学校1の人気者?
翌朝学校に向かってると菜緒がいた。
和也「菜緒おはよ。」
菜緒「和くんがおはよ。」
和也「もうすぐテスト期間だね!」
菜緒「そうだね。」
なんか冷たい。
和也「何か悪いことしましたか?」
菜緒「まだしてないよ。まだね。」
学校に着いて下駄箱を開ける。「ばさぁ」下駄箱から大量の紙が落ちる。
和也「この手紙はなんなんだ?」
菜緒「ラブレターじゃないですか?」
和也「いや、急にこんなにこないでしょ?」
菜緒が冷たい目で見てくる。
「佐藤先輩!」「佐藤くん!」来て早々何人かの女子生徒に取り囲まれる。
菜緒「ばーか。」
和也「ちょっと。菜緒待って!助けて!」
菜緒は無視して教室にいってしまった。
和也「疲れた〜」
教室に着くいなや和也はぐったりしていた。
潮「朝から大変だね?」
和也「いったい何なんだ?何があったんだ。」
潮「なにも分かってない佐藤くんが凄いよ。」
和也は疲れ切って話を聞いてなかった。
すると、メッセージが届く。
かとしからアイドル部のグループにメッセージが届く。
史帆「監督。昼休み部室に集合。」
彩花「絶対来てよ。」
菜緒「逃げたら許しません。」
(なんでこんな怒られる雰囲気なんだ?)
和也「ねぇ潮さん。なんかみんな怒ってそうなんだけど。」
潮「佐藤君気をつけてね。」
昼休みになると教室に人が集まったので、逃げてるように部室に向かう。
史帆「遅い!!!!」
和也「すみません!」
あまりの迫力に謝る和也。
和也「あの〜俺は何かしましたか?」
彩花「これだよこれ!全く気づいてない!」
久美「学校の女子から狙われてることも知らずに」
和也「狙う?なんのこと?」
菜緒「今日の朝、下駄箱に大量のラブレターが入っていました。その後、女の子に取り囲まれて、先輩は鼻の下を伸ばしてました。」
メンバーに睨まれる和也。
和也「えぇ?誤解だって!鼻の下なんて伸ばしてないよ!」
美玲「やっぱ監督はみーぱん達が守るしかないね!」
陽菜「今日クラスの子から先輩の連絡先聞かれました。」
史帆「もしかして、かわださん教えたの?」
陽菜「いえ!師匠の一番弟子として、勝手に教えることは出来ません。と断りました。」
「師匠〜!!??」
史帆「なに師匠って?」
美玖「先輩、陽菜に何したんですか?」
和也「いや、河田さんが急に言い出して。」
美玲「この際、身内のことは大目にみよ!」
彩花「そうだね。今は外の敵だね」
和也「敵ってそんな物騒な。」
「和くん(監督)(先輩)は黙ってて(黙ってて下さい)」
和也「はい。」
鈴花「やっぱり大変なことになりましたね〜♪」
和也「何でこんなことになってるの?」
鈴花「なんでってそれ本気で言ってます?球技大会ですよ?」
和也「球技大会??」
鈴花「だめだこりゃ。いいですか?あんな大勢の前で、あんなカッコいい勝ち方したんですよ?学校中の女子が先輩に好意を持つのは必然なんですよ!」
和也「そんだけで?たまたまだよ?」
「監督うるさい!!」
心当たりがないのに怒られる和也。
そして作戦会議は昼休みいっぱいまで続いた。