いつの間にかの恋心










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第一章
ハルキと珠理奈その2
〜珠理奈side〜

私は昨日ここ東京に引っ越してきた
ハルキとも昨日初めて出逢った・・・はずなのにビックリするぐらいに下校中の話は弾んだ

ハルキ「・・・いや〜お前も転校二日目で大変な目にあったな〜、優子と絡んでると本当にロクな事ないぞ」

珠理奈「え〜そう? 確かに優子ちゃんと絡んでると色々面倒な事にはなるけど、優子ちゃんは面白くて一緒にいてて楽しいよ!」

ハルキ「まぁお前がそう言うなら良いんだけど・・・まぁ頑張れよ」

珠理奈「うんw」

学校から私の家までは25分かかる
しかしその間ハルキとの会話は一度も途切れる事が無く、終始二人とも喋りっぱなしであった
その為に気づいた時には既に私の家の近くまで来ていた

珠理奈「じゃあ私コッチだから・・・」

ハルキ「おぉそうか、じゃあまた明日な!」

珠理奈「うん、また明日・・・って明日土曜だから学校休みだよ」

ハルキ「あぁそうか、じゃあまた来週な〜」

珠理奈「うん」ニコッ

こうして私とハルキの初めての二人きりは何気ない話をするだけで終わったのだった
しかし私の心は終始ドキドキしっぱなしであった

珠理奈(何でハルキの事を見るだけでこんなにドキドキするんだろう・・・)

つづく

■筆者メッセージ
一応、これで一章が終了です

この前の筆者コメントに"次回から物語はいよいよ恋愛的要素が入ってくる予定です"と書きましたが、予定とかなり外れて"二章から"という結果になってしまった事をこの場を使って謝らさせて頂きます
誠にすいませんでしたorz

感想コメント待ってます
ラキ ( 2013/09/27(金) 16:51 )