AVメーカー『immorality』の作品一覧












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「街行く素人さん!童貞くんのセンズリ見てください!」シリーズ
IMSZ-001 福岡・博多編 Vol.01 (Disc1)
(scene1)

 一人目。
 連れてきた女の子の名前は想乃(その)ちゃん。

 

 流行最先端の春コーデを華麗に着こなし、一見モデルとも見紛うオーラを放ちながらも、ご機嫌取りの小ボケに対して見せてくれた小動物のような可愛らしい笑顔は、ユーザーを画面に釘付けにすること間違いなし。
 現に監督の俺が今まさにその状態だ。
 早速、メーカー特注で造った『immortality』マジックミラー号に連れ込み、撮影開始。
 ソファーへの着席を勧めて、
「さっきの説明で、だいたいの趣旨は理解してくれたよね?」
 と聞くと、想乃ちゃんは恥ずかしそうにしながら、小さく、
「うん…」
 と言って、
「み、見るだけ…ですよね…?」
 と再確認。
「もちろん!ただ童貞くんの一人エッチを見るだけでお小遣いが貰える簡単なアルバイト…♪」
 と甘い言葉で油断させ、
「では、早速、登場してもらうね。童貞くん、どうぞ〜」
 と呼び込むと、仕切りのカーテンの奥からパンツ一丁の童貞男優が登場。
 事前の打ち合わせ通り、ソファーに腰かける想乃ちゃんへ歩み寄り、仁王立ち。
 裏で前もって想像を膨らませてきたのか、既に半勃ちのテント。
 それを確実に一度、確認した上で、スッと目を逸らし、
「…ふふっ…」
 と、思わず笑ってしまう想乃ちゃん。
 もちろん、明らかに一度、股間に目をやった興味津々の視線はカメラが収めた筈だ。
「じゃあ、始めて」
 と指示すると、童貞は、まずはパンツの上から、中に隠す男根をかたどるようにスリスリと擦り始める。
 それをやや気まずそうに見つめる想乃ちゃんだが、どうも視線が上に行っているので、
「ほら、やってる手つきをよく見てあげて」
 と促す。
 頬を赤らめて目線を下げる想乃ちゃん。
 その恥じらう視線で、次第にムクムクと勃ち上がる童貞のテント。
「どう?大きくなってきたの分かる?」
「う、うん…」
「彼、童貞だから、想乃ちゃんみたいな可愛い女の子に見られて興奮してるんだよ」
「…やだぁ…恥ずかしい…」
 と苦笑いで逃げ、思わず顔を覆う想乃ちゃん。
 次第にパンツの上からでもしっかりサイズが分かるほどに隆起してきた男根。
 その先端にうっすらシミが見え始めたところで、童貞が自ら、
「み、見てください…」
 と想乃ちゃんの顔の前に腰を突き出す。
「━━━」
「濡れてきてるの、分かりますか?」
「…う、うん…」
 恥じらう想乃ちゃんに、
「こ、これ以上パンツが汚れると困るんで…よかったら脱がせてもらえませんか…?」
 と生意気なお願いをする童貞。
 もちろん台本通りの発言で、
「脱がせてあげなよ、想乃ちゃん」
 と俺もアシスト。
「え…?わ、私が…?」
「うん」
「━━━」
 どういう表情をしていればいいか、その正解が分からないという堅い表情で、ゆっくり手を伸ばし、パンツのゴムに指をかける想乃ちゃん。
 直視はできず、目線を背けながらズルズルとパンツを下ろす姿を見るかぎり、案外ウブなのかもしれない。…が、そんなウブっ娘の生々しい反応を楽しむのがこの『センズリ鑑賞』というジャンルの一番の醍醐味。
「ほら、よく見てあげて」
 と促すと、足首まで下ろしたパンツから指を離し、おそるおそる顔を上げる想乃ちゃん。
 視界に飛び込む巨根。
 この童貞…体型はガリガリのくせに股間だけはAV男優並みなのだ。
 それを見て、思わず、
「え…す、すごっ…」
 と絶句し、恥じらいも忘れて、つい、まじまじと見てしまう好リアクション。
 そんな想乃ちゃんに、
「よ、よく見ててくださいね…?」
 と念を押し、竿を握って生センズリを見せつける童貞。
 本番の経験はないが、そのぶん自慰行為は毎晩のようにしているから慣れたもの。
 時々ひねりが加わる巧みな手つきに、たまらず、
(ごくっ…)
 と息を飲む想乃ちゃん。
「はぁ…はぁ…」
 美人の凝視も相まって息が荒くなる童貞。
 それに呼応するように、次第に想乃ちゃんも脚を組み替えたり、ソファーにもたれる体勢を変えたり、そわそわし始めた気がする。
 そこに、すかさず、
「どう?どんな気分?」
 と聞く俺。
 数分前から一変、すっかり凝視して目を離さない想乃ちゃんは、なおも目の前の生センズリに視線を向けたまま、
「え…何か…見ちゃいますね…♪」
「でも、そんな近くで見てたら興奮しない?」
「んー…ちょっとだけ…♪」
 と言ってクスッと笑う想乃ちゃんに、いよいよ悪魔の囁き…。

