一章
七話
翌日、陽人たちは絵梨花を日芽香たちと会わせるために、日芽香たちが来るのを食堂で待っていた。日芽香たちが来るのを絵梨花は今か今かとソワソワしながら待っていた。

「お兄ちゃん!!お待たせ〜」

食堂に日芽香たちがやってきた。陽人と大樹は絵梨花に日芽香たちを紹介し、日芽香たちに絵梨花を紹介する。

「みんな可愛い!白石くんと伊藤くんの妹と幼馴染にしておくのはもったいないよ」

「おい、どういうことだよそれ」

絵梨花の言葉につっこむ陽人と大樹。

「陽人の妹と齋藤さんに比べたらうちの万理華なんて・・・」

大樹の言葉をきいた万理華は、大樹を殴る。その場は笑いに包まれる。

「それにしても3人一緒に来るとは思ってなかったよ」

陽人が日芽香に言うと大樹も陽人の言葉にうなずく。日芽香曰く、昨日一緒に行動し3人はすぐに意気投合し、仲良くなったらしい。その後も少しの時間陽人たちは話をした。

「日芽香ちゃんたちってこれから暇かな?よかったらこれから4人でどこかでかけない?」

絵梨花が日芽香たちを遊びに誘う。日芽香たちもその誘いを受け4人の女子は陽人たちと分かれて、行ってしまった。残された男3人はこれといってすることもなかったため、それぞれ自分の家に帰るのであった。

白夜 ( 2018/09/03(月) 00:42 )