第4章
05
「私もいいかな?」
「へっ!?」

意外な言葉に真人は驚いた。高橋のことだから真人は何されるのかビクビクしていたが、想像もしなかった言葉に真人は目を丸くした。

「た…高橋さん?今何て…」
「だ…だから私も…その…真人さんと…エッチしたいなって…」
「高橋さん?あの…ここに呼んだのは俺を叱りに…」
「違うよ…秋元先生に聞いてたから…」

真人は納得した。秋元先生が言ってたらいいかと…

(ちょっと待て、よくないよくない。たかみなだろ?対象外というわけじゃないけど…まさか自分からしたいと言うとは…)
「真人さん…だめですか?」
「自分から汚れるようなこと言いましたけど、いいんですか?」
「はい…真人さん…」

真人は高橋の肩を掴むと、キスをした。

「ん…んん…」
「はあ…目閉じるんですね…」
「恥ずかしいから…」
「服脱いでください…」
「あの…みなみって呼んでください…」
「とんでもない、たかみなって呼びますよ…」
「みなみでいいんです…」
「えっ…」

今の高橋は女の子だ。テレビで見るのとは雰囲気が違う、やはりこういうのはみんな感じが違うのか?

「あの…私さや姉とか…みたいにないですけど…」

そう言いながら高橋は脱いだ。確かに今までふくよかなものを見てきただけに、高橋のは寂しかった。

「ひきました?」
「ほんとにないんだなって…」
「ごめんなさい…」
「謝ることないよ…ないもんなないから仕方ないよ…」
「……………」

真人は傷つけないように言ったつもりだが、高橋はますます落ち込む…

「あ…あのみなみ…ごめん…」
「いいですよ…仕方ないですもんね…」
「あのさ…触ろっか?」
「でも…」
「全然ないってことじゃないからさ…」
「それは確かに…」
「だからさ…」
「ちょ…真人…さん…」

真人は撫でるように触った。高橋はくすぐったいのか腰をくねらせる。

「ちょっと…」
「乳首は勃つんだね…」
「や…やめ…」
「舐めちゃお…」
「ああ…んん…」

普段全くこんなことしないために高橋は感じまくっていた…

(すごい…真人さんに…舐められちゃってる…気持ちいい…さや姉とかこんなことしてたんだ…)
「ああ…気持ち…いい…」
「んふふ…」

真人は上を攻めながら下も攻めていく…

「ああ…真人…さん…」
「可愛いなみなみ…」
「はう…からかわないでください…」
「こんなに濡らして…そんなによかったか?」
「う…うん…」
「正直だな…俺も脱ぐかな…」
「えっ…」

真人は服を脱ぐ。真人の一物はビンビンになっている。当然高橋は初めて見る…

(真人さんの…初めて見る…)
「興味あるか?」
「えっ…ちょっと…」
「ならほら…」
「えっ…すごい…」

真人はパンツを脱ぎ、高橋に見せた。高橋は一瞬目を覆うとしたが、興味の方が上だったので、隠さなかった。

「みなみが初めてだな…」
「えっ…」
「隠さなかったの…」
「えっ…いや恥ずかしいけど…すごいから…」
「はは…触るか?」
「えっ…いいんですか?」
「好きにしな…」

高橋は恐る恐る触った。

(あ…すごい…ビクビクしてる…真人さんの…これが私の中に入るんだ…)
「どうしたみなみ?」
「えっ…ああ…別に…」
「扱いてみるか?」
「えっ…し…扱く?」
「こう…」
「こうですか?」
「そう…それとな舐めてみるか?」
「な…舐める…」
「出来るか?」
「はい…」

高橋は言われた通りのことをする…初めてだからどこかぎこちない…しかし丁寧にまたゆっくりなため、興奮しまくりだ…

「みなみ…いいぞ…」
「気持ちいいですか?」
「ああ…みなみが優しくしてくれるからな…」
「照れます…」
「顔真っ赤だな…」

高橋の顔は林檎みたいに真っ赤だ。今にも顔から火が出そうだ。

「なんかさっきよりビクビクしてますけど…」
「ああ…やばいかもな…」
「や…やばい?」
「逝きそう…」
「えっ…ちょ…い…」
「ああ…」

高橋があたふたしていたときに真人は我慢出来ずに出した。高橋の火照った顔に精子がベタベダ飛んだ。

「ああ…みなみ?」
「えっ…これって…」
「ごめん…我慢出来んかった…」
「真人さんの精子…」
「ちょっと待てよ…」
「あったかい…」
「ふぇっ!?」
「我慢出来なかったんですね…」
「あ…ああ…」
「すごいなぁ…」

高橋はすごく感心していた。

(な…なんか申し訳ないなこれ…)

夜明け前 ( 2016/01/31(日) 08:09 )