「触りたければ触ってもいいよ?」

「えー…触るのはちょっと…」
 と言いつつ、心から嫌がっている様子ではない。
 いや、むしろ数秒後には、断って後悔しているようにも見受けられる。
 その間も、絶えず右手でシコシコと自身のムスコを扱き上げる童貞。
 想乃ちゃんが息を飲む回数も増えてきた。
 顔も紅潮している。
 再度、童貞からも、
「さ、触ってもらえませんか?あの…少しだけでいいから…」
 と打診され、
「…じゃあ、ちょっとだけ…」
 誘惑に負け、とうとう、そのしなやかな指を男根に絡めた想乃ちゃん。
 初めは無言だが、
「どう?」
 と俺が聞くと、
「…うん、固い…」
「そのままシコシコしてあげてよ」
 と頼むと、今度は断らず、言われた通りに、ゆっくり、しゅこ…しゅこ…と扱き始めた想乃ちゃん。
 ちょうど心地いい握力と速度、指の絡み方。
 たまらず、
「おぉっ…♪あぁ、すげぇ…気持ちいい…♪」
 と童貞が声を漏らせば、それに気を良くしたのか、ちょっとの筈が、だんだん本格的な手コキに移行していく想乃ちゃん。
 指示ではなく自己判断で先端から涌き出る先走り汁をさりげなく潤滑油として調達しに行ったいやらしい手つきをカメラは見逃さない。
 そして、次第に想乃ちゃんの口からも、小さく、
「ハァ…ハァ…♪」
 と、興奮した吐息が漏れ出したのを確認して、
「ほら、もっと自分の好きにしていいよ…♪」
 と、次なる悪魔の囁き。
 まだカメラの存在を忘れきれずに躊躇している様子だが、この息の荒らさと一点見つめの視線を見るに、おそらく時間の問題…。
 予想通り、1分ももたずに、
「…こ、これって…な、舐めたりしても…いい…?」
 と、ぼそぼそ聞いてくる始末。
「その許可は本人に取ってみたら?」
 と意地悪にあしらうと、想乃ちゃんは悩殺の上目遣いで童貞を見上げ、
「な、舐めてもいい…?」
「も、もちろんっ…!」
 食い気味に返答する童貞。
 こんな美人に上目遣いでお願いされたなら当然だろう。
 了承を得た上で、掴んだ男根の先端に舌を伸ばし、チロチロと舐め始める想乃ちゃん。
 その可愛らしい舌は、ねっとりと亀頭を舐め回し、涌き出る先走り汁と唾液を交換すると、次はその小さな口でゆっくりと頬張る。
 遠慮気味でも、しっかり、チュポ、チュポ…♪と音が立つ口奉仕。
 それを恍惚の表情で立ち尽くして味わう童貞。
 脇で見ている俺が、
「フェラ上手だね…♪」
 と冷やかすように声をかけると、咥えながら謙遜するように小さな首振りと微笑を見せる想乃ちゃん。
 奉仕を続ける想乃ちゃんの死角で、次の指示を書いたスケッチブックを掲げ、童貞にだけ見せる俺。
 それを見た童貞が、ゆっくり手を下降させ、奉仕に夢中の想乃ちゃんの胸の膨らみを服の上からなぞる。 
「んっ…♪」
 無許可パイタッチに気付くやいなや、口を離し、可愛らしくも抗議の目。
「…ダ、ダメですか?」
「…うん、恥ずかしいから…」
「せめて、おっぱいだけ…服の上からでもダメですか…?」
 と、こちらの指示通り、粘る童貞に、
「んー…」
 と考えて、
「服の上からだけだよ…?」
 と、渋々、そこは譲歩してくれた想乃ちゃん。
 本音はもっと童貞をけしかけて仕掛けていきたいところだが、あまり強引に攻めて心を閉ざされるとせっかく撮れたここまでの成果が水の泡。
(仕方ない…この娘は、ここまでで我慢するか)
 と判断した俺。
 それでも童貞が、むにゅっ、むにゅっ…と不器用な手つきで服の上から可愛らしい膨らみを揉むたび、小さく、
「んっ…♪んっ…♪」
 と可愛らしい声を漏らす想乃ちゃん。
 その嬌声を隠すように再びパクっと男根を咥え、口奉仕を再開。
 脱衣NGの代わりに、口ではしっかり面倒を見てくれる様子。
 可愛らしい顔をして、しっかり丹念に舐め上げるギャップ。
 集中するように目を閉じているのも可愛いが、時たま反応を見るように目を開けて上目遣いになる瞬間がたまらなく、ここは見ているユーザーにしてもキュンポイントになるだろう。
 その後も一定のリズムを維持して続く想乃ちゃんのフェラチオ。
 やがて、たまらず、
「あっ…で、出るっ…出ちゃうっ…!」
 と声を上げ、軽く二回、腰が小さく震えた童貞。
 それと同時に、
「んっ…!」
 と口をすぼめた想乃ちゃんは、そのまま童貞の震えが収まるのを待ち、少し上を向いてゆっくりと口を離すと、顎に添えた手の平の皿に童貞のフィニッシュの証を吐き出す。
 どろっ…と出てきた大量の白濁汁。
「ちゃんと精子出た?匂って確かめてみて」
 と促すと、想乃ちゃんはクンクンと手の平を嗅ぎ、察しろというようにうんうんと頷く。
 こんな可愛らしい顔をして、ちゃんと精液のニオイを知っているというところもまた想像が膨らむ。
 そして最後は、我に返って少し気まずそうな想乃ちゃんにカメラを向け、バイバイと手を振ってもらって終了。
 想乃ちゃんを車を降りていった後、童貞が、
「いやぁ、可愛かったですね…あわよくば初体験、と思って途中から少し期待してたんですけど…やっぱり世の中そう上手くはいきませんね…」
 と本気で悔しがっていたのが印象的だ。

