乃木坂高校












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第7章
誰が1番?
真夏「ご飯食べたら海に入る?」
海の家でお昼ご飯を食べている一同。
遥香「いいですね〜!」
一実「そうと決まれば早く食べなきゃ!」
絵梨花「あははっ!かずみん、慌てすぎだよ!」
さくら「あすぴーさん、さっき泳げないって言ってませんでした?」
飛鳥「浮き輪があれば大丈夫」
真佑「可愛い〜!」
飛鳥「その言い方バカにしてるだろ?」
真佑「なんのことでしょう?」
明らかにおちょくってる雰囲気が出ている。

あやめ「和くんは泳げるの?」
和也「んっ?俺?」
聖来「もしかして、和くん泳げへんの?なんか可愛い〜!」
さくら「兄ちゃん、中学の時、水泳の授業で50mクラスで1番のタイムじゃなかったけ?」
和也「あー、確かそんなのもあったね」
聖来「ホンマに?さすが、聖来の和くんや!」
遥香「いつから聖来の和くんになったん?」
あやめ「ほんとなんでも出来るだね…」
真夏「あれ?あやめちゃん、なんか引いてる?」
和也「引かないでよ。それに、飛鳥さん、目が怖いですって」
飛鳥「なんか、ムカつく!」
飛鳥はそう言うと、和也のほっぺをつねった。
和也「いたたっ!いきなりなんですか!?」
飛鳥「なんでも出来る感じがムカつく!」
和也「そんな無茶苦茶な!」
一実「ほんと和也くんはあすを手懐けるのが上手だね〜!」
真夏「これって手懐けてるっていうの?」
絵梨花「あーっ!お腹いっぱい!早く泳ぎにいこ!」
そう言って絵梨花は1人歩き出す。
真夏「いくちゃんは自由だし…」

ご飯を食べ終わり、1度パラソルの下に戻る。
遥香「和くん、後ろ向いて待ってて?」
和也「えっ?なんで?」
遥香「いいから早く!」
和也は遥香に言われた通り、後ろを向いて待つことにした。

遥香「もういいよ〜!」
3分ぐらいして遥香から声が掛かり、みんなの方を見る。
すると、そこには水着姿になったみんながいた。

遥香「どう…かな…?」
さくら「なんか恥ずかしいなぁ…」
真佑「あーっ!先輩、顔が赤くなってる!」
あやめ「ほんとだ!和くん、どうしたの?」
聖来「和くん、せいらの水着が1番やろ?」
和也「えっ、あの、そんなこと言われても…」

遥香は黒の水着。
さくらはピンクの水着。
あやめは白と黒のチェックの水着。
聖来は花柄で下はスカートタイプの水着
真佑はギンガムチェックの水着を着ていた。

真夏「でも、やっぱり1番はまなったんでしょ?」
さくら達の横には真夏達が立っていた。
絵梨花「1番は私だよ!ねぇー、和くん?」
一実「やばいわぁー!さっき食べ過ぎてお腹出てるかも」
飛鳥「あんまりジロジロ見ないでよね?」

真夏達の水着は、真夏は黄色の水着で、胸にある2個のホクロが印象的だ。

絵梨花は白の水着で、やはりスタイルが良く胸がすごい。

一実は白ベースのヨットの柄が付いている水着で、腰回りが凄く綺麗だった。

飛鳥は少し暗めの水色の水着で、胸は1番小さかったが、華奢で守りたくなる身体だ。

可愛い子が全員水着姿なので、周りの人から注目を集めていた。
聖来「ねぇ、誰が1番なん?」
和也「みんな!みんな1番だよ!」
真夏「なんか納得いかないなぁ〜!」
真佑「ここはビシって言った方が男らしいですよ?」
みんなは自分が選ばれることを期待している。
和也「うっ…」
絵梨花「う??」
和也「海に行きましょう!早く泳ぎたい!」
和也はその場から逃げる為に海に走って行った。

遥香「あっ!逃げた!」
あやめ「和くん、待てぇ〜!」
みんなも海に向かって走っていく。
さくら「あすぴーさん!浮き輪忘れてる!」
飛鳥「あっ、そうだ!えんぴーナイス!」

こうして海に入った一同。しかし、この後、事件が起きるのであった。

しゃもじ ( 2022/01/30(日) 11:52 )