23幕 西満里奈
03
西「ん・・・」

西が目を覚ます。

西「ここ、どこ・・・?」

まだ意識ははっきりしていないようで現状を把握できていない。

ただ1つ分かっていることは、自分が服を脱がされて、布団に横になっているということだった、

西(あ・・・そうか、私・・・)

2人の男にされた仕打ちを思い出し、悔しさと怒りが込み上げてくる。

しかし過ぎたことをくよくよ考えてもしょうがない。

西(何、ここ?)

殺風景な小さな部屋で、見渡しても誰もいない。

取りあえず手足は自由に動かせるので、部屋のドアへと向かっていく。

西(鍵はついてなさそう・・・)

ドアノブに手を掛ける。

ドンッ

その時、突然勢い良くドアが開き、突き飛ばされた西は尻もちをついてしまった。

西「いった・・・」

男1「おー、起きたんだね。良かった良かった」

西(あの男だ・・・!)

西「ここどこですか?あなた誰ですか?何で私は裸なんですか?もう帰してください!!」

尻もちをついた体勢のまま、男に怒りをぶつける。

男1「いっぺんに聞かれても困っちゃうな」

男1「まず、ここは俺の家だよ。友達が泊まりにきたとき使う部屋が空いてたから」

西(何で、こんな男の家に私が・・・)

男1「次、何で裸かってのは苦しそうだったから脱がしてあげたんだよ。俺ら優しいだろ?」

西「・・・服!返してください!」

男2「ん、どうした?」

もう1人の男が西の大声を聞いてやってくる。

西(この男もここにいたんだ・・・)

自分の処女を奪った男。
忘れようにも絶対に忘れられない顔。

男1「ああ、この子が目を覚ましたんで」

男2「お。それは良かった」

西「良くないです!」

男1「元気だねえ・・・あと、帰してくださいってのはノーだ」

男2「だって大学生なんでしょ?子供だったら誤魔化せたのにさ・・・」

男2「あのまま警察に駆け込まれでもしたら厄介だしね。こうするしか無かったんだ」

男1「このまま帰したら黙ってくれる?」

西「・・・・・・」

西はその問いには答えない。

“誰にも言いませんから帰してください”と言えば逃れられたかもしれないが、嘘をつくことが嫌いで黙ってしまう。

男1「だろうね。どうするよ?」

男2「うーーーーん・・・」

男が腕組みをして考える。

男2「どうせ捕まるんだ・・・後悔ないほうがいいよな」

男1「そうだよなあ・・・ブタ箱にぶちこまれたら女の子と遊べない・・・」

男がチラッと西を見る。

男1「この子も、年齢さえ考えなきゃ身体は中学生・・・この際思いきりやっちゃおうか」

男2「えーー?前から狙ってた小学生の子がいたのに、こいつが最後?」

男1「あの子可愛かったけど諦めよ・・・。後悔無いように、パァーッといこうぜ」

西(・・・え?ちょっと、嘘でしょ?)

男達が西に近付いてくる。

西「や・・・だ!やめて!帰してください!」

男1「全部終わったら帰してあげるのに。うるさいなあ・・・」

ブチュッ

西「っーー!」

口を塞ぐため、西にキスをする。

西(お、お酒臭い・・・)

酒の臭いで頭がクラクラしてくる。

男2「痛いことしないからさ、いっぱい遊ぼうよ"マリナ"ちゃん」

西(何で私の名前・・・あ、学生証か)

バッグも手元に無いので、恐らくそれを見たのだろうと推測した。

西「ん・・・ぷはっ」

男達も服を脱いでいく。

ロリコンおじさん2人の最後(?)の夜が始まっていった。

ブラック・キャット ( 2019/06/22(土) 07:07 )