
せっかくさっぱりしたのに、また汗が出始めた。真人は美音を起こす。
「美音…大丈夫か?」
なかなか起きない…どうしようかと思ったとき…
「ん〜…真人しゃん…おはよう…ございます…」
「み…美音…これ飲んだのか?」
「はい…飲みましたよ…」
すぐ認めたのでよかった。が、かなり酔っている…
「美音…これな…酒なんだよ…まだ未成年なのに悪…」
謝罪しようと思ったら美音が突然キスした。それもディープの…美音の吐く息からは酒の匂いが半端ない…
「ぷはぁ…私のファーストキス…あげちゃった…へへ…」
「そう簡単に言ってるけどなぁ…」
「真人さんって…私みたいな人…好きですか?」
「何だ急に…」
「私は真人さん好きですよ…」
美音はまた深いキスをする…恐らく意識はないだろう…
「ぷはぁ…真人さん…好き…」
「……………」
シャワーを浴びてた隙にまさかこんなことになるとは…
「真人さん…どうしたんですか?後悔してます?大丈夫ですよ…このまま…やりましょうよ…」
そう言うと自ら服を脱ぎだした。それほど身長は大きくないが、女らしい体に思わず下が反応する…
(落ち着け…相手はまだ未成年…これ以上は…でも…なんだこれは…すごくエロい…我慢出来ねぇ…)
理性崩壊…真人は脱ぎかけてる美音に抱きつくと、今度は自分から深いキスをした。
「んん〜…真人さん…どうしたんですか?」
「美音…許してくれ…」
一言謝罪すると、ふくよかな胸を揉み始めた。
「んん…ああん…真人…さん…」
酒を飲んでるせいか、感じ方がすごくエロい…さらに真人の興奮が高まる…悪いことなのにもう止められない…
「美音…俺も好きだ…」
「真人さん…んん…」
いつになく興奮する…真人は美音の下を愛撫する…かなり濡れている…
「ああん…真人さん…すごくいい…」
「美音のここ…大洪水だ…」
「真人さんが…悪いんですよ…」
「美音がエロいから仕方ねぇだろ…」
「ああん…」
自分は酔ってもないのになぜか気分いい…もう後戻りはできない…
「美音…俺のしてくれるか?」
真人は服を脱ぐ。一物は異常に反り立っている。
「おち○ち○カチコチ…私の裸見て勃っちゃったんだ…真人さんもだめな人間だね…」
「美音がだめなんだぞ?」
「子供のせいにするんだ…」
「あのなぁ…」
「子供にこんなことさせちゃなんて…」
「美音…醒めたのか?」
「えっ…何が?」
どうやら気づかなかったみたいだが、酔いが醒めたようだ。
「醒めたのか…醒めた…あ…」
真人は慌てて服を着る。状況を理解する…
「美音…すまん…」
「……………」
「あのな…悪い…お前が酔ってるからって…手出してしまって…悪い…」
酔ってることを利用して犯そうとした…大人として問題だ。
(最低な人間だ…俺は…)
「んふふ…」
「ん?」
「あはは…どうしたの真人さん…突然謝って…」
「えっ…だって俺は…お前を…」
「実はね私…飲んでないんだ…」
「は?待て…飲んでないって…でも見ろよ?ほぼ空じゃん…」
「あのね…飲もうとしたけど、あまりにきつすぎて止めたの。でも開けちゃったしどうしようかなって思って、それでたまたま空のペットボトルがあったから、詰め替えようとしたんだけど…零しちゃって…」
「そういうことか…だからここらだけすごい酒臭いんだ…」
「うん。零しちゃったから謝ろうとしたんだけど…眠くなっちゃって…」
「酒飲んで眠くなったんじゃねぇんだ…」
「うん。」
真人は美音が酒を飲んだと思ったが、一口も飲んでないと聞くとホッとした。
「びっくりした?」
「ああ…飲んだら責任問わないとなって…」
「私の演技すごいでしょ?」
「演技…そっか美音は…」
美音は子役経験がある…真人も噂で聞いていたが、すっかり忘れていた。美音の演技にまるまる騙されたのだ…そう思うと自分が余計情けなく思う…
「美音ごめん…演技だと知らなかったし、犯そうとして…」
「大丈夫ですよ真人さん…」
「悪りぃな…」
「真人さんって優しいんですね…」
「当たり前だろ?」
「それより真人さん…」
「ん?」
「私…さっきのせいですごく変な気分なんですけど…」
「だからすまん…」
「いやそうじゃなくて…」
「ん?」
「あの…続きします?」
「えっ…」
美音からのお誘い…断ろうとしたが…
「真人さんのおち○ち○見たら…」
「う…」
断る雰囲気ではなかった。