……

(scene2)

 二人目。
 乗り込んできた女の子の名前は祐奈ちゃん。



 ソファーに座ってもらい、カメラの画角を調整している傍ら、ホッと安堵の溜め息をつく俺。
 歴戦のナンパ師でもあるこの俺の話術をもってしても、なかなか口説き落とすのに時間がかかった。
 人見知りなのもあるだろうが、それ以上に、とてつもない警戒心を醸し出していた女の子。
 態度を見るかぎり、何とか連れ込むことに成功した今も決して乗り気ではなく、あくまでも小遣い欲しさで渋々ついてきたのは火を見るより明らか。
 いかにも難攻不落、ガードがかなり固そうな印象だが、こういう小娘が男の自慰行為を目の当たりにしてどういう反応を見せるか、それを楽しむのがこのジャンルの本来の趣旨でもある。
 それに、童顔な顔立ちと、その見るからに抱き心地の良さそうな肉付き。
 最後まで行けずとも、せめて着ている服を脱がせることが出来ればそれだけで撮れ高は期待できそう。
 まだ一言も会話がない中、
「じゃあ、早速、童貞クンに登場してもらうね」
 と、汁男優の童貞を呼び込む俺。
 パンツ一丁で颯爽と現れ、スタスタと祐奈に歩み寄るも、
「え…ちょっ、近い近い…近いってばっ…」
 と、手で制され、ソファーの端に逃げられる。
 依然、警戒心は強めだが、ここはグッと我慢。
「じゃあ、始めてもらうからね。よく見ててね」
 と話を進め、童貞にGoサインを出す。
 緊張を和らげるように、一度、深呼吸をして開始する童貞。
 その枯れ木のような細い腕を股ぐらに持っていっただけで、
「うわっ…」
 と目を背け、嫌悪感を隠そうとしない祐奈。
 その軽蔑の視線をもろともせず、セオリー通り、まずはパンツの上から呼び起こすように股間を撫で回す童貞。
 眺める祐奈は無表情。
 そして頃合いを見てパンツを下ろせば、現れた男根は見事に反り返り、早くも臨戦態勢。
 相変わらず童貞に分不相応なサイズ…飢えたビッチなら目を輝かせて飛びつくような代物にもかかわらず、それとは正反対の反応を見せる祐奈。
「うーわっ…」
 と眉を寄せ、汚物を見るような目で見られては童貞も辛いだろうが、俺は、
(すまん、我慢してくれ…)
 という指示をアイコンタクトで彼に送った。
 今は仕方ない。
 見ているうちに少しでも興奮してくれれば、それを突破口に出来るという算段だ。
 いきり勃つ男根を自ら扱く童貞の右手。
 いくら滑らかな手つきでも祐奈の軽蔑の眼は変わらない。
 沈黙を埋めるために、
「どう?」
 と聞いても、一言、
「え…キモい…普通にキモい…」
 と一蹴する始末だが、それでも臨時収入のため、嫌々ながらも眺め続けるところを見ると根は真面目な娘かもしれない。
 そこに期待して、
「ねぇ。せっかくだから、何か、童貞クンがドキッとするようなエッチなセリフでも言ってあげてよ」
「はぁ?セリフって何?言わないよ、何も…」
 苦笑いの祐奈だが、
「お願い、お願い!言ってくれたら、ギャラ、プラスするから」
 と言われて、
「…ホントに?約束だよ?」
 と、渋々、翻意。
 姿勢を正して座り直し、肩をすくめて、
「えー…何て言えばいいの?何て言ってほしい?」
 と聞く祐奈に対し、童貞は、
「お、お任せで…」
「いや、無理だよっ…祐奈、分かんない…」
「お願いします」
「ホント無理だって!何も思い浮かばないよ」
 と駄々をこねる祐奈だが、ムチャブリのまま、
「ほら、童貞クンがドキドキしながら待ってるよ」
 と急かす俺。
「ウソぉ…どうしよ、どうしよ…」
 と頭を抱えた挙げ句、頑張って絞り出した祐奈の渾身のオナサポ淫語。

