噛み締める幸せ
未来虹「はぁ…はぁ…はぁぁ…」
絶頂を迎えた未来虹は呼吸が乱れており、息をするのもやっとの状態だった。
和也「未来虹、大丈夫?」
未来虹「は…はい…でも頭の中が真っ白です…」
和也「派手にイったもんね」
未来虹「イった?そっか…これがイクってことなんだ…」
未来虹はこの時に初めて自分が絶頂を迎えた事を自覚する。
和也「未来虹。入れたいんだけどいいかな?」
未来虹「はい。よろしくお願いします」
未来虹は足を少し開いた。
和也は引き出しからゴムを取り出して、性器に付ける。
和也「それじゃ入れるね?」
未来虹は目を瞑りながら頷いた。
性器を愛液が溢れ出している膣に近づけて、ゆっくり挿入していく。
未来虹「あっ…入ってきた…」
膣の中に性器が入ってきた事を感じとり、未来虹は反応する。
和也「大丈夫?痛くない?」
未来虹「んんっ…大丈夫…です…むしろ…あっ…気持ちいい…」
どうやら未来虹は痛くない人の様だ。
未来虹が大丈夫そうなので、和也は一気に性器を入れ込んだ。
未来虹「あぁん!!」
性器が全て入り込み、未来虹の身体がビクビクと反応している。
和也「動かすね?」
未来虹「んんっ、お願いします」
『パンパンパン』和也が腰を動かし始めて、身体がぶつかり合う音が響く。
未来虹「やんっ!んんっー!はぁっ、はぁっ!」
大きな声で喘ぐ未来虹。シーツを手で握りしめて、襲ってくる快楽を必死に耐えている様にも見える。
和也は未来虹と行為を始めてから、ある事を考えていた。
和也「未来虹、ちょっと立てるかな?」
腰の動きを止めて、未来虹に確認する。
未来虹「えっ…はい…多分大丈夫です」
未来虹からの返事を聞いて、性器を一度抜いて、未来虹が立つのを待った。
未来虹はベットから降りて立ち上がったが、少しフラフラしている。
和也「ベットに手をついて、お尻を突き出せる?」
和也の指示通り、ベットに手をついてお尻を少し突き出す。
未来虹「恥ずかしいです…」
下半身の穴が全て見える状態になり、未来虹は恥ずかしがる。
そして、和也は未来虹の後ろに回って、膣に性器を入れ込んだ。
和也が考えていたのは未来虹に立ちバックで挿入することだった。
背が高く、スタイルのいい未来虹を後ろから攻めてみたかったのだ。
和也は未来虹の柔らかいお尻を掴んで、腰を動かし始める。
未来虹「あぁっ!奥まで…んんっ!さ、さっきよりも気持ちいい」
どうやら、未来虹はバックが気に入ったらしい。
未来虹「あっ、あっ、あっ!!んんっ!!」
和也が奥に突くたびに大きな声で喘ぐ。その声を聞くたびに、和也の気分が高ぶり、自然に動きが激しくなる。
そして、和也は更に攻め立てる。
未来虹の上半身を少し起こして、胸に手を回して、乳首を刺激する。
未来虹「いやぁ!!今はそこはダメです!!おかしくなっちゃうからぁ!!あぁん!!」
和也は動きを止めようとせず、腰を振り続けた。
未来虹「あぁん!!和也先輩!!ダメェ!また、またさっきのがきちゃいます!イクッ!!」
未来虹が絶頂を迎えた瞬間、膣の中が急激に締まり、和也も絶頂を迎えた。
和也が膣から性器を抜くと、未来虹は崩れ落ちる様に座り込んだ。
和也「はぁ…はぁ…大丈夫かな?」
未来虹「ちょっと無理です…何も考えれないです」
動きそうにない未来虹を持ち上げて、ベットに寝かせた。
未来虹「ありがとうございます…」
未来虹は身体を精一杯動かして、和也にキスをした。
未来虹「へへっ、お礼です…」
そう言って目を閉じた。
和也は未来虹に布団をかけて、自分も布団の中に入って眠りについた。
翌朝。温もりを感じて目を覚ます。
未来虹「和也先輩、おはようございます」
和也「おはよ。あれ、昨日、服着ずに寝ちゃったんだっけ」
和也が服を着ようとすると、未来虹がそれを止める。
未来虹「待ってください!」
和也「でも、風邪引いちゃうよ?」
未来虹「もう少し先輩の体温を感じたいです…」
そう言って未来虹は抱きしめる力を強くした。
和也「わかった。なら、もう少しだけ」
和也も未来虹の背中に手を回して抱き寄せた。
未来虹は幸せそうな顔をして、その体温を噛み締めていた。
そして、その日から未来虹の好物にカレーが入ったのだった。