日向高校




























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第15章
オーディション開催!?
白石「みんなのことよろしくね?ご両親にお礼言っといてね」
和也「はい。先生も他のみんなのことお願いします」
生田「私も和也君のお家に泊まりたーい!」
七瀬「いくちゃんは明日の朝早くに帰らなかんのやろ?」
生田「そうだけど〜。和也君、また今度泊まりにくるからね〜」
和也「わかりました。楽しみしています」
白石「それじゃおやすみなさい。今日はお疲れ様」
美玖「先輩、休み中にチラシ作っときますね!おやすみなさい」
和也「うん、ありがとう。気をつけてね」
みんなで白石先生達を見送って、和也はお風呂に入りに行く。お風呂から出てリビングに戻ると、ゲームで盛り上がってる人達、会話を楽しむ人達がいた。
美穂「あははっ、陽菜にまた貧乏神が付いた〜!」
ひより「あははっ!陽菜の時だけキングになるよね」
久美「かわださん凄いことになってるよ〜」
陽菜「でも、ゲームだから・・・ゲームだから・・・」
美穂「すごい借金背負ってるね」
陽菜「ゲームだから・・・」
和也「なんか盛り上がってるね?」
美穂「先輩!今、陽菜が借金10億背負ってるんですよ!」
和也「借金?10億ってすごいね」
陽菜「師匠〜みんながいじめてきます。助けてください〜」
陽菜が和也にゲームを渡してきた。
和也「えっ?やった事ないからわからないよ」
ひより「先輩もやりましょう〜!」
久美「やろ〜!かわださんとペアでいいからさ」
陽菜「ふふっ、師匠と一緒にやれば絶対負けませんから!」
美穂「なら、2人はペアなんでハンデとして、続きからやりましょ〜」
久美「あははっ!美穂ずるいなぁ〜」
そして、数十分後。
美穂「嘘でしょ・・・」
久美「和也君に代わった瞬間から」
ひより「あははっ!美穂に貧乏神がついたぁ〜」
陽菜「やったぁ〜!さすが陽菜の師匠だぁ〜!」
和也「なんか1位になっちゃったけど」
美穂「悔しい〜!もう一回やりましょ!」
美穂は悔しがって再戦を求めてきた。
美玲「和君〜ちょっと来て〜!」
和也「呼ばれてるからいくね?」
美穂「あー先輩が勝ち逃げする〜!」
和也「あとは、弟子の陽菜に任せるね」
そう言って美玲達の元に向かった。
和也「どうしたの?何かあった?」
美玲「新しいメンバーの事をみんなで話してたんだぁ!」
和也「そうなんだね。楽しみだね」
史帆「うん!でも、入りたい子がいるのか不安だなぁ」
菜緒「先生は3人って言ってたけど、3人も来てくれるかな?」
和也「大丈夫だよ!今回のライブは最高だったし、絶対興味を持ってくれる人がいるよ!」
史帆「う〜ん。そうかなぁ〜?」
和也「今日のみんなは凄く輝いていたから大丈夫」
菜緒「和君が言うなら大丈夫な気がしてきた!」
美玲「うん!ただ心配なのが・・・」
3人か一斉に和也を見る。
和也「えっ?何?どうして俺が心配なの?」
史帆「和君が心配というか、和君を目的で入部する人が増えそう」
美玲「うんうん。今回の合唱祭で和君の人気が再浮上してるはずだし」
菜緒「和君に近づく為に入部する人が絶対いますよね」
3人は凄い困った顔をして悩んでいる。
和也「そんなことないから大丈夫だよ。ピアノ弾いただけじゃ人気なんてでないよ」
久美「和也君はわかってないなぁ〜!」
和也「あれ?ゲーム終わったの?」
久美「ちょっとこっちが気になってね」
和也「そうなんだ。それよりわかってないとは?」
美穂「運動もできて、勉強もできる。おまけにピアノも弾けて歌が上手い!これほど、文武両道にたける人なんて居ませんよ!」
ひより「そして、先輩はばちぼこ優しいしかっこいいですからね!」
陽菜「こんな凄い人はいません!」
和也「それはちょっと褒めすぎだよ。全部たまたまだから」
史帆「人の気も知らないで呑気なものですね〜」
美玲「そうだ!!みーぱん、いい事考えた!」
菜緒「いいことってなんですか?」
美玲「もし、いっぱい来てくれたらみーぱん達でオーディションしない?」
『オーディション??』みんなはいまいちピンときていなかった。
美玲「そう!1人1人見てメンバーを決めるの!そうすれば、どういう気持ちで入りたいかわかるでしょ?」
史帆「なるほど!確かにいい考えだぁ!」
ひより「みーぱんさんさすがです!」
和也「オーディションは大袈裟な気がするけどなぁ・・・」
和也の考えはよそに、みんなは盛り上がっている。
史帆「いい案が浮かんだと言うことで、そろそろ寝る?」
美玲「そうだね!和君、部屋に行こ〜?」
和也「えっ?俺の部屋で寝るの?」
菜緒「そうだよ?なんで?」
和也「いえ、なんでもありません」
ひより「先輩の横で寝る人はじゃんけんで決めましょ〜!」
みんなはじゃんけんをし始めた。その間に和也は部屋に布団を運んだ。
陽菜「ふふっ、陽菜が勝ちました!」
史帆「としちゃんも勝ったぁ〜!」
どうやら勝ったのは、陽菜とかとしみたいだった。部屋に移動して布団に入る。
和也「あの〜。もっとベットを広く使わない?」
史帆「いいからいいから!ギュゥ〜」
陽菜「陽菜もギュゥ〜!」
2人は両腕に抱きついて眠りについた。
和也は2人の距離の近さに、興奮してしまい、中々寝れないのであった。

しゃもじ ( 2021/06/16(水) 16:49 )