和也「ところで協力ってどうするの？」
史帆「それは告白の仕方をレクチャーするとか？」
京子「やっぱ告白っていったら男らしく『好きです！』でしょ！」
和也「いや、女の子だけど」
優佳「やっぱり、場の雰囲気は大事だよね！」
紗理菜「わかる！ロマンティックな所でされたいなぁ〜！」
和也「なんか昨日もそんな様なこと話したような」
好花「でも、女の子から告白って勇気いりますよね」
美玲「そうなのかな？みーぱんはできるよ？和君、大好き〜！」
美玲が和也に抱きつくと史帆も抱きついてくる。
史帆「としちゃんも大好き！」
久美「この2人はほっといて、もう会う約束はしてあるの？」
伊藤「それがまだなの・・・。恥ずかしくて」
鈴花「えぇ〜！なんかキュンキュンしちゃいます！」
愛奈「そこからセッティングしなきゃだね」
菜緒「和君がその男の人呼んであげれば？」
和也「いいけど、呼んだ後はどうするの？」
美玖「そりゃもちろん告白するに決まってますよ！」
彩花「そうそう！だから、今からセリフを考えるんでしょ！」
陽菜「陽菜たちが恋愛を伝授するんです！」
和也「みんなって教えれるほど恋愛経験あったんだ」
一同「・・・。」一瞬、場の空気が止まる。
久美「どころでどこに来てもらう？」
史帆「あははっ、どこにしようね〜！」
美玲「テラスがあったからそこがいいんじゃない？」
菜緒「そ、そーですね！そこにしましょう！」
なんかみんな軽く動揺している気がする。
久美「なら、私達は相談して決めるから、和也君はその男の子呼んで、先にテラスに入ってて！」
美穂「先輩はテラスにいったら、自然にその場からいなくなってくださいね！」
和也「わかった。じゃあ先に行ってるね」
和也は田中を呼びに部屋に向かった。

伊藤「ふふっ、みんなは本当に仲がいいんだね」
美玲「和君のおかげかな！」
久美「そうだね！和也君のおかげで後輩ともすごく仲良くなれたね」
菜緒「和君がいなかったら、この修学旅行も1人で過ごしてたかもしれません」
ひなの「私もです！先輩があの日誘ってくれなかったら、ここまで楽しく過ごせてなかったです」
未来虹「私達もだよね？和也先輩のおかげでアイドル部に入れましたから！」
森本「そうだね！監督が誘ってくれましたから！」
山口「うん！監督のおかげで人見知りも直ってきました！」
伊藤「そうなんだね。佐藤君はすごいね」
史帆「うん！和君はすごいんだよ！」
和也が褒められてみんなは嬉しそうな顔している。
久美「あっ、和也君から連絡きたよ！今からテラスに向かうって！」
伊藤「どうしよう。緊張してきた」
愛萌「大丈夫です！絶対成功しますから！」
紗理菜「でも、どうやって告白するかまだ決めてないよ！」
陽菜「自分の気持ちに正直になればいいんです！絶対に好きって気持ちは伝わりますから！」
ひより「えっ？陽菜がまともなことを言ってる！」
好花「陽菜、熱でもあるんちゃう？」
好花が陽菜のおでこに手を当てる。
陽菜「やめろ〜！熱なんてないよ！陽菜も今日から大人になったんだから！」
京子「今日から？ひなちゃん、なにかあったの？」
陽菜「あっ、いえ、なんでもありません」
久美「かわださんのことは気になるけど、とにかく時間ないから私達もテラスに向かお！」
優佳「そうだね！早く行かなきゃ！」
みんなは立ち上がりテラスに向かった。