日向高校




























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第18章
少しだけ不良に
和也「こんな時間にどうしたの?」
美玖「あの、あれです。先輩何してるかなぁ〜って思って」
美玖は早口で話し出す。
和也「眠れなくてテレビ観てたんだ。てか、メッセージ送ってくれれば良かったのに」
美玖「いや、あの、違うんです。ほんとは先輩に会いたくて来ちゃいました」
和也「そうなんだ。先生にバレたらまずいから部屋に入って?」
和也は美玖を部屋の中に入れて、2人でベットの上に座った。
美玖「急に来ちゃってごめんなさい!迷惑でしたよね?」
和也「ううん。俺も寝れなかってさ。暇だったから話し相手ができて嬉しいよ」
美玖「そうですか。よかったぁ〜」
和也「でも、真面目な美玖が就寝時間を破るなんてびっくりしたよ」
美玖「最近先輩となかなか2人で話せなかったから。寂しくなって勢いで来ちゃいました。少しだけ不良になっちゃいました!」
美玖は少しだけ舌を出して笑った。
和也「そうなんだね。美玖と同じ部屋の子は大丈夫なの?」
美玖「菜緒と一緒なんですけど、菜緒は疲れてすぐ寝ちゃったんです」
和也「菜緒と一緒なんだね。美玖は眠たくないの?」
美玖「はい!飛行機やバスの中でいっぱい寝たので!」
和也「そっか。なら、美玖が眠たくなるまで話そうか?」
美玖「はい!お願いします!やったぁ〜」
美玖は嬉しそうに和也に抱きついた。
和也「話すって言ったのに抱きついてるね」
美玖「先輩にくっつきたくって。いやですか?」
美玖が上目遣いで見てくる。その表情に和也はドキッとしてしまう。
和也「こんな可愛い子にくっつかれて嫌なわけないよ」
美玖「可愛いって!もう、先輩何言ってるんですかぁ〜!恥ずかしい〜」
美玖は顔を赤くして、暑くなったのか手で顔を仰いでいる。
和也「美玖、すごく顔が赤くなったね」
和也は美玖の表情を見て笑っている。
美玖「もぉ!笑わないでくださいよぉ〜!先輩の意地悪〜!」
美玖は顔を膨らませて、怒った表情をして和也を軽く叩いているが、ちょっと嬉しそうだった。
和也「ごめん、ごめんって〜!だから、叩かないで」
和也は叩いている美玖の手を強引に掴むと、美玖を押し倒してしまい、美玖の顔が目と鼻の先だった。
すると、美玖がスッと目を閉じた。和也はそれに応えるように美玖にキスをした。そして、美玖は腕を和也の首に回す。
美玖「先輩。私・・・」
和也「ごめん。俺、ゴム持ってないんだ」
美玖「あの。私持ってきました」
美玖はズボンのポケットからゴムを取り出した。
和也「なんでポケットに?もしかして、はじめからその気できたの?」
美玖「いや〜何というか、たまたまというか」
和也「正直に言わないとやらないよ?」
和也は少し意地悪な事を言ってみた。
美玖「うぅ〜。はい。先輩とくっつきたくて来たんです。だから、いいですか?」
美玖は少し涙目になりながら、恥ずかしそうに答えた。
和也「そうなんだね。やっぱり美玖は変態さんだ」
和也はそう言って美玖にキスをした。さっきまでのキスと違い、美玖の口の中に舌を入れ込む。「グチュグチュ」美玖は口の中に入ってきた和也の舌に自分の舌を絡めてる。「んっ、んっ」美玖から溢れ出す吐息。それが和也を更に興奮させる。そして、和也は一気に美玖のパジャマを脱がして全裸にした。
美玖「私だけじゃ恥ずかしいです。先輩も脱いで下さい」
そう言って美玖は和也着ている衣類を流し始める。お互い全裸になって身体を密着させる。美玖の体温が素肌で感じ取られて、温かい気持ちになる。そして、和也は愛撫を始める。美玖の少し小さな胸を揉み、可愛いピンク色の乳首を指でつまむ。「んんっ、あんっ、あっ」美玖は小さな声で喘いでいる。しばらく胸を愛撫していると、美玖が和也の片足を両足で挟み出す。すると、美玖は秘部を擦りつけるように動き出す。「あぁん、んんっ」美玖は自ら腰を動かして快感を得ている。そして、美玖から溢れる愛液が和也の足を濡らし始める。
和也「美玖。なんか動きがエロいね」
美玖「ああっ、だって、先輩とくっつきたかったから。んんっ、気持ちいい」
和也は美玖の乳首を舐め始める。「んんっ、あぁん。だめぇイキそう。んっ!」美玖の身体は飛び跳ねた。そして、小刻みに痙攣している。
美玖「はぁ、はぁ、次は私が先輩を気持ちよくしますね」
美玖は和也の下半身に移動して、性器を咥えようとしたその時。「♪〜」部屋のチャイムが鳴り、2人はびっくりして頭の中が真っ白になってしまったのであった。

しゃもじ ( 2021/07/10(土) 21:30 )