02
倉島(あー、ほんとどうしよ・・・これじゃ出られない・・・)
杏実の耳には、女優の喘ぎ声が聞こえてくる。
それから更に時間が過ぎ・・・
倉島(んんー・・・おしっこ・・・もう我慢できないよぉ・・・早く!)
杏実はスマホで時間を見ると、友月が帰ってから1時間半程たっていた。
倉島(うううーーー・・・)
和也が部屋からいなくなる様子は無く、尿意を感じている杏実は心の中で呻いていた。
ゴトンッ!
倉島(・・・!やばっ!)
そんな時、手からスマホを落としてしまい、押入れの中に音が響いた。
倉島(ば・・・ばれちゃったかな・・・?)
室内からは相変わらずビデオの音が聞こえてくる。
倉島(大丈夫・・・はぁ・・・)
杏実は小さく溜め息をつき、スマホを拾おうとした・・・その時
ガラッ!
倉島(あ・・・あ・・・)
突然押入れの扉が開いた。
和也「あー、あみちゃんじゃん!久しぶり!どうしたの、こんな所で?」
倉島(久しぶりって・・・こんなおじさん知らない・・・)
杏実は、痛々しく反り返ったペニスから目を反らした。
和也「ん?そんな怯えた顔しないでよ。俺のこと覚えてるでしょ?」
倉島「し、知らない・・・」
和也「・・・は?あみちゃんがゆづと仲良しだから、1回握手行ったことあるんだぜ?」
倉島(そ、そんな・・・覚えてないよ・・・)
和也「ったく、ゆづもそうだったけどよ・・・」
和也がぶつぶつと呟いている。
倉島(このおじさん何か変・・・?)
和也「・・・で、見てたんだろ?」
倉島「み、見てない・・・」
杏実は首を大きく横に振る。
友月との行為は、声は聞こえていたが見ていないのは事実だった。
和也「ふーん・・・まあいいや。取り合えず出てきなよ」
倉島「い・・・いやだ!やめて!!」
大声を出して抵抗するが、杏実の細腕では全く敵わなかった。
和也「隣は誰も住んでないし、もっと声出しても大丈夫だよ」
杏実はあっという間に押入れから引きずり出されてしまった。
倉島「あ・・・あの子に何したの?無理矢理やってるんでしょ!?」
杏実が和也に問いかける。
和也「無理になんかしてないよ。あいつとは結婚前提で付き合ってるんだし、セックスするのは当然のことだよ」
倉島「け、結婚!?」
倉島(そんな話し聞いたことも無いし・・・絶対おかしいって!)
杏実が露骨に怪訝な表情を浮かべた。
和也「?どうしたの?」
倉島「・・・どうせ弱み握って脅してるとか、変な薬飲ませてるとかなんでしょ!?」
段々と興奮してきて、口調が荒くなってくる。
和也「脅してる訳じゃないけど・・・」
和也が背を向けテレビを消し、何かを手に取った。
倉島「もう!ゆづと別れて!」
和也「薬ってのは・・・これのこと?」
和也が振り向きざまに杏実の顎を掴んでキスをする。
倉島「んむ!?」
こく、こく
突然のことに驚いた杏実は、口移しで口内に流れ込んできた液体を飲み込んでしまった。
倉島「ん・・・けほっ!な、なに・・・?」
倉島(は・・・くらくらする・・・)
程なくして媚薬の効果が現れ、意識が混濁してくる。
倉島(あっつい・・・)
杏実の呼吸が荒くなって、太ももを擦り合わせていた。
和也「濃かったかな?いつも飲み物に入れてるやつだから加減が分からなくて」
倉島「はぁ・・・ト、トイレ・・・」
再び激しい尿意に襲われた杏実が、トイレに行かせてもらうようせがむ。
和也「小便か?ったく、しょうがないな・・・」
キッチンからボウルを持ってきて、股の下に置いた。
和也「汚れちゃうと面倒だからさ、そこに出しちゃっていいよ」
倉島「え・・・そ、そんなのやだぁ・・・」
杏実は顔をしかめて耐え続ける。
和也「我慢は良くないよ」
杏実のスカートに手を入れてパンティを膝まで下ろす。
そして、まだ陰毛が生え揃っていない割れ目を指でなぞっていく。
倉島「あ、はあぁ・・・だ・・・だめ・・・」
倉島(やだ、もれ・・・もれちゃう・・・)
和也「手伝ってあげる」
倉島「やぁぁ・・・お・・・おしっこ出ちゃうぅ・・・」
和也「狙いは外さないでね」
倉島「あ・・・くぅぅ・・・」
ぷしゃぁぁぁぁぁ
倉島「あ、あ・・・おしっこ・・・でちゃったぁぁ・・・」
勢い良く出された尿はボウルを外れ、床を汚していった。
倉島(ふあぁ・・・・・・)
意識が混濁している杏実は、尿意から解放された爽快感と、他人に見られながら放尿することに快感を感じて、無意識の中で恍惚とした表情を浮かべていた。
和也「あーあ、こんな汚しちゃって・・・」
倉島「ぁ・・・あついよぉ・・・」
和也「お仕置きしないとね」
倉島(お仕置き・・・わたし、この人に襲われちゃうの?)
杏実はこれから乱暴に犯されてしまうことを想像してドキドキしてきていた。
普段から深層心理で凌辱願望を持っていたのだが、媚薬の影響でその思いは加速していた。
和也「ゆづは浮気に凄く厳しいけど、これはお仕置きだから」
倉島(あの太いおちんちんで・・・)
杏実は震える身体をくねらせながら、和也のペニスでめちゃくちゃにされることを想像して笑顔を浮かべていた。