日向高校




























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第23章
下校と混乱
説教と弁当を食べ終わり、疲れ切ったので、帰宅するために準備をする。
帰り支度をしていると、史帆が近づいてきた。
史帆「ねぇ、和くん」
和也「んっ?どうしたの?」
史帆「今日、お泊まりに行っちゃダメかな?そっちの方が明日のお出かけもしやすいし」
和也「そうだね。うちは大丈夫だと思うよ」
史帆「やったぁ〜!お家帰って準備したらすぐに行くね!なら、また後でね!」
そう言って史帆は足早に帰っていった。

帰り支度を終えて、校門に向かうと鈴花が待っていた。
鈴花「先輩、一緒に帰りましょ?」
和也「待っててくれたんだ。ありがとう」
鈴花「いえ、こういう時じゃないと、先輩と2人になれないですから!」
和也「別にお隣なんだから、いつでも会えるよ?」
鈴花「もう、そういうことじゃないんです!学校から一緒に帰った方がなんかいいじゃないですか!」
和也「どういうこと??」
鈴花「いいから、早く帰りましょ!」
鈴花に手を引かれて下校する。

鈴花「今日の先輩かっこよかったなぁ〜!」
和也「それ何回言うの?」
鈴花「だってかっこよかったんですもーん!やっぱ、スポーツする男子ってかっこいいですね!」
和也「そうかな?最後とか結構バテバテだったんだけどね!」
鈴花「そうなんですか?全然気づかなかったです!でも、これでやっとこっちに帰ってきてくれますね!」
和也「そうだね。今まで留守にしててごめんね?」
鈴花「いえいえ!おかえりなさい!」
和也「ふふっ。ただいま」
2人は笑い合い、楽しく下校した。

「ただいまー」家に着くと、母さんが玄関まで来てくれた。
母「おかえりなさい!試合はどうだった?」
和也「勝ったよ」
母「あら、おめでとう!」
和也「ありがとう。あっ、今日、史帆が泊まりにくるみたい」
母「史帆ちゃんが?なら、今日も楽しくなりそうね!」
和也「そうだね。シャワー浴びてくるね」
和也はそう言って、お風呂場に向かった。

シャワーを浴びて、汗を流してから荷物を置きに部屋に行く。
和也「ふぅーっ。疲れた」
ベットに横になると、だんだん意識が薄れていった。

(んっ?なんか…)寝落ちして、和也は下半身に違和感を感じて目が覚める。
視線を下半身に向けると、そこには性器を咥えている史帆の姿が。
和也「史帆!?なにしてるの!?」
史帆「あっ!和くんが起きたぁ〜!おはよ!」
和也は突然のことで頭が混乱するのであった。

しゃもじ ( 2021/12/06(月) 21:08 )