15幕 小畑優奈 〜卒業〜
09
楽々(はぁ…これが最後…)

楽々(もう…早く終わってよ…)

ゆななと愛理の行為は終わっていたが、楽々はまだ犯されている最中。

くじを当てた3人目の男、遅漏のようでかれこれ30分は挿入されたままだった。

パンッパンッパンッ

規則的に腰を動かす。
決して激しい動きではないが、楽々にとっては苦痛の時間が過ぎていた。

楽々「はぁ…はぁ…」

楽々(出すなら早くして…お願い……)

楽々の中には既に2人の精液を吐き出されていて、もう痛みは感じていない。

それどころか、ペニスのカリが楽々のGスポットを刺激するたびに沸き上がる感情を抑え込むのに神経を注いでいた。

ゆななと愛理、それに他の男たちの視線を一身に浴び、恥ずかしさで早く終わらせたい一心だった。

楽々(こ、このままじゃ壊れちゃう…)

楽々は男の首に腕を回し、上半身を起こして顔を近付けた。

楽々「ぁ…ぁ…ねえ、早く出して…」

男F「あ、ごめんね。まだ…もう少しなんだけど」

パンッパンッパンッ

楽々「ん…んぁっ」

Gスポットを擦られ、つい喘ぎ声が漏れてしまった。

楽々(だ、だめ…流されちゃだめ…)

チュッ…

早く終わらせて欲しいがどうしたらいいか分からない楽々は、自ら男の唇にキスをしにいった。

楽々「ん…んん…」

今までされていたことを思い出し、おずおずと舌を伸ばす。
男もそれに応え舌を絡めていく。

楽々「んんん…!」

楽々の中に入っているペニスが大きさを増してきたような気がした。

楽々(この人キスが好き……なのかな…)

初めはたどたどしかった舌の動きだったが、今では激しく舌を絡め合い、唾液を啜り合い、呼吸を忘れるようなディープキスが展開されている。

楽々「ん…んふぅぅ…」

楽々(ぁぁ…頭が……キスってこんなに気持ちよかったの…?)

楽々はキスで頭がボーっとしてきて、無意識の中で自ら快楽を貪るように男の動きに合わせて腰を動かしはじめていた。

今まで乱暴なキスしたされていなかった楽々が、初めて快楽の味を知った瞬間だった。

パンッパンッパンッ

男F「む、むうう」

男の動きが止まった。

楽々(え…何で止めちゃうの…?)
楽々「ぷはっ」

唇を離すとお互いの唾液が糸を引いていた。

楽々「ねえ…何で……?」

男F「で、出そうになっちゃったから」

楽々「え……」

楽々は腰を円の描くように動かし、目覚めはじめた快感を貪っている。
頭の中は朦朧としており、いつものような気丈な思考ができなくなっていた。

楽々は男の首に回した腕に力を込め顔を近付ける。

楽々「ねえ…」
楽々「…私の中に…あなたの…欲しいな」

普段なら絶対に言わないセリフ。

それを聞いた男は、ピストン運動を再開する。

楽々「んあああぁぁぁ!!」

楽々はタガが外れたように喘ぎだした。

今度は男のほうから楽々の唇を奪い、再び獣のようなディープキスを交わしていく。

楽々「んぐっ、んっっっ!」

もう楽々は何も考えられなくなっていた。

しばらくして男がくちびるを離す。

男F「出す!出すよ!」

楽々「ぅぅ、ぁああ!ちょうだい!あなたの精子、楽々にちょうだい!!」

どぴゅっっ!!

楽々「あ…あ…あああああああ!」

楽々は今までの性行為の中で初めて本物の絶頂に達した。

男F「楽々ちゃん、良かったよ。ありがとう」

楽々「ぁ…はぁ……」

楽々は息も絶え絶えの中、求められるままにキスを交わす。




山下(ふふふ。2人とも最高だな)
山下(これはいい値段が付く)

山下が部屋に仕込んでいたカメラのスイッチを切った。




しばらくして楽々が正気を取り戻していく。
少し記憶がおぼろ気な所もあったが、自分のとった行動を悔やんでいた。

楽々(私、絶対に負けないと思ってたのに…悔しい…)
楽々(もう、絶対……)

悔しさに目に涙を浮かべながら、次は絶対に負けないと自分に誓うのだった。




ゆなな、楽々、愛理の3人の性行為が終わったところで山下が声を上げた。

山下「もうすぐ夕飯になるから、3人とも風呂に入ってこい」

部屋に備えられている風呂は、3人は十分に入るスペースがある。


楽々(やっと休める…)
小畑「ねえ、早く行こ!」
ゆななが、息を切らしている楽々と愛理の手を取り浴場へと向かった。
愛理「ゆな…元気だね」
小畑「まだ3人だけだったし、全然大丈夫だよ」

3人は浴場へと姿を消していった。

ブラック・キャット ( 2019/05/22(水) 06:36 )