史帆「あー、暑い！暑くて溶けちゃう〜」
美穂「ほんとですね〜。暑くて死んじゃう〜」
季節は夏。そして夏休み。合宿が終わり、少しオフを過ごしてから部活が再開した。
和也「みんな熱中症には気をつけてね。ドリンクいる人いる？」
鈴花「はーい。ほしいでーす」
久美「さすがのすずちゃんもこの暑さだと元気ないね」
京子「高校の夏休みなのに、部活しかしてないよ」
彩花「ほんとだよね！JKの夏休みなのに〜！」
美玲「そうだ！和君、明後日って部活休みだよね？」
和也「うん。明日は午前中だけで、明後日は休みの予定だよ」
美玲「なら、明後日みんなで海行かない！？」
『海！！』みんなが美玲の提案にテンションが上がる。
久美「海いいじゃーん！」
彩花「海いきたーい！！」
芽依「わーい！海〜！」
鈴花「いいですね！夏といえば海でパリピですよね！」
好花「わーい！やっと夏休みらしくなってきた！」
京子「海の家にラーメンあるかな？」
和也「どうなんだろう？冷やし中華ならありそうだけど」
ひより「陽菜、暗い顔してどうしたの？」
和也「陽菜、体調悪くなった？大丈夫？」
陽菜「師匠。海に行きたいんですけど、深海魚が怖いです」
和也「・・・。あははっ！深海魚は深海にしかいないから大丈夫だよ」
陽菜「なら、もし深海魚がいたら師匠が助けてください！」
美玲「そうと決まれば水着買いに行かなきゃ！！」
史帆「あっ！としちゃんも買わなきゃ！」
紗理菜「私は去年買ったものがあったなぁ〜」
愛奈「日焼け止め買いに行かなあかんなぁ〜」
菜緒「私も水着買わなきゃ」
和也「菜緒も水着持ってないの？」
菜緒「だって今までインドアだったし」
和也「ふふっ、そうだったね」
菜緒「もぉー！笑うなぁ〜！」
美玖「先輩！明日、ビーチバレーしましょ！」
明里「明里はビーチフラッグがいいなぁ！」
ひなの「みなさんでお出かけ楽しみです！」
史帆「和君！明日、部活が終わったら水着買いに行くの付き合って？」
和也「俺が一緒に行って意味あるかな？」
美玲「あるに決まってるよ！だって和君に選んでほしいもん！」
菜緒「あの、私も一緒に行ってもいいですか？」
美穂「私もいきたいです！」
史帆「みんなでいこーっ！盛り上がってきたぁー！」
みんなは暑さで疲れ切っていたが、急に元気になるのであった。

　　　　〜翌日の部活終了後〜
史帆「和くーん！早く行こー！」
和也「買い物ってどこにいくの？」
美玲「前、和君と出会ったデパートだよ！」
美穂「菜緒早く〜！」
菜緒「ちょっと待って〜！和君、前髪変じゃない？」
和也「いつも通り可愛いから大丈夫だよ」
菜緒「えへへっ、ありがとう〜」
史帆「そこっ！いちゃつくなぁ〜！」
美穂「もう！早く行くよ〜！」
みんなで駅に行き、電車に乗ってデパートに向かう。
美玲「和君は水着持ってるの？」
和也「もってないよ。だから、俺も買わなきゃ」
史帆「なら、としちゃんが選んであげるよ！」
美玲「えぇ〜！みーぱんが選びたい！」
美穂「待って下さい！私も選びたいです！」
菜緒「私も和君に選びたいな」
和也「みんなに選んでほしいけど、流石に4着もいらないかな」
史帆「なら、4人で1着ずつ選んで、和君に選んでもらお！」
美玲「おっ！それいいね！」
美穂「負けませんからね〜！」
菜緒「和君、菜緒の選んだの選んでな？」
史帆「こしゃ、誘惑するなぁ〜！」
こうして、和也の水着コーディネート大会が開催されるのであった。