日向高校




























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第3章
合宿2日目
次の日。和也は目を覚まして、朝ごはんの準備をしに行く。
白石先生は会議があり、少し遅れるらしいので朝ごはんを任された。
朝ごはんといっても、目玉焼きとウィンナーを焼いて、サラダを準備する程度。
念の為、ご飯と食パンを準備しておいた。
準備が終わる頃みんなが起きてきた。
美玲「監督おはよ〜!あれ?白石先生は?」
和也「なんか会議があるみたい。」
久美「監督が朝ご飯1人で作ったの?」
和也「作ったって言ってもこんなのしかできてないけど。」
鈴花「さすが監督!料理は目玉焼きが出来るって言ってただけあって、綺麗な目玉焼きですね!」
和也「富田さん絶対いじってるだろ」
美玲「監督ありがと!大変だったよね?言ってくれたら手伝ったのに。」
和也「そんなに大変じゃなかったよ?それに、みんなは今日も1日練習だからゆっくりしてほしかったから。早く食べて準備してね!」
『いただきまーす!』
陽菜「昨日の苦い野菜炒めはないんですか?」
和也「昨日河田さん達が食べてくれたからもうないよ?」
彩花「まさか陽菜食べたいの?」
陽菜「うふふっ。なんか面白い味でしたから。」
和也「もっと美味しくできるようになったら、また作ってあげるね」
陽菜「はい!楽しみしてます。」
美玲「ちゃんとみーぱんにも作ってね?」
和也「うん。わかった。」
史帆「あーっ!!遂にかわださんにまで贔屓し始めたー!」
鈴花「贔屓だめ〜!」
美穂「完全に丸やです」
史帆「みーぱんに、こしゃに、かわださん!どんどん贔屓が増えてくー!監督早くとしちゃんにハマってー!!」
和也「わかったから早くご飯食べてね」
みんなは笑っていた。元気そうで何よりだ。
朝食を食べ終えて、少し休憩した後にマラソンを始める。和也は仮眠室で準備をしていた。
コンコン。ドアが鳴ったので開けたら小坂さんがいた。
菜緒「先輩今いいですか?」
和也「うん。いいよ。どうしたの?」
菜緒「小説買いに行く日程ですけど、この日でいいですか?」
和也「うん。大丈夫だよ!」
菜緒「ありがとうございます。楽しみしてます。」
和也「俺も楽しみにしてる。」
菜緒「それじゃまた後で」
小坂さんが出て行った。
グラウンドに行くと白石先生が来ていた。
白石「佐藤くん朝ごはんごめんね〜!」
和也「大丈夫ですよ。」
白石「よし!それじゃはじめましょう!
今日もまずマラソンから。昨日の疲労もあると思うから、無理はしないようにね。」
『はい!』みんなは走り出した。
白石「佐藤くん。相談があるんだけど。」
和也「どうかしましたか?」
白石「私なりにダンスの配置を考えたんだけど、どうしてもあと1人足りないんだよね。」
和也「バランスが悪いんですか?」
白石「そうなのよね〜誰かいないかしら。」
和也「誰か探してみます。」
白石「ありがとう。お願いね。」
そうは言ったものの転校して来たばかりなので知り合いはいない。
あとでメンバーに聞くことにした。
2日目の練習も無事終わった。
彩花「さすがにちょっと疲れたね」
潮「うん。でも、ダンス上手くなってる気がする。」
久美「お風呂入りに行こっか。」
「はーい。」みんな銭湯に向かう。
和也と白石先生と七瀬さんはその間に夕食を作っていた。1時間してみんなが帰ってきた。
鈴花「あれ?今日は焦げているものがないですね〜?」
和也「今日は白石先生と七瀬さんがほとんど作ってくれた。」
彩花「ないとないで寂しいものだね〜」
和也「いいから早く食べな。」
夜ご飯を食べて就寝時間まで自由時間になる。
和也も仮眠室で横になっていた。
するとかとしからメッセージきた。
史「今からそっちにお喋りしにいく!」
返事をしようとした時にドアが開いた。
史帆「もうきちゃった。」
和也は苦笑いし、かとしを部屋に入れた。
和也「どうしたの?」
史帆「何もないよ。和くんと喋りたかったの。」
かとしが和也の肩に頭を預ける。
和也「旅行楽しみだね?」
史帆「うん。和くんとずっといれるからうれしい〜!」
和也「ちゃんと合宿も頑張ってるね。」
史帆「うん。約束したからねっ!あっでももう一個ご褒美欲しいな〜」
和也「何が欲しい、、んっ」
全ての言葉を言う前に、唇に柔らかい感触がした。
史帆「ご褒美もらった〜!最終日も頑張るぞ〜」
その後、かとしと少し話してお互い眠たくなったので、かとしは戻っていった。
和也もその後すぐ眠りについた。

■筆者メッセージ
間違えて、第2章の9話を消してしまった、、、。
8話に編集して追加しましたが、内容を覚えていないので話が変わっているかもです。涙
しゃもじ ( 2021/04/29(木) 03:24 )