「ねぇ…見られながら、オチンチン、シコシコするの…気持ちいい…?」

(おっ、いいじゃん…♪)
 と思わず心の中で拍手をしたのも束の間、
「ちょっと待って、やだ、ハズいっ…!」
 言い終わると同時に顔が破裂するほど赤く染まり、ソファーに倒れ込む祐奈。
 ツンとしていた娘が一瞬だけ見せたデレ。
 言い終わった後のリアクションも可愛い。
 そんな祐奈のセリフに、童貞のムスコもさらに硬度が増し、一段と逞しくなった。
「いいねぇ、今の。過去にも言ったことあるんじゃない?」
「ないよっ…あるワケないじゃん…」
 と拗ねたように顔を背ける祐奈。
 照れてそっけなくなったのもまたいい。
 そして、そっぽを向いて黙り込んだ祐奈に聞かせるように、
「あぁっ…気持ちいい…今ので、すげぇ興奮しました…ヤ、ヤバいッス…♪」
 と、声を漏らす男優。
 そんな荒い吐息に誘われて逸らしていた視線を元に戻し、やがて、音が立つような高速センズリに視線が釘付けの祐奈。
 耳を澄ませると、祐奈の口からも静かに、
「ハァ…ハァ…」
 と、興奮の吐息が漏れ始めている。
 このように淫語を口にすることでスイッチが入る女性も少なくないのだ。
 そして、とうとう、俺がひそかに願っていた行動をとる祐奈。
「んっ…んんっ…」
 服の皺を直すために胸元に伸ばした手が、皺を直しても戻らず、そのまま胸の上に置きっぱなしで、それどころか、ひっそりと胸部をまさぐり始めた。
 頭がぼーっとする上、視線が釘付けで視野も狭くなっているのだろう。
 カメラも、見下ろす童貞の視線も気にせず、センズリを眺めながら自らの身体を撫で回し始める祐奈。
 やがて胸だけでは飽き足らず、ワンピース越しに股間にも手が…。
「んっ…んっ…♪」
 卑猥な手つきでマンズリ…それをしばらくは黙ってカメラに収めた後、ふいに、
「祐奈ちゃんも、だいぶ興奮してきたみたいだね」
 と声をかける俺。
 ハッとして我に返り、慌てて手を退けようとするのを、
「恥ずかしがらないでいいよ。我慢できないんでしょ?いいよ、続けて」
 と諭すと、祐奈は、自身の中の天使と悪魔を戦わせ、結果、悪魔が勝ってしまったようで、
「んっ♪んんっ…あっ、あっ…♪」
 嬌声を上げ、より大胆に揉みしだく胸、擦りあげる股ぐら。
 その表情には既に先ほどまでの警戒心はなく、取り憑かれたように童貞のセンズリを見つめながら、想像を膨らませて自らの身体を焚きつけるだけ。
 すかさず、
「祐奈ちゃん。服、脱ごっか…」
「えー、やだ…脱ぐのは恥ずかしいよ…」
 と頬を赤らめつつ、既にそれ以上の痴態を披露しているのが現実。
「そのままだと汚れちゃうかもしれないよ?帰る時に困るでしょ?」
 と、オナニー自体をやめろとは言わない都合のいい指摘。
 それでも意図が伝わったのか、
「…分かった…」
 とワンピースを脱ぎ始める祐奈。
 現れた白い肌は、やはり予想通り、いい感じに肉が乗っていてムチムチ。
「あんまりジロジロ見ないで…」
 と言うが、そんなのは無理な相談だ。
 身につけている下着の色は濃紺。
 ブラに覆われた柔らかそうな乳肉がそそる。
「そのカッコで、またさっきみたいにしてごらん」
 と促すと、もはや抵抗もなく、少し脚を開いてより大胆に股を擦り、胸もブラの上から鷲掴み。
「んあぁっ…♪あぁっ、んんっ…♪」
 もはや吐息の範疇を超え、ハッキリと喘ぎ声を発する祐奈をさらに欲情させるため、さらに一歩前に出る童貞。
 先の濡れた男根が、祐奈の顔に接触寸前。
 眼前に突きつけられた男根をゼロ距離で凝視する祐奈は、次第に何か言いたそうにモジモジし始める。
「…どうかした?」
 と、わざとらしく聞くと、祐奈は、ぼそぼそと、
「ちょ、直接…直接、触ってもいい…?」
 と、下着の上からではなく、地肌へのタッチを相談。
 断る理由もなくOKを出すと、祐奈の可愛らしい手は、パンティの中に潜り込み、ブラも自らグッと捲り上げた。
 ブラがズレて、ぶるんっ…と飛び出した乳房。
 もみくちゃにされて右往左往する少し大きめの乳輪が何ともエロティック。
 監督の俺もパンツを下ろして自分でしたくなるぐらいだ。
「んっ、あっ、あっ…き、気持ちいい…♪」
 と、いつの間にやら、すっかり相互オナニーに夢中の祐奈。



