6幕 白井琴望
02
「こんな玄関先じゃなんだから中に入ろう」

白井は、まだ何が起こったのか理解しきれず立ちすくんでしまっている

そんな白井の手を引き家の中に上がっていった

「部屋が多いな。白井の部屋は……ここか」

そこは、SHOWROOMで見慣れたパンダのいる部屋

「よし、準備するか」

男が抱えていたバッグからビデオカメラを取り出し、三脚に設置していく

「な、何を……?」

「後で、たれ込まれないように録画しておくんだよ」

(まあ、暫くしたら闇に流して金にするがな)

「録画……」

白井は、もう自分に逃げ道がないことを理解しはじめていた

「準備できました」

「じゃあはじめるか。もうウズウズしてるんだ」

山下と男が服を脱ぎ始める

「い、いや……」

白井は、近くにあったパンダのぬいぐるみを抱きかかえ、部屋の隅へ後退りしていく

「お嬢様は、これを見るのは初めてか」

(こ、こんなの昔お父さんの見たことあるけど……覚えてない)

「そんなに怖がるなよ。どうせ誰もいないんだ」

山下は、ぬいぐるみを取り上げ放り投げる

そして、山下が白井の服を脱がそうと手をかけた

「やだっ!」

白井が伸ばされた手を振り払う

「……………………」
「……自分で脱ぎます」

白井は一瞬逡巡したが、自分で脱ぐことを選択した

それが、せめてもの抵抗だった

薄ピンクの可愛らしい下着が露になる

「ふふ……下着も全部脱ぐんだ」

「……っ」

震える手でブラジャーとパンティを脱ぎさる

発展途上の膨らみかけな胸と、全く処理されていない陰毛が生えている秘部が、男達に晒された

「いいねえ。財閥のお嬢様のこんな姿が見られるとは思ってなかったよ」

「そ、その呼び方……止めてください」

白井は、財閥と呼ばれるのが嫌な様子だった

「おい、あれ持って来い」

男が何やら液体の入ったビンを取り出し山下に渡す

「これが何だか分かるか?」

プルプル

白井は首を横に振る

「だろうな」

山下は液体を手に取り、白井の全身に塗りはじめた

特に胸と秘部には念入りに塗っていく

(ひゃっ、冷たい……何これ)

「これは媚薬だよ」

「……びやく?」

初めて聞く単語にとまどう

「媚薬も知らないのか。まあ、即効性だし、すぐに分かるさ」

チュ……

山下は白井の唇を奪った

(!!私の初めてをこんな卑怯な人に……)

山下はキスをしながら、優しく体をまさぐる

(んん……)

気が付くと、もう1人の男も背後に回り込んで白井の体をまさぐっていた

5分くらい経っただろうか……
白井に異変が起きてきた

「んっ……」

(ああ……変……何だか身体がじんじんしてきてる……)

身体が熱を帯び、太ももをもじもじと動かしはじめた

その様子を見て山下は唇を離しニヤニヤする

「どうした?」

「ん……わ、分かりません」

山下が不意に太ももに手を入れ、秘部を触る

「……あっ」

「お、少し湿ってきてるじゃないか」

(何?今の……どんどん、じんじんしてくる……)

山下が手のひらで秘部を擦る

「んっ……あっ……」

その時、背後にいた男の指が、白井の乳首に触れた

「う、ひゃう!」

媚薬で敏感にされた身体が反応してしまう

「おーおー、いやらしい蜜がどんどん出てくる」

山下の指に愛液がまとわりつく

「あっ……い……」

(熱い……変なの……もっと触って欲しい……!)

そこで、山下と背後の男が手の動きを止める

「え……止め……」

(何で止めちゃうの……もっと……もっと……)

「ふふ、大分いい感じになってきたじゃないか……そろそろ本番にいくか?」

「あ……ああ……」

ドキドキ

(本番……何されるんだろ私……)

白井は、本番というフレーズを聞き、少し期待してしまった

(抵抗しても無駄なら……今のこの感情に流されたい……)

「あ、あの……お願いします……」

ブラック・キャット ( 2018/07/15(日) 13:00 )