白間美瑠 1
遊園地内で…
美瑠は俺の一物を咥えた。ここ数日溜まりに溜まっていたので、今にも出そうだった。

「んふふ…慎ちゃん苦しそう…逝きそうなの?」
「耐えてんだよ…く…」
「逝っちゃえばいいのに…」
「だったら…」
「キャッ!?」

俺は美瑠を押し倒した。

「慎ちゃんいきなり何?」
「俺もそうだけど、美瑠も逝きたいんだろ?」
「ちが…んん…」
「こんなに濡れてて違うはないだろ?」
「ちょっと…ああ…」

俺は脱ぎかけていたズボンを履き直し、美瑠を攻め続けた。服を脱がせようとしたとき…

【ただいま運転を再開します。】

まじかよ…これからだというのに…

「これで慎ちゃん何も出来ないね?」
「ふっ…」
「えっ…ちょっと慎ちゃん?」
「見ろよ?美瑠のパンツ…」
「ちょっと慎ちゃん…返してよ…」
「やーだよ。しばらくノーパンで我慢な。」
「そんな…」

観覧車から出ると、美瑠は股をもじもじし始めた。

「何もじもじしてんの?もしかしてトイレ?」
「ち…違うよ…下がスースーするの…ねぇ私のパンツ返してよ…」
「やーだよ。もう少し我慢な。」
「無理だよ…」
「じゃあこのまままたジェットコースター…」
「無理無理…慎ちゃんもう我慢出来ない…ねぇあそこのトイレでしようよ?」
「仕方ねえな…」


「んん…ああ…」
「ったく…さっきより濡れ濡れじゃん…」
「だって…恥ずかしかったけど、余計興奮しちゃったんだもん…」
「美瑠は変態だな…」
「う…うるさい…」
「でもそんな美瑠が俺は好きだけどさ…」
「はう…慎ちゃんの意地悪…」
「悪りぃ悪りぃ…じゃいくよ…」
「うん…」

さすがにトイレの床には寝転がりたくないから、立ったまま入れた。

「はあ…ああん…」
「あまり大きい声出すなよ…」
「大丈夫だって…ここ防音対策してあるから…」
「そうなんだ…」
「もう…少しは知っててよね全く…」
「すまんすまん…」
「んふふ…慎ちゃんの彼女になってよかった…慎ちゃんが彼氏じゃなかったら今頃楽しい生活送れてないな…」

思い返せば、美瑠は中学生の頃、悪ガキらにいじめを受けていた。それにいち早く気づいたのが俺だった。いち早くと言っても、転校してきて2.3ヶ月経ってからだ。

「もう少し早く気づいてたらな…」
「ううん…私も先生とかに相談すればよかった…」
「でも今となったら…」
「うん…すごく幸せだよ…慎ちゃんが好きだから…」
「美瑠…俺もだよ…」

お互いの名前を呼び合いキスをする…

「美瑠…そろそろ限界…」
「いいよ…今日大丈夫だから…」
「わかった…美瑠…」
「何?」
「何でもない…」
「えっ…何?気になる…」
「ああ…それよりああ…」
「んん…」


「慎ちゃん?」
「ん?」
「さっきなんか言おうとしてたけど…」
「ああ…気にしないで。」
「そう言われると気になるよ…何?言ってよ?」
「別に何も無いって…」
「嘘だよ絶対…ほんとは…んん…」

突然キスされ、目を丸くした美瑠…

「美瑠…卒業したら結婚しような…」
「えっ…」
「それが言いたかっただけ…嫌か?」
「ううん…喜んで。」
「ありがとな。じゃ、帰るか?」
「待って、手繋ご?」
「ああ…」

俺と美瑠は手を繋いで遊園地を後にした。

■筆者メッセージ
久々に書きました。ここ数日忙しくて書けませんでした…次はみるきー編です。
たか ( 2016/01/19(火) 07:34 )