日向高校




























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第22章
豪華景品を目指して
ご飯を食べ終わり、ライブの時間まで、みんなで学園祭を回ることにした。
和也「へぇ〜、クラスの出し物以外にも、部活でも出し物してるんだね」
彩花「そうそう!野球部のストラックアウト?とか色々あるよ!」
京子「そうだ!来年はアイドル分で出し物しない?」
好花「それいいですね〜!そうすれば先輩と一緒にできます!」
史帆「確かに!久美さんに怒られないで済む!」
美玲「うんうん!あの時の久美は本当に怖かったもんね」
久美「あれは2人が悪いんでしょ〜!」
ひより「陽菜も勝手に居なくならないで済むね」
陽菜「えへへっ、師匠が呼んでる気がしたので!」
和也「来年も楽しみだね」

美穂「先輩!あれやりませんか!」
体育館に行ってみると、バスケ部が出し物をしていた。
和也「フリースロー対決?バスケ部に勝ったら豪華景品」
鈴花「おぉ〜!先輩の腕の見せ所ですよ!」
優佳「そういえば、和也くんはバスケが上手なんだっけ?」
紗理菜「そっか!かげこは球技大会の時は留学してたもんね!」
未来虹「私達も先輩がバスケしてるとこ見たことないです!」
明里「球技大会の時はすごかったですね!遠くからビューンってシュート打って、スパって網をくぐり抜けて!」
愛萌「丹生ちゃんの説明分かりにくいよ?」
美玖「とりあえず、すごく上手なんです!」
菜緒「バスケの時は一段とかっこよく見えますよ!」
ひなの「もう一度バスケしてるところを見てみたいです!」
史帆「よしっ!そうと決まれば早速いこーっ!」
和也「うわぁ、史帆、押さないで!」
史帆に受付けまで背中を押された。

美玲「たのも〜!」
久美「そんな道場破りみたいなことしなくも…」
山口「みーぱんさんかっこいいです!」
バスケ部「げっ、もしかして、先輩がやるんですか?」
和也「あー、君は確かあの時の!」
受付けをしていたのは、バスケを教えてくださいと手紙をくれた子だった。
芽依「和くんが挑戦します!」
鈴花「ちなみに景品はなんですか?」
バスケ部「1番の景品は商店街のくじ引きで当たった、ファンヒーターになります。加湿器機能が付いているので、これからにピッタリです!」
森本「加湿器機能付きのファンヒーターですか!」
京子「これはなんとしてもゲットしなきゃ!」
好花「これを勝っただけで貰えるん?」
バスケ部「いえ、勝つのと10本ノーミスだった場合です!」
愛奈「ノーミスとはハードル高いなぁ!」
美穂「はーい!私と先輩でチャレンジしまーす!」
バスケ部「マジか…。一回のチャレンジは500円になります…」
和也が来たことにより、明らかにテンションが下がっているバスケ部員。
お金を払って、美穂からチャレンジすることになった。

京子「美穂ー!先輩命令だ!勝て〜!」
菜緒「景品全部持ってっちゃえ〜!」
美玖「パーフェクトじゃなかった場合の景品はなんだろう?」
鈴花「見た感じ大したことないね!」
和也「そんな失礼なことを…」
久美「よしっ!ファンヒーター、一本狙いだ!!」

勝負の内容はバスケ部の先攻で始まり、交互で10本打って、入った本数を競うというものだ。
「それでは、始め!」合図と共に、バスケ部がフリースローラインに立った。
『シュッ』ボールは綺麗な弧を描いてゴールに吸い込まれた。
好花「さすがバスケ部…」
明里「美穂〜、イケー!」
交代し、美穂がフリースローラインに立った。
『シュッ』美穂が打ったボールも綺麗な弧を描いて、ネットをくぐり抜けた。
ひなの「美穂さん、素敵です!」

その後、お互い一本ずつ外して、勝負は終盤になった。

■筆者メッセージ
くろの。さん うちさん ルウさん

コメントありがとうございます!!
ごめんなさい!NTRとはなんのことでしょうか?笑
無知ですみません!!

あと、もしかしたら、もう1話投稿するかもです!
しゃもじ ( 2021/10/08(金) 20:48 )