誰が1番?
真夏「ご飯食べたら海に入る?」
海の家でお昼ご飯を食べている一同。
遥香「いいですね〜!」
一実「そうと決まれば早く食べなきゃ!」
絵梨花「あははっ!かずみん、慌てすぎだよ!」
さくら「あすぴーさん、さっき泳げないって言ってませんでした?」
飛鳥「浮き輪があれば大丈夫」
真佑「可愛い〜!」
飛鳥「その言い方バカにしてるだろ?」
真佑「なんのことでしょう?」
明らかにおちょくってる雰囲気が出ている。
あやめ「和くんは泳げるの?」
和也「んっ?俺?」
聖来「もしかして、和くん泳げへんの?なんか可愛い〜!」
さくら「兄ちゃん、中学の時、水泳の授業で50mクラスで1番のタイムじゃなかったけ?」
和也「あー、確かそんなのもあったね」
聖来「ホンマに?さすが、聖来の和くんや!」
遥香「いつから聖来の和くんになったん?」
あやめ「ほんとなんでも出来るだね…」
真夏「あれ?あやめちゃん、なんか引いてる?」
和也「引かないでよ。それに、飛鳥さん、目が怖いですって」
飛鳥「なんか、ムカつく!」
飛鳥はそう言うと、和也のほっぺをつねった。
和也「いたたっ!いきなりなんですか!?」
飛鳥「なんでも出来る感じがムカつく!」
和也「そんな無茶苦茶な!」
一実「ほんと和也くんはあすを手懐けるのが上手だね〜!」
真夏「これって手懐けてるっていうの?」
絵梨花「あーっ!お腹いっぱい!早く泳ぎにいこ!」
そう言って絵梨花は1人歩き出す。
真夏「いくちゃんは自由だし…」
ご飯を食べ終わり、1度パラソルの下に戻る。
遥香「和くん、後ろ向いて待ってて?」
和也「えっ?なんで?」
遥香「いいから早く!」
和也は遥香に言われた通り、後ろを向いて待つことにした。
遥香「もういいよ〜!」
3分ぐらいして遥香から声が掛かり、みんなの方を見る。
すると、そこには水着姿になったみんながいた。
遥香「どう…かな…?」
さくら「なんか恥ずかしいなぁ…」
真佑「あーっ!先輩、顔が赤くなってる!」
あやめ「ほんとだ!和くん、どうしたの?」
聖来「和くん、せいらの水着が1番やろ?」
和也「えっ、あの、そんなこと言われても…」
遥香は黒の水着。
さくらはピンクの水着。
あやめは白と黒のチェックの水着。
聖来は花柄で下はスカートタイプの水着
真佑はギンガムチェックの水着を着ていた。
真夏「でも、やっぱり1番はまなったんでしょ?」
さくら達の横には真夏達が立っていた。
絵梨花「1番は私だよ!ねぇー、和くん?」
一実「やばいわぁー!さっき食べ過ぎてお腹出てるかも」
飛鳥「あんまりジロジロ見ないでよね?」
真夏達の水着は、真夏は黄色の水着で、胸にある2個のホクロが印象的だ。
絵梨花は白の水着で、やはりスタイルが良く胸がすごい。
一実は白ベースのヨットの柄が付いている水着で、腰回りが凄く綺麗だった。
飛鳥は少し暗めの水色の水着で、胸は1番小さかったが、華奢で守りたくなる身体だ。
可愛い子が全員水着姿なので、周りの人から注目を集めていた。
聖来「ねぇ、誰が1番なん?」
和也「みんな!みんな1番だよ!」
真夏「なんか納得いかないなぁ〜!」
真佑「ここはビシって言った方が男らしいですよ?」
みんなは自分が選ばれることを期待している。
和也「うっ…」
絵梨花「う??」
和也「海に行きましょう!早く泳ぎたい!」
和也はその場から逃げる為に海に走って行った。
遥香「あっ!逃げた!」
あやめ「和くん、待てぇ〜!」
みんなも海に向かって走っていく。
さくら「あすぴーさん!浮き輪忘れてる!」
飛鳥「あっ、そうだ!えんぴーナイス!」
こうして海に入った一同。しかし、この後、事件が起きるのであった。