01
公園に着くと順番を決めるジャンケンを瑞穂達が始めるとねると愛佳はブランコに座り葵は鉄棒の上に乗ると座り込み美波と莉菜は木にもたれかかり梨加と理佐は2人同じようなポーズでブランコを囲むようにたっている柵に片足を地面につけ片足を柵の上に乗せて瑞穂たちを眺めていた。
やがて、結果が決まり大きな声を上げ腕を上げたのは冬優花だった。
瑞穂「ってことで適当にあとはやってくけど、うちらが1人ずつ誰かを指名するよ。
全員、ほかの相手を選ぶようにしてな。」
瑞穂達は冬優花をその場に残して離れようとするが振り向いた時の表情には昔に戻ったかのように物騒な雰囲気を漂わせていた。
冬優花「とりあえず、ウチが一番だから勝ってモチベあげないとなー?なぁ。葵!」
冬優花は、楽しそうに笑いながらも葵を睨み大きな声で呼んだ。
葵「だろうと思った。
昔と一緒だと思ったら、大間違いだよ?せーんぱい♪」
冬優花「御託はいいからさぁ。とっととかかってこいよ。」
葵は、楽しそうに鉄棒から降りると冬優花は、葵を睨みつけ指を挑発するように動かした。