欅共和国外伝 女王陥落物語 ― 悪魔の襲来 ― - 田村保乃の陥落物語
4.
 鮫島の五指が、保乃の乳肉に食い込む。
「んんっ!はうぅッ…!」
 それだけで悶絶し、髪を振り乱して暴れる保乃。
「ほぅ。少し強く揉んだだけでその反応…そこまで敏感になってしまったか。これは楽しみだ。さぁ、もっと強くしていくぞ!」
 と言って、指に込める力を上げていく。
「ひ、ひぃっ!?んあぁっ!?」
「どうだ?すごい快感だろう?答えなくても分かるぞ、その反応を見れば」
「う、うるさいっ!さ、触るなぁっ…!」
 必死に身体をくねらせながら訴える保乃だが、鮫島は耳を貸さず、
「さぁ、どういうのがお気に入りだ?こうしてガシガシ力強く揉まれるのがいいか?それとも、こういう…」
「んひぃっ!?そ、その触り方アカンっ…!んあぁっ!」
 感度が壊れた乳房を、まるでパン生地のように摘まみ上げ、そのまま円を描いてぶるぶると揺らす鮫島。
 乳房を発生源とする振動は、そのまま体内に、いや、胎内へもひしひしと伝わり、またひと味違う快感が走る。
「んっ、くうっ…ふぁぁっ…!?」
「ククク…どうやら、これがお気に入りのようだな。期待に応えて続けてやろう!さぁ、もっとぶるぶると揺らしていくぞ!」
 と、鮫島はさらに震度を上げていく。
「や、やめてぇ…!んあぁっ…!」
(ア、アカン…!揺らさんとって…ふ、震えるだけで…感じてしまうからっ…!)
 と願うも、振動は止まらない。
 ぶるんぶるんと遠心力を得て円を描く乳首は、ずっと見ていると目が回ってしまいそうだ。
 悶えてクネクネと動く手足を見て、
「ふふっ…まだ胸だけなのにねぇ?」
「先が思いやられるなぁ」
「まだまだこれからだよ?保乃…?」
 と、妖しく笑みを浮かべてその様子を眺める理佐、ねる、そして有美子。
 この三人も元は鮫島の性拷問の被験者。
 こんなのはまだ序の口だという実体験からくる解説は説得力の塊だ。
 ふいに鮫島が、
「おい、ねる!」
 と呼びつけ、
「コイツに、今、自分が置かれている状況を教えてやれ。“いやらしく”な!」
 と命じた。
 心得たというように頷き、ゆっくりと施術台を伝って移動するねる。
 そのまま保乃の開いて繋がれた脚の間に小さな頭を差し込むと、じろじろと観察して、
「うひゃ〜…もうトロットロだよ?保乃ちゃんのオマンコ。粘っこい本気汁が溢れ出てきて止まんんよ?」
「い、嫌ぁっ…!」
 舌足らずのねるの声で浴びせられる卑猥な実況。
 鮫島の調教によって淫語に対する抵抗を完全に取っ払われたねるの口は止まらず、
「すごかよ、保乃ちゃん。白く濁ったマンコ汁が、まるで中出しされたみたいに次から次へ出てくるよ。とんでもない変態マンコやなぁ」
「ち、違うっ!それは変なオイルのせい!さっきのオイルが…!」
「へぇ〜、オイルのせいにして認めないんだ?もうこんなにつゆだくになっとーのに?」
 そっと指先を走らされただけで、
「ひぃっ…!?」
 と飛び上がる保乃に対し、
「アハハ!こんなに敏感なのも全部オイルのせいかなぁ?元々それなりにスケベじゃないと、いくらオイルの効果でも、ここまで敏感にはならんて!」
 と、ちょくちょく方言の残しつつチクチク責め立てるねるの淫語責め。
 保乃の顔がみるみる赤面していく。
 そこに、
「どれどれ…?」
 と鮫島も加勢し、
「おぉ、これはすごい!白濁汁が施術台まで垂れ落ちて辺り一面ベトベトだ!」
