久美「それじゃ1人ずつ線を2本引いてね！」
久美は1年生用と2年生用の紙を準備した。
久美「それじゃ、和也君がどこがあたりか決めてね！」
和也「俺が決めていいの？」
京子「和以外の人が決めたらどこかわかっちゃうじゃん！」
和也「まぁ確かにそうだね」
和也は久美から紙をもらって、あたりの場所を決めた。
美玲「う〜ん。どこに引けばいいんだろう？」
愛奈「こんなん運やからね！適当でええんちゃう？」
愛奈がなんも迷いもなく線を引く。
史帆「まなふぃつよっ！なら、としちゃんも！」
2年生メンバーが線を引いていく。
鈴花「ぜったーーい負けられない！」
ひより「ひよたんも負けないからね〜！」
和也「これは勝ち負けなの？」
みんなの気合いが少し怖い。

そして、あみだくじが完成して、じゃんけんで選ぶ順番を決めるみたいだ。
『じゃーんけんぽん！！』みんなの声が会場中に響き渡る。
優佳「やったぁ〜！1番に勝ったぁ！」
美玲「えぇ〜、みーぱんが1番最後かぁ〜」
和也「でも、残り物には福があるっていうからね？」
美玲「そうだね！和君ありがとう！」
彩花「なんかみーぱんに優しくない？」
芽依「これは贔屓やなぁ〜！」
紗理菜「和也君！！贔屓はだめだからね！」
何故か怒られる和也。次は1年生の順番を決める。
好花「負けへんからなぁ〜！」
美穂「私も負けないからね！」
陽菜「ふふっ、陽菜にはとっておきの秘策があるからね！」
菜緒「陽菜の秘策ってなに？」
陽菜「えーっとね、こうやって覗くと何を出せばいいか見えてくるんだよ！」
美玖「その秘策みんな知ってる様な」
愛萌「陽菜、秘策なのに教えてよかったの？」
陽菜「あぁ〜！だめ〜！みんな忘れて〜！」
美穂「まぁいいや！それじゃ、じゃんけんしよ！」
鈴花「誰が当たっても恨みっこなしね！」
『じゃーんけんぽん！』
未来虹「1番に勝ったぁ〜！」
美玖「私が1番最後かぁ〜」
陽菜「師匠、何故でしょう？下から3番目です」
和也「たまたま運が悪かったのかな？」
そして、みんなはどこにするか選んでいた。
史帆「和君は先にお部屋に戻っててね？」
和也「えっ？一緒にいたらいけないの？」
優佳「結果は明日までのお楽しみでーす！」
和也「気になるけどしょうがないね」
和也は席を立ち会場から出た。

久美「よし、和也君は行ったね！」
彩花「うん！結果発表しよ！！」
ひなの「なんだか緊張してきました！」
白石「みんな何してるの？」
あみだくじの結果を見ようとしたら、白石先生に声をかけられた。
美玲「明日の自由行動で和君とデートする人を決めてるんです！」
白石「佐藤君とデート？あみだくじで決めてるの？」
好花「そうなんです！ジャンケンよりも盛り上がるからって久美さんが！」
白石「えぇ〜！いいなぁ〜！先生も入っていい？」
美玲「えぇ！？白石先生も和君とデートしたいんですか！？」
白石「たまには先生も佐藤君と2人っきりで遊びたいなぁ〜！」
鈴花「先生と2人っきりになったら、さすがの先輩でも恋に落ちちゃうかも！」
明里「キャー！先生と生徒の禁断の恋！？」
史帆「だめだめだめ〜！！それはダメです〜！」
京子「そうですよ！いくら鈍感な和でも、先生と2人っきりはだめです！」
白石「あらら、ざーんねん！冗談でもダメだったかぁ〜！」
紗理菜「なんだ、冗談かぁ〜」
愛奈「先生〜、過激な冗談のせいで、ひなの達の顔が真っ赤になってますよ〜！」
白石「そんなうぶな所も可愛いわね！なら、選ばれなかった子達は先生とデートしましょ？」
美玖「先生とデート？どうしよう！したいです！」
菜緒「これなら選ばれなくても寂しくないね！」
久美「それじゃ結果発表しよ〜！せーの！」
こうして、和也の知らないところで明日のデートする人が決まった。
誰とデートするのかは明日までのお楽しみだそうだ。