12幕 片岡成美
02
「良く寝てたな」

片岡は、まだ頭が混乱していた

「おーちゃんは!?」

「……まあ、慌てるな」

山下はタバコに火をつけ、そばにある扉に向かい歩いていく

ガチャ

山下が扉を扉を開けると、小部屋の中からくぐもっていた音がはっきりと聞こえてきた

パンッ パンッ パンッ

「あああ!やっ……イッちゃう!」

(……おーちゃん?)

末永の喘ぎ声が響き、男にバックから突かれている

男は山下の姿を見ると動きを止めた

「あ、早かったっすね」

「あんっ、イキそうだったのに……もっと突いてよぉ……」

イク寸前でピストンを止められ、もどかしそうに腰を回しながらおねだりをする

「ほら、お友達が目を覚ましたみたいだぞ」

男がペニスを抜くと、床に愛液が垂れてきた

「なるぴー、おはよ」

末永は満面の笑みで言う

片岡はそんな姿を顔を真っ青にして見ている

「おーちゃん……何してるの……?」

「ん。とっても気持ちいいこと」

普段の姿からは想像もつかない振舞いに、片岡は動揺を隠せないでいた

「まあ、そういうことだ」

山下が片岡に向かって言う

「末永に騙されていたんだよ、お前は」

(そんな……騙されてたの……?)

「事務所の女から連絡もらった時は、うまくいきすぎててびっくりしたよ」

「親にも話せないことを、お前だけに打ち明けるなんてありえないだろ?」

(そんな……)

「ごめんね。でも、なるぴーならきっとこうすると思って」

片岡は堪えきれずに涙を流した

めったに涙を見せることはないのだが、初めて裏切られる痛みに純粋すぎる心は耐えきれなかった

「ね、なるぴー聞いて?」

「私ね、今までこんな気持ちいいことがあったなんて知らなかったの」

「でも、今は毎日が楽しいの!」

「だから、なるぴーにも教えてあげたくて……迷惑だった?」

「…………」

「さ、おーちゃん、続けるよ」

ぬぷ

「んあ!!」

パンッ パンッ パンッ

「あっ!あっ!奥まで……気持ちいい!」

「…………」

「お前だってもう高校生なんだ。どういう状況かは分かるだろ?」

「しかし……」

山下は服を脱ぎ始めていた

「いつもは小さくて子供みたいだが、こうして見るとムチムチして中々……」

片岡の身体をにやけながら見回す

パンッ パンッ パンッ

「うああ!加藤さん、だめ!イク!イッちゃうの!」

「はぁ、ほらお友達に見られながらイッちゃいな」

パンッ パンッ パンッ

「イク……!なるぴー見て!ぁぁあああ!!」

「うっっ」

ドピュッ ビュッ

末永が絶頂を迎えると同時に、男は中にザーメンを放出した

「ぅぁ……中あったかい……」

末永は幸せそうな顔で男とキスを交わす

片岡は目を反らさず、その一部始終を見ていた

そこで、山下が片岡の胸を触りはじめる

「んっ……」

「見てるだけじゃ辛いだろ」

「こっちも楽しもうか……」

ブラック・キャット ( 2018/08/08(水) 06:03 )