いつの間にかの恋心










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第六章
転校生は・・・二人!?
さていきなりですが、皆さんに問題です
俺は今、遅刻して学校に着きどうなっているでしょうか?

正解は・・・・・・



篠田「ハルキ君、優子ちゃん 二学期初日から遅刻はちょ〜っと先生感心しないかな〜」

ハルキ&優子「「すいませんでした」」

篠田先生はハッキリ言って、笑っている時が一番怖い・・・その為、俺と優子は必死に頭を下げて謝った

篠田「まぁ今後は気を付けてね・・・あ、そうだ遅刻しちゃったのを反省するためにも放課後に先生と楽しい所でお茶しない?」

ハルキ&優子「「は、はい 是非とも行かさせて頂きます!」」

篠田「じゃあ席ついて、ホームルーム始めるよ」

がしかし、いくら頭を下げ様とも今日の放課後は・・・荒れそうである・・・



と、いう事で正解は"いつもと同じ様に、優子ちゃんと二人で喋りながら登校してきたの、そりゃ〜遅刻にもなるわよね〜"っと笑顔で言われた後に更に放課後のお茶会・・・と言う名の説教会に優子と仲良く誘われてしまった
というのが正解でした・・・



遅刻した事により、結果的に放課後に嫌〜な予定が入ってしまった・・・
ガッカリしながら俺と優子が席に戻ると、隣の珠理奈から声を掛けられた

珠理奈「ハルキ、久しぶり!」

ハルキ「おぉ珠理奈、久しぶり ・・・ってか随分と元気そうだな」

珠理奈「そう、まぁハルキも元気そうだし、安心した」

ハルキ「あぁ・・・」

本当に珠理奈が元気そうで良かった
あの一件があってから、どちらかというと腹を刺された俺よりもむしろ珠理奈の方が精神的な面で色々苦しんでいた・・・らしい
そしてそれが原因で一時期、部屋に引きこもりがちにもなっていたらしいし・・・
が、今はそんな事を感じさせない位の明るい笑顔を俺達にふりまいているので本当に安心した

珠理奈「あ、そうだ ハルキと優子ちゃんは遅刻しちゃったから始業式に出てないでしょ?」

優子「そうだけど・・・何かあったの?」

珠理奈「いやね、始業式の時に紹介してたんだけど、このクラスに転校生が来たんだって」

ハルキ&優子「「え、また!?」」

珠理奈「そう、私が6月に転校してきてまだ3ヶ月ぐらいなのに、また転校生が来たんだって・・・しかも今度は二人!」

ハルキ&優子「「二人も!?」」

又もこのクラスに転校生が・・・次はどんな人がやってくるのかな〜
そんな事を思いながらふとっ前を向くと篠田先生が明らかに俺等三人を見ながら笑っているのが見えたのだった・・・

つづく

■筆者メッセージ
"第31回全日本大学女子駅伝"
を横目に見ながら、物語を書いていた筆者であります
(立命館大学優勝おめでとうございます!!)

本当は今回でまゆゆともう一人の転校生を出す予定だったのですが、見ての通り出せずにすいませんでしたorz
(話を書いている内に当初の予定よりドンドンと話が延びていく…何故だ!)

感想コメント待ってます
(指摘、ダメ出しコメントをする際はどこが悪いのかをしっかりと明記していただくようにお願い申し上げます)
ラキ ( 2013/10/27(日) 14:58 )