 と大袈裟に驚いて嘲笑を追い打ち。
 ねるは、保乃に対し、
「ふふっ…このだらしないオマンコ、たっぷり可愛がってもらわんね!」
 と告げ、鮫島に場所を譲ると、
「さぁ、ご主人様。どうぞ、あとはお好きなように」
 と、その指で保乃の割れ目をぐっと左右に開いて、光沢のある秘肉を鮫島に見せつける。
「やぁっ!?ちょ、ちょっとっ…!ねるさんっ…!い、嫌ぁっ!」
 脚だけでなく、割れ目までご開帳。
 あまりの恥ずかしさに、必死に振り払おうと腰を浮かせて暴れるも、左右の大陰唇をしっかりと押さえたねるの指は離れない。
 それどころか、
「ほら、暴れないの!」
「ここからが本番よ?」
 と手の空いている理佐と有美子にむっちりとした太ももを押さえつけられてしまった。
「い、嫌やぁっ!」
 ぶんぶん髪を振り乱す保乃だが、押さえつけられた下半身はもう動けない。
 晒された秘部をまじまじと眺め、
「ふむ…素晴らしい!これまで散々、男喰いをしていたと聞くが、肉はキレイなピンク色、ヒクヒクと蠢いて中の締まりも良さそうだ!」
 と評論する鮫島にも、
「い、嫌っ!そ、そんな開いて見んといてぇっ!」
 と赤面しながら訴える保乃。
 だが、依然、鮫島は聞く耳を貸さず、
「では、早速、その締まりを確かめさせてもらおう」
 と、突き立てた中指で挿入を予告するように秘肉をつっついた。
「あんっ…んんっ…!」
「ほぅ…ねるの言う通り、もうトロットロだ。しっかり熱を帯びて、放っておくと湯気が立ちそうだよ。ククク…」
 と笑みを浮かべながら指先で絡めとる保乃の愛液。
 それを馴染ませ、いよいよその潤滑油の水源へと、ゆっくりと突き挿していく。
「んあぁっ…!?あぁぁっ…!」
 為す術なく押し込まれた指に、目を見開いて絶句する保乃。
 そんな保乃の目をチラッと見て、
「アハッ!今、グチュッ…って音がしたよ?聞こえた?押し出されたマン汁が流れ出る音だよ?」
 と聞かせるねる。
 もちろん聞こえた。
 自分で、こんなにもかと思うほどの濁音だった。
 そして、
「さぁて…それじゃあ、たっぷり鳴かせてやるか!」
 と言って、指の抜き挿しを始める鮫島。
 挿入された指が、まさに“処刑”を開始する。
「んひぃっ…!ひぃっ!?ア、アカンっ!んひゃぁぁっ!?」
「ククク…どうだ?たまらんだろう、俺の指は!えぇっ!?」
 勢いに乗る悪魔の指は、捻りや関節曲げなど、様々な動きを繰り出し、
「さっきは不覚にも何度も連続でイカされてしまったからな。ひとまずそのお返しをまずはたっぷりしてやろう。…さぁ、行くぞ、おらぁっ!」
「んあぁっ!?や、やめっ…!ひぃぃっ!?」
 グチュッ!グチュッ!…と濁音を響かせながら激しく動き始めた指に翻弄される保乃。
 今ここにいる理佐、ねる、有美子すらも陥落させた至極のフィンガーテクニックに対し、媚薬オイルが浸透し、感度が上がった身体では、到底、太刀打ちできる筈もない。
 あっけなく、
「んあぁっ!?ア、アカン…イ、イクっ!イクぅぅっ!んはぁぁっ…!」
 と叫び声を上げ、押さえつけられた太ももをぷるぷると痙攣させる保乃。
 強がるヒマもなく、あっさり絶頂へと押し上げられてしまった。
「うぅっ…ぐっ…」
 ごぷっ…と突き挿さった指の隙間から湧き水のように白濁汁が流れ出る。
(くっ…イ、イカされた…!こんなヤツに…!く、悔しいっ…!)
