SKE48 裏レッスン










































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22幕 大芝りんか
03
後日、再び山下に呼び出しがかかる。

山下「失礼します・・・」

会議室で、部長と山下が二人きりになる。

部長「山下くんか・・・。早速だけど、関係者から話しを聞いたところ、やはり君の行動にはかなりいかがわしいところがあるようだ」

山下「それは内部の人間からの通報ですか?」

部長「・・・そんなことは問題ではない。問題なのは、君がメンバーに手を出しているかどうかだ」

山下「・・・・・・」

部長「どうなんだ?だいぶ酷い行動をしているとも聞いている」

スッ

山下は無言で立ち上がり、会議室のスクリーンを下ろして、設置してあるDVDデッキを操作しはじめた。

DVDのディスクを取り出して部長に見せる。

山下「これが何だか分かりますか?」

部長「・・・?」

スクリーンに映像が映し出される。

『んくっ、ふぅぅっ・・・んふぅっ、んんんっ!』

部長「・・・!」

その映像には、部長と大芝の顔がしっかりと捉えられている。

『んはぁ!イク・・・イクイクっっ!!』

『く・・・うぉ・・・』

そこには部長が大芝に中出ししているシーンまでしっかり記録されていた。

部長「これは・・・」

山下「この子は大芝りんか・・・私が担当しているメンバーです」

部長は頭を抱えた。

こんなものを流出させたら、築き上げてきた地位が崩れてしまう。

部長「知らん!こんなもの捏造だろ!」

ドンッ!

部長が立ち上がり、顔を真っ赤にして会議室の机を殴りつける。

山下「・・・そうですか?」

部長「知らんものは知らん!大体、何で君がこれを持ってるんだね」

やはり「本人の証言もあるんですが・・・いいよ、入ってきて」

ガチャ

部長「君は・・・」

大芝「お久しぶりです。大芝りんかです」

部長の真っ赤になった顔が、急に青ざめていく。

大芝「・・・部長さんは忘れちゃったんですか・・・?私は忘れられません」

部長「あ、いや・・・」

大芝「私初めてだったのに・・・あんなに激しくされて、忘れられるわけありません・・・」

大芝の目から涙がこぼれ落ちる。

部長「う・・・」

睡眠薬の影響で意識が朦朧としていたので、正直あまり覚えていない。

だが“初めてを奪われた”と言われ、取り返しのつかないことをしたと後悔した。

大芝「・・・私、あの日から部長さんのことが頭から離れないんです」

大芝は部長に近付いていき、目の前でひざまずいた。

シャ・・・

スラックスの前チャックを下ろし、ペニスを手にとる。

部長「な、何を・・・!」

大芝は、そのままペニスを口に含みフェラをはじめた。

部長「く・・・や、やめないか」

女の子に手を上げるわけにはいかず、しどろもどろしている。

じゅぽ、じゅぽ

どんどん硬さを増してくる。

カリを舌で舐め回したり、的確に弱いところを責めていく。

部長「う・・・くぅ」

じゅぽ、じゅぽ

大芝(やっぱ・・・大きい)

部長「う・・・や、やめなさい!」

大芝「んん、んむ」

ねっとりとしたフェラをしながら、上目遣いで部長を見上げる。

部長「くっ・・・お」

ドピュッ!ピュッ!

大芝「ん、んん!」

喉の奥にザーメンを放出する。

部長「お・・・おお・・・」

大芝が口をすぼめて、残ったザーメンを吸いとっていく。

大芝「・・・ん」

手のひらに、出されたザーメンを吐き出し、部長に見せる。

大芝「うわぁ・・・濃いですね・・・」

部長は、慌ててチャックを上げる。

ふと山下のほうを見るとスマホのカメラをこちらに向けている。

部長「な、何をしている!?」

山下「・・・・・・」

山下がスマホの構えを解いた。

山下「いやあ、いい画が撮れましたよ」

部長に画面を向けて再生ボタンを押す。

大芝にフェラ抜きされている部長がしっかりと録画されていた。

山下は自分の声が入り込まないように、撮影中は一切口を開かないでいた。

部長「・・・俺に何をさせたい」

部長は拳を握りしめて震わせている。

山下「今回の話しは不問にしていただきたいと。あなたの力なら握りつぶせるでしょう?」

部長「・・・分かった」

今回の提案を天秤にかけ、自分の地位を守ることを選ぶ。

山下「それと、これから色々と協力してもらいたい案件もあるので、また相談に来ます」

山下はディスクを片手に席を立つ。

山下「くれぐれも変な気は起こさないでくださいね」

ガチャ

うなだれる部長を残し、山下と大芝が会議室を出ていった。



大芝「ねえ!りんか、どうだった?」

大芝が山下の腕にひっついてくる。

山下「あまりくっつくなよ・・・見られたらヤバいだろ」

大芝「何で?もう大丈夫なんでしょ?」

山下(そういうことじゃないんだが・・・)

万が一見られたときの体裁もあるので、絡み付く大芝の腕をほどいた。

山下「しかし、りんか役者だったなあ。まさか涙まで流すとは思わなかった」

大芝「えへへ。男の人は涙に弱いって聞いたから、練習したんだよー」

山下(女って怖いな・・・俺も気を付けよ)

チュッ

大芝のおでこにキスをして、この場は別れた。



山下(取りあえず命拾いできたし、あの爺さんを抱き込めたのはいい収穫だったな)

山下は、部長の権力を使って何か大きなことが出来ないか?と考えながら仕事に戻っていった。

■筆者メッセージ
大芝りんか編、終わります。
読んでいただき、ありがとうございました。

シチュエーションなど参考にしたいので、何か案がありましたらコメントお願いします(^^)
ブラック・キャット ( 2019/06/20(木) 06:00 )