第二シーズン
病院

「帰ってきてよ!」
「お前が愛した男だ。有華が一途だから、帰って来るさ。きっと」
「大丈夫かな?幸也さん」
「俺の兄貴の達也だ!心配するな!気持ちを持ってれば。」
「ありがとう」
「礼なんか要らねえ!兄貴が戻ってきたら、また来ようかな〜」
「生き別れの弟を知ったら驚くんじゃない?」
「兄貴にすれば、一番驚くのは死んだって聞かされてる兄貴だろうな。智也兄さん!久々だな?」
「よぉ〜奥さんも連れてんのか?アイツは」
「まだ籍は入れてねえみたいだよ」
「まぁ俺みたいな死にかけが戻ってくる並みの瀕死だって有華ちゃんから聞いたからな」
「わざわざ札幌からありがとうございます」
「礼貰う義理じゃねえや」
「まだだろ?」
「もう運ばれてから半年位」
「よく生きてたもんだぜ?」
「兄貴よ〜渇入れてやれよ?」
「やなこった」

人口呼吸器を介しての呼吸から回復しないこと半年の病室で

「警察です。横田さん?横田さん?」
「もう半年もこの状態です。でもこの人と結婚するんだってパパにもママにも言ったの。大歓迎してくれた」
「達也さんが回復すれば、ウチの国家機密のセキュリティーをまた横田さんに願いたくて」
「例の?」
「ご存知でしたか?サイバーテロを防ぐ件を」
「やはり」
「達也さんは一途な方だったんですね?好きな女が出来たから、この仕事から離れて、アイツと暮らしたいって」
「達也さん!達也さん!聞こえますか?奥様が見られてますよ?」
「おい!達也!俺だ!兄貴の智也だ!」
「と・・・も・・・や・・・」
「そうだ!智也だ!聞こえるか?」
「兄貴!」
「凄い!奇跡だ!あんなに撃たれてる状態で運ばれて来たのに!頭も」
「兄貴・・・幸也?」
「3男の幸也も来てるぞ!妹も来てるぞ!ケイラ〜ケイラ〜」
「お兄ちゃん!お兄ちゃん!」
「ケイラ?妹だったのか?最初俺が出会った時からずっと」
「お兄ちゃーん!大好き〜」
「そりゃあ驚くよな?腹違いの妹と孤独だって聞かされて生きてきた中で、兄弟と遭遇だもん。」
「お兄ちゃーん」
「ラブラブ兄妹」
「ブラコンじゃねえか?ブラザーコンプレックス」
「知らないの?最初からブラコンだよ!」
「ケイラ〜近いから、離れなさい」
「チュッチュしよ!彼女も居るし、Wチュッチュ」
「シスコン万歳!」
「ロリコン万歳!」
「ぶっ飛ばしたい!てめぇらを」
「エネルギーが戻ったか?ロリコン王子〜」
「ちげえわ!」
「久々だな?横田さん」
「警察の仕事からやめる身だ。セキュリティーもクソも無い。」
「あんたの高度セキュリティーがなかったら、今頃東京は破壊的な状況だったんだ!」
「有華と暮らしたいって決めてからだな?俺は」
「戻らないのか?」
「俺より高度なやつはウジャウジャいるよ。」
「お兄ちゃーん」
「しばらくしたら、あってくれな」
「答えは変わんねえけど」

警察が帰る

「お兄ちゃーん」
「ケイラ〜」
「シスコン万歳」
「ちゃうわ!」
「また教えてあげれば?お兄ちゃんとして、エッチの手ほどきを」
「2人のお兄ちゃんの方がアレだもん。」
「小さくねえ!」
「俺だって」
「兄妹エッチ」
「疲れるわね〜」

終盤はエロ話で盛り上がったという。ある意味

タツ ( 2014/07/12(土) 07:24 )