第4章
02
「着いたー!」

真人にとって初東京…大阪とは繁盛の度合いが違う…

(東京すごいな…ずっと大阪にいたから…はあ…)
「真人さん行きましょうよ?」
「あ…ああ…」

彩に引っ張られ向かったのはスタジオ、そこには秋元先生がわざわざ出迎えてくれた。

「真人君昨日振りだね…」
「ええ…」
「仲睦まじいな…」
「とんでもない。」
「聞けば初東京みたいだね…」
「恥ずかしい限りです…」
「ははは…まあまあこれからしばらく東京だからな、まあ頑張ってな。あっちの方も…」
「ちょっと秋元先生…」
「ははは…じゃあな。」

秋元先生は去って行った。

「冗談きついですね…」
「まああれが秋元先生らしいけどさ…」
「真人さん誰とすんのかなぁ…」
「何でそれ前提なんだよ?」
「だって真人さん=エッチっていうことになっちゃってますから…」
「変な公式作るなよな…」
「私は真人さんの味方ですよ?」
「女はわかんねえから用心しとこ…」
「私は大丈夫ですって…」
「どうだかね…」
「それより中入りましょ?」

真人と彩は中に入って行った。

夜明け前 ( 2016/01/29(金) 14:12 )