 パンティの生地を盛り上げる卑猥な手つき。
 すると、ふいに童貞が、そのパンティに潜った手を引っ張り出した。
 邪魔をされたと思って切ない眼を見せる祐奈の手を取り、
「そのヌルヌル…僕のセンズリに使わせてください…」
 と、指先の粘り気を奪い取る童貞。
 もちろん、童貞がそんなことを頼める筈がない…カンペによるこちらからの指示だ。
 それに対して、最初の警戒心はどこへやら、すっかり濡れた祐奈の秘部から獲れたばかりの新鮮な愛液はねっとりと糸を引いて童貞の指に移る。
 その指で、再度、竿を握ると、
「おぉっ…♪すげぇ…♪」
 滑りが増し、ひと味違った快感に身悶える童貞。
「もっと…もっとください…」
 と頼むと、祐奈は、再びパンティの中に手を戻し、収穫に戻る。
「んっ、あぁっ…♪」
 と声を上げながら溢れてくる蜜を指先に絡めとる祐奈。
 収穫が捗るように、晒された胸に手を伸ばし、ぷくっと膨らんだ乳首をなぞる童貞。
「んあぁぁっ…♪」
 と、思わず前屈み、連動して股に潜る指が活性化する。
 そして、また指先がベチョベチョになったところで再び手を繋ぎ、童貞に潤滑油の受け渡し。
「ほら、見て?童貞クン、祐奈ちゃんのアソコから出た汁を使ってシコシコしてるよ?」
「やだっ…恥ずかしい…」
 素人娘の羞恥心を直撃するド変態オナニーに顔を赤らめつつ、自身の指も止まらない。
 その慣れた手つき…初心者ではないのは明白。
「よくするの?オナニーは?」
 と聞くと、案の定、恥ずかしそうに頷いて認めた。
「頻度は?」
「えっと…しゅ、週に二回…ぐらい…」
「へぇ…♪」
 週二とはこれまたリアルな頻度…可愛い顔して案外むっつりスケベだったことが発覚し、より興奮する。
「じゃあ、今夜は、これをオカズに、もう一回できるね…♪」
「━━━」
 否定をしないあたりは図星か。
 やがて祐奈は、脚を内股にして、小さく、
「あっ…イ、イキそう…!」
「いいよ。ほら、童貞クンにイクところ見せてあげて!」
 竿を握り締めながら眼下の祐奈を凝視する童貞。
 その視界の中で、内股にした脚を持ち上げ、ビクッ、ビクッ…と小さく震えてソファーに深く沈む祐奈。
 童貞より後にスタートし、童貞より先にゴールを決めてしまった祐奈の発情オナニー。
 イッてもなお、胸の上とパンティの中、手の位置はそのままで静かに余韻に浸る祐奈に、
「イッちゃったね、祐奈ちゃん…」
「う、うん…」
「すごい気持ちよさそうにイッてたよ」
「━━━」
 かァッと顔を赤らめる祐奈。
 このまま放っておけば次第に余韻は冷め、冷静に戻るだろう。…が、まだ早い。
 一回きりで逃すまいと、
「祐奈ちゃん。まだ童貞クンはイッてないからね…♪もう一回したけりゃ、してもいいよ?」
 と促すと、再び、祐奈の手が動き出し、