 一瞬、真っ白になった視界。
 だが、焦点を戻すヒマも与えず、さらに悪魔の指は動きを増す。
「んっ、あぁっ!?ま、待って…!くっ、あぁっ!?」
 絶頂してもなお止まらない指に慌てる保乃。
 その狼狽する顔を見て、
「ククク…どうした?たかが一回で終わりだとでも思ったか?」
「くぅっ…!くっそ…!んっ、あぁっ!?」
「ククク…今も言ったろう。さっき貴様にやられた通り、このまま何度もイカせ続けてやる!酸欠になるまで休み無しのイキ地獄だ!」
「ひぃっ!?そ、そんなぁっ!?んあぁっ!?」
 恐ろしい宣告に愕然とする保乃。
 一度イカされて過敏になった身体はもう歯止めが利かない。
「んあぁっ!?ま、また…!くっ、んっ、あぁっ!イ、イクぅっ!」
 ビクビクと跳ね上がる身体。
 だが、鮫島は、
「まだ、たかが二回!さっき、俺に何をしたか忘れたのか?さぁ、もっとイケるぞ、おらっ!」
「ひ、ひぃっ!?んひゃぁぁっ!?ア、アカンっ!そんな激しくされたら、すぐに…!」
「あぁ、いいぞ!またすぐにイッてしまえ!このままイキ狂うのだ!」
「んひゃぁぁっ!?あぁっ…!」
 絶叫が止まらず、「イクっ!」という言葉も言えないまま、あっさりと三回目の絶頂。
 しかし、なおも止まらない指に、その後も為す術なくイカされ続ける保乃。
 さらに鮫島は、手を緩めるどころか、ニヤリと不敵に笑って、
「おい、ねる!中ばっかり責められてクリが寂しいってよ!」
 と、ねるに声をかける。
 すると、ねるも妖しい笑みで同調し、
「ふふっ…そんなん?保乃ちゃん?」
 と、包皮の下から少しだけ顔を覗かせる保乃のクリトリスに狙いを定め、UFOキャッチャーのアームのように親指と人差し指を構えると、
「いくよ?えいっ!」
 と、半勃起のクリを摘まんだ。
「んひゃぁぁっ!?ね、ねるさんっ!そこはぁっ!?」
 背中を反らせて悶絶する保乃。
 ねるは本来の小悪魔っぷりを発揮して、
「ほら、してほしかったんでしょ〜?ク・リ・責・め♪」
「んあぁっ!?ま、待って!言ってないっ…!何にも言ってないってぇっ!ひゃあっ!?ね、ねるさん、アカンっ!そこはアカンってぇっ!?」
 鮫島の手マンと、突如として追加されたねるのクリ嬲りに、もはや発狂ともとれる声量で喚き散らす保乃。
 だが、当のねるは、
「アハッ、可愛い♪」
 と、ご満悦の様子で弄るのをやめない。
 鮫島も愉しそうに笑って、
「ククク…どうだ?中とクリ、どっちが気持ちいいんだ?言ってみろ!」
「ひ、ひぃっ…!分からんっ…!もぉ分からぁぁん!んあぁっ、ひ、ひぐぅっ!」
 またイッた保乃。
 だが、依然、襲いかかる責めはブレーキのないエンドレス。
 イッてはまたイキ、息をつくヒマもない連続絶頂地獄に落とされた保乃。
「ハハハ!ざまぁみろ!どうだ?少しは反省したか?軽はずみに手を出した男が絶対に怒らせてはいけない相手だったと後悔したか?んん?」
「ひっ、ひゃぁぁっ…」
「なに?聞き取れんなぁ!?もっとハッキリ喋れよ、ほらっ!」
「うぁぁぁっ!?ア、アカンっ!もうアカンっ!し、死ぬっ!死ぬぅっ!死んじゃうからぁっ!」
 と潤む眼で訴える保乃。
「ククク…苦しいか?気持ちよすぎて苦しいか?やめてほしければ、俺に屈し、許しを乞うことだ。そうすれば考えてやらなくもない」
 と言われた保乃は、たまらず、
「んはぁっ!…わ、分かった!言うっ!言うからぁっ!お、お願いっ!許してっ!もう許してぇぇっ!」
「ん?何だって?もしかして降参か?女王様のくせに『参りました』か?」
 と問う鮫島。
 それに対し、保乃は、
(も、もう負けでいい…こ、こんなの…耐えられない…!もう…イキたく…ない…)
 という絶望と恐怖から、うんうんと頷き、
「あ、謝る…!した事は謝るから、もうやめてよぉっ…!」
 と、その美しい顔をくしゃくしゃにして懇願した。
 全裸の女の号泣ほど惨めなものはない。
「ククク…そうか、やっと謝る気になったか。よろしい。では聞いてやろう。ただし、責めは続けるぞ!」
 と鮫島は言い放ち、より一段と力を込めて保乃の膣を掻き回しながら、
「さぁ、言えっ!懺悔をして敗北を認めながらイキ狂えぇっ!」
「んひゃぁぁっ!?わ、私が悪かったですぅっ!ご、ごめんなさいぃっ!ゆ、許してくださいぃっ!んあぁっ、イグぅぅぅっ!」
 最後は、ブシュッ、ブシューッ…とイキ潮を豪快に撒き散らして燃え尽きた保乃。
 その様を見届けてからようやく抜き取られた悪魔の指は汁まみれ、ねるにネチネチと嬲られたクリも、気付けば包皮が完全に剥け、赤く充血した芽が小指の爪ぐらいまで肥大していた。
 そして、勝ち誇る悪魔の眼下で、
「はぁ…ふぅー…はぁ…ふぅー…」
 と、呼吸困難のように不規則な呼吸をする保乃。

 こうして、また一人、気高き女王が悪魔にその身を喰われて堕ちた。
 田村保乃、執拗な連続イキ拷問に耐えきれず、遂に陥落…!
 その鍛え上げられた肉体は、たった今、鮫島の新たな玩具と化したのだ…。


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鰹のたたき(塩) ( 2021/01/19(火) 03:42 )