8幕 渥美彩羽
03
朝6時の10分前、彩羽は集合場所の駅に着いていた

(あれ?まだ誰も来てない)

心配になって、連絡メールを読み返すが、時間と場所に間違いはなさそうだ

(みんな時間ギリギリなのかな……待ってよ)

しかし、6時になっても誰も来なかった

そこにバスが到着し、山下が降りてきた

「おはようございます」

「おはよう、悪い悪い、渥美に連絡の場所間違えてた」

山下が申し訳なさそうな顔をして言った

「そうなんですか。良かった1人じゃなくて」

彩羽は、1人仕事では無かったことにホッと胸を撫で下ろした

「皆がいることろへ行くから、バス乗って」

彩羽が山下に続いてバスに乗り込む

社内はカーテンが閉まっていて照明も消えており暗い

「そこ座って、出るよ」

彩羽は扉に一番近い席に座らされ、山下は助手席に座る

ブロロ……

ドアが閉まりバスが出発した

「ちょっと時間かかるから、DVDでも流すか」

「あ……はい」

彩羽はとりあえず相づちを打つ

ピッ

『あっ……有紀奈ちゃん、ダメだってばぁ……んっ!』

「え……え……」

彩羽は画面の映像に絶句した

先日のレッスン場のシャワールームで矢作との行為が映し出されていた

「……マネージャー……これ……」

『んんん!……気持ちいい!』

「いい乱れっぷりじゃないか」

山下は彩羽をニヤニヤした顔で見つめる

「ぁ…………」

彩羽は顔を真っ赤にしてうつむいてしまった

「そうだ。今日の仕事は無いからな」

「……え?」

「お前と、この映像の件でじっくり話をしようと思ってね」

「い、いや……」

彩羽は身をすくめ小さく震える

「ここは俺とお前の2人だけ。まあ楽しもうぜ」

厳密に言えば運転手がいるが、山下と手を組んでいる仲間だ

「一番後ろに行けば席広いから行こうか」

山下が彩羽の震える肩を抱え、最後席に連れていく

「しかし、渥美がこんなことするなんてなあ……やることやってるんだな」

チュ……

山下がキスをするが、彩羽は唇を頑なに閉ざして、舌の侵入を拒んでいる

「何だ、反抗するのか?この映像流出させれば、アイドル人生終わるぞ?わざわざ静岡から来たのに……もったいないよな」

「で、でも……」

「でも、男の人はケダモノだから、こういうことはするなって有紀奈ちゃんが……」

「そんなこと言われたのか?」

彩羽がうなずく

(ほう……こいつは男を知らないということか……)

「こんなことしてるのは矢作とだけなのか」

画面を指差し、彩羽に問いかける

「そうか…………じゃあ、俺が男を教えてやるよ!」

山下は、突然彩羽のワイシャツを掴み強引に引き裂いた

ボタンが飛び散り、純白で清楚感が溢れるブラジャーがあらわれた

「い……いや!」

彩羽が恐怖に顔をひきつらせていく

山下はその勢いでブラジャーも剥ぎ取る

「ふふ、矢作に揉まれて大きくなったのか?」

乱暴に彩羽の胸を揉み、乳首に吸い付く

「あっ!ああっ!いや!」

彩羽は白い肌を紅潮させ喘ぎ声を漏らした

(お……いい感度だな。矢作に開発されてたのか……?)

山下は、下半身に手を伸ばし、スカートを捲り上げてパンティの上から擦る

ぬちょ……

「ん?お前、胸を弄られて感じてるのか?」

「あ、ああ……し、知りません……」

山下はパンティをずり下ろす

すると、愛液が糸をひいていた

「なんだ、こんなになってるじゃないか」

「んはあぁ!!」

山下が、直接割れ目を擦ると、彩羽が大きな声を出した

「もうぐちゃぐちゃだな……変態め」

彩羽は、矢作とは違う責められ方をされ、いつもより感じてしまっていた

「これなら大丈夫か……」

山下はズボンを下ろし、勃起したペニスを引きずりだした

「あう……ひっ!」

彩羽は、初めて見る勃起したペニスに、再び顔を強ばらせた

「ふふ……さていくぞ」

山下は腰を突きだす

すると、抵抗なくペニスが飲み込まれていった

「あっ……ああ!!」

山下は違和感を感じていた

「……ん?まさかお前、男とヤッたことあるのか?」

「んぁ……男の人とこんなこ……あっ!……としてません」

山下は彩羽に問いかけながら抽送を繰り返す

「でも、お前初めてじゃなかっただろ?」

「あっ……あっ……そ、それは……有紀奈ちゃんにオモチャで……」

(そうか、バイブですでに貫通済みだったか……)

パンっ!パンっ!

「どうだ、初めての男のものは」

「んん……いつものと違くて……熱くて、気持ちいいです……んあっ」

「ふふ、素直なやつだ」

パンっ!パンっ!パンっ!

山下は更に動きを早める

「あああああああ!き……もちいい!」

彩羽は快感に我を忘れ悶えていた

パンっ!パンっ!パンっ!

「ああ!も……もう、おかしくなっちゃう……だめ!あああ!!」

彩羽が大きく腰を浮かせイッてしまう

「うぉ、締まる……」

ドピュッ……

彩羽の中でザーメンを放出した

「ぉ……うぁぁ……」

初めて中で出される感覚に、身体を痙攣させていた

「ふぅ。どうだった?」

「ぁぁ……き、気持ち良かったです……」

「ふふ……今度からは、俺が男の味をもっと味会わせてやるからな」

(普段の大人しい姿とエロスイッチの入った姿とのギャップ……いいねえ。調教しがいがあるぜ)

キキッ

バスが停止する

「俺が服買ってきてやるから、ここで待ってろ」

「は……はい。ありがとうございます……」

山下は車内につんでいた毛布を彩羽の身体に掛け、バスを出ていく

(ふふ。渥美はもう快楽の虜だな……ここまで育ててくれた矢作にも感謝しなくちゃな)

■筆者メッセージ
渥美彩羽編、終わります

読んでいただいた方、ありがとうございました

次のターゲットに向けて構想練ります!
ブラック・キャット ( 2018/07/28(土) 05:57 )