ハルキと珠理奈
篠田「じゃあ珠理奈ちゃんの席は・・・一番奥の窓側の席ね!」
珠理奈「はーい、分かりました!」
ゆうや(ん!?一番奥の窓側って事は、実質俺の隣じゃんかよ・・・)
ここで軽く説明だが俺のクラスの席は窓側の一列だけ一人の孤立席で残りは二つの席がくっついている形だ
まぁ簡単に俺と優子と松井さんの席関係はこんな感じ↓
左から優子、俺の順番で通路を挟んで松井さんという事だ
スタッスタッスタッ
ガタッ
珠理奈「ハルキ君、これからよろしくね!」
松井さんは自分の席に座ったあと俺に挨拶をしてきた
ハルキ「よろしく!・・・・・・ん? ってか何で俺の名前がハルキって知ってるんですか?」
珠理奈「え!い、いやそれは・・・」
俺は深く聞くべきか悩んだが、別に名前を知ってるからどうとかは無いし、それにさっき篠田先生とかに教えてもらったのかも知れない、俺はそう思い聞くのをやめることにした
ハルキ「まぁいいや、松井さんこれからよろしくね!」
珠理奈「うん!・・・あ、私の事は松井さんじゃなくて珠理奈って呼んで、それと敬語じゃなくてタメでいいからね!」
この子、結構積極的だな・・・
ハルキ「お、おう分かった!じゃあ珠理奈も俺のことはハルキって呼べよ!」
珠理奈「うん!」ニコッ
こんな感じで俺と珠理奈は打ち解けあった・・・訳だが俺達が楽しそうに喋っているのを横目に何だか不機嫌そうな人が舌打ちなんかをしていたのだった
優子「チッ」
つづく