第4章【CL編】
47話
後半も動きが無くいや、アザールのキープ力に前半よりボールを持たれ翔太も守備は勿論攻撃にも顔を出しシティを翻弄していた。
アザールから翔太への落としが入ると迷わず翔太はシュートを放つ。キーパーのエデルソンが弾くとボールはシルバの足下に。
前を見ると誰よりも早く前へ駆け出す者がいた

「修二!!」

そう言うと修二とディフェンスを越すスルーパスを放つ
修二は自慢の神速で追いつくき出てきたキーパーをかわす。二人のディフェンダーも追いつき修二の前に立ち塞がると修二は減速せず絶妙なシャペウで外に逃げコースを見つけると自分で浮かしたボールにそのままボレーシュートのモーションへ

「行かせない!」

その言葉とともに翔太が体を張ってコースが消える。すると修二はイタズラな笑顔で笑いながら地面に叩きつけ唯一のシュートコースの股下を通しシティの勝ち越しゴール。
ゴールを告げる笛では無く試合の終わる笛がなったそれと同時にシティの勝利が決定し修二は仲間にもみくちゃにされていた。


「修二。やっぱかっこええ…」

「凄いわねあんたの旦那」

「し、師匠!まだ旦那やなんて!」

ベシッと良い音の1発がガタイの良い男性を仰け反らす

(可愛い顔してどんな力よ…)



「あーあ、翔太負けちゃった。」

「修二くん凄すぎるね」

「代表復帰も近いでしょね」

「その時はお兄ちゃんの味方だからみなみも全力で応援できるね!」

「ホント、修二の事好きね」

他のスタジアムではシティの次の対戦相手がバルセロナに決まった他に天才たちがシノギを削っていた。

マンチェスターシティ VS クラブ・ブルッヘ
2対1
シティ、橋本修二2得点
ブルッヘ、生田翔太1得点

バルセロナ VS ACミラン
3対1
バルサ、メッシ2得点 スアレス1得点
ミラン、イブラヒモヴィッチ1得点

PSV VS レアル・マドリード
0対1
PSV、0得点
レアル、ノアン1得点


ドルトムント VS ユベントス
1対4
ドルトムント、ゲルト1得点
ユベントス、ロナウド2得点 ハルク1得点 キング1得点


東魁 ( 2020/09/04(金) 19:55 )