25幕 撮影会 〜4人目と5人目〜
04
カチャ

部屋のドアが開かれる。

愛理「うわ、何これ・・・くっさ!」

部屋の中はイカ臭い匂いが充満していて、愛理は思ったことを口に出してしまった。

友紀乃「ゔあ゙・・・そんな深く挿れないでぇ・・・」

琴望「え、これって・・・」

入口から室内のベッドまでは距離があるので、2人にはまだ友紀乃の姿は見えない。

しかし、琴望は聞き慣れた声が聞こえてきて胸騒ぎがしてきた。

そんな愛理と琴望の前に山下が現れる。

山下「待ってたよ」

愛理「え、待って待って。私とこっちゃんだけじゃないの?」

山下「ああ。もう1人呼んでたんで、もう始めてる」

琴望「あの・・・もう1人って誰ですか?」

山下が口の端を歪めて笑う。

山下「それは見てからのお楽しみだ」

山下「水野も白井も期待してるぞ」

3人は室内へと向かっていく。

友紀乃「ああっ・・・またイクイク・・・んあぁぁ!!」

友紀乃が何度目が分からないアクメを迎える。

そんな友紀乃の姿が、琴望の目に飛び込んできた。

琴望「やっぱり・・・ゆっち!」

友紀乃「ぁぁぁぁ・・・こっちゃん・・・?・・・んはぁっ!」

友紀乃は、今まで妹には見せたことのない恍惚な表情を浮かべている。

琴望「ゆっち!何やってるの!?」

男「うわ、やっぱこっちゃんだ!」

男「姉妹の共演なんて乙な計らいだな」

男達の視線が、サプライズゲストの琴望に集中する。

愛理(・・・私もいるのに)

琴望ばかり注目されて、愛理は少し嫉妬していた。

友紀乃「こっちゃん・・・ダメ!そこ!気持ちいいのぉ・・・あっ、あっ、あっ!」

琴望「山下さん、何でお姉ちゃんがここに!」

山下「ああ・・・“白井”違いでスケジュール連絡しちゃってさ、折角だから参加してもらったんだ」

琴望(仕事きた!って喜んでたのに・・・ゆっちも無理やり犯られちゃったのかな)

友紀乃「はうぅぅ・・・やだぁ、見ないでぇっ・・・あううううんっっ!」

妹に痴態を見られていることで、さらに興奮が増していく。

琴望「山下さんも・・・お姉ちゃんとエッチしたんですか?」

山下「ん、ああ。あっちの白井も良かったぞ」

琴望(そっか・・・いいなぁ・・・)

その横では、愛理が自ら服を脱ぎはじめていた。




時は少し遡って・・・

友紀乃「ふあぁ・・・」

友紀乃が電車の中で大きなあくびをする。

友紀乃(これなら間に合いそう)

友紀乃は、久しぶりに仕事が入って喜んでいた。

“撮影会”というスケジュールを見たときは、生写真の撮影かな?もしかしたら、グラビア撮影かも!と思い、短期間ではあったが食事制限をしたり頑張っていた。

友紀乃(もう、こっちゃん全然起きないから遅刻するかと思ったよ)

自分のほうが集合時間早かったので起こすように頼まれていたのだが、呼んでも揺らしても起きないので諦めて出発していた。

友紀乃(どんな撮影だろうなー。楽しみ)

しばらくして集合場所へ着く。

そこでは、山下が1人待っていた。

友紀乃「おはようございます。今日は私1人ですか?」

山下「朝早くですまなかったね。今日は白井1人だけなんだよ」

友紀乃(1人仕事なんて初めて。嬉しい!)

友紀乃は山下の車に乗り、ホテルへと向かっていく。

彼女にとって、忘れられない長い1日が始まろうとしていた。

ブラック・キャット ( 2019/06/28(金) 07:50 )