「んっ…んんっ♪」
 と、嬌声も再開。
 そのまま指が止まらなくなったのを見計らって、
「…ねぇ、祐奈ちゃん…お願いがあるんだけど…」
「お願い…?何…?」
「童貞クンももう少しでイキそうだからさ。気持ちよくイケるように、そのパンティを脱いでオマンコを触る手つきを見せてあげてほしいんだけど」
 と、唯一残るパンツの撤去依頼。
「やだ…それは無理…」
 と言いつつ、潜り込んだ指は止まらない。
 それをいいことに、
「脱がないとパンティ汚れちゃうよ?だって、現に、ほら…♪」
 と、カメラをズームし、祐奈の股ぐらを捉える。
 まさぐる指の形に盛り上がるパンティの生地。
 その中心部には、楕円形のシミがしっかり滲んでいた。
 それでも、
「やだ…それはホントに恥ずかしいから…」
「じゃあ、膝まで。膝まで下ろすのはどう?」
 と、譲歩してくれる点を探って交渉。
「うーん…」
「パンティ下ろした方が祐奈ちゃんも触りやすいでしょ?」
「…確かに…」
 と恥じらいより触りやすくなる利点を取ったのか、それは渋々OK。
 腰を浮かせて、ズルズルとパンティを膝まで下ろす祐奈。
 ムチムチの太ももと、意外に濃くて毛むくじゃらの陰毛が露わになり、童貞に視覚から得る興奮を提供。
「おぉ…♪」
 と先走って上から覗き込む童貞に、
「やだ、見ないで…」
 と、手で覆って隠されても既に脳にはしっかりと記憶された祐奈のマン土手。
 そして、その土手を覆う手の甲…そこから扇状に分かれる五指のうち、人差し指、中指、薬指の三本が、クネクネと秘肉を擦って卑猥に動く。
 その指遣いと喘ぎ声、そして、うっとりした祐奈の表情をオカズに夢中で扱きあげる童貞は、やがて、
「あっ、で、出そうだっ…うぅっ…!」
 と射精感を高め、モノを扱く速度をさらに上げる。
 一方、祐奈も、向けられる視線を恥じらいながら、
「あっ、あっ…イ、イクっ…!」
 と声を上げ、そのまま二度目の絶頂、ソファー上での小刻みな痙攣。
 そして、その余韻に浸っているところへ、
「あぁっ、で、出るっ…!」

 ドピュッ…!ドピュッ…!

 と、真っ白なお腹、土手、太ももへ降り注ぐ熱くて白い雨。
 大量に射精した童貞は立ち尽くし、祐奈は二度目の余韻に浸って目も虚ろ。
 そして最後は、余韻から冷めた祐奈のカメラ目線コメントで〆。
「いや…身体にかけられるとか聞いてないんですけど…でも、まぁ…うん…いいものが見れたかな…♪」
 と最後はカメラ目線で笑顔を見せる祐奈。
 少なくとも開始当初には見られなかった表情。
 このシーンでは、祐奈の触発オナニーはもちろん、ツンからデレへの表情の移り変わりも一緒に楽しんでいただきたい。

鰹のたたき(塩) ( 2022/05/05(木) 00:01 )