樋口日奈と星野みなみと遠藤さくらの控え室 (後編)
「やったぁっ♪」
と声を上げたのはチョキを出した星野みなみだった。
ともにパーを出した樋口日奈、遠藤さくらは、
「あ〜…負けちゃったぁ…」
「う〜…」
と悔しそう。
さらに二人で再戦し、次は樋口が勝った。
「アハハ。ごめんねぇ?さくちゃん。お先〜♪」
と笑みを見せる樋口に対し、いじけたように口を尖らせて残念そうなさくら。
その間にも、一番手を勝ち得たみなみが、さっさとパンティを脱ぎ、横たわるオモチャの腰を跨いで立っていた。
真っ白い肌…肉感的な太もも…思わず抱き締めたくなるわがままボディ…。
そして何より、この店の泡姫の中で、唯一、無毛の、赤ん坊のように肌色一色の股間。
くっきりと見える割れ目を晒したまま、前屈みで手を伸ばし、ローションでコーティングされたイチモツを掴んだ瞬間、
「あはっ♪もうカッチカチ!何か掴んだだけでビクビクしてんだけどっ♪」
と嬉しそうなみなみ。
「ねぇ。ヤルならさっさと挿れなよッ!」
「一回イッたら交代ですからねっ…」
と、うらめしそうな顔で悪態をつく樋口とさくら。
そんな二人を焦らすように、掴んだ竿を飛行機の操縦棹のように東西南北へ捻り、ようやく、その先端を無毛の秘部に擦りつけるみなみ。
ズリ…ズリ…
「あんっ♪か、固ったぁ♪すごぉい♪」
ヌチョ、ヌチョ…と、ローションで滑って擦れ合う二人の性器。
「ねぇ、みなみ!早くっ!」
「そこで堪能するのはずるいですよ、みなみさん…!」
と文句を言う順番待ちの二人。
「もぉっ♪うるさいなぁ…♪」
と言って仕方なく先端を割れ目にあてがい、ゆっくり腰を沈めていくみなみ。
「んはぁっ!?き、気持ちいいっ、コレ…♪あぁっ、す、すごいっ…んんっ、あぁっ…!」
と恍惚の表情を浮かべ、徐々にその腰を加速させていく。
横たわる男は、飲まされたクスリのせいで手足に力が入らず、舌も痺れて声を発することすらままならない。
もはや物も言えぬ人間ディルドー状態で、まさに女たちのストレス発散のためだけの存在と化した。
それをいいことに、ズシン、ズシン…と、普段、客の前では出来ない自分本意の杭打ち騎乗位を愉しむみなみ。
「んんっ!あぁっ!あんっ♪あんっ♪」
「ねーえッ!めっちゃ気持ちよさそうじゃん、みなみぃ!早く代わってよぉ!」
「もう待てないですよぉ…」
と急かす樋口とさくら。
そんな二人を、
「うるさい、うるさい♪今はみなみが楽しむ時間なの♪」
と手で払い、無邪気な笑顔でバウンドに没頭する。
それを言われて少しはおとなしくなった二人だが、すぐに、
「ねぇ!日奈も、もう我慢できないよぉ!」
と樋口が、みなみに犯される男の乳首めがけてむしゃぶりついた。
卑猥な音を立てて吸い上げ、快感を上乗せすることで男にも腰を振らせる作戦。
それでみなみをイカせてターンを終わらせ、次に自分が味わおうというズル賢い樋口に、
「ねぇ、ずるいってばぁ♪勝ったのは私でしょ?邪魔しないでよぉ♪それはナシだってばぁ♪」
と怒る声もどこか可愛らしいみなみ。
樋口の舌は乳首をペロペロと嬲り、そして乳輪を艶かしくなぞる。
巧みな舌遣いに加え、樋口の自慢の美巨乳が、むにゅっ…と腹の上に乗ると、その重量と感触が気になって、つい、モゾモゾと動いてしまう。
「あっ、あんっ♪ねぇっ、動かさないで!みなみが自分で動くのっ!」
ペチッ…と可愛く見舞われたお叱りの平手打ち。
だが、樋口はなおも意地悪な眼をして、
「ほーら、早くみなみをイカせちゃいな?みなみは激しいのが好きなんだから、もっと下からパコパコ突いてあげたら喜ぶよ!みなみをイカせたら次は日奈が騎乗位で跨ってあげるから♪」
「ねぇ、日奈ぁっ!なに吹き込んでんのぉっ!んあぁっ!?あぁっ!ちょ、ちょっとぉ…♪」
手足が痺れて動かせない中、唯一動くのは腰のみ。
樋口の入れ知恵を真に受け、まるでロデオマシンのように暴れ始めた男の腰の上で、グラグラ揺れるわがままボディ。
「そうそう、その調子♪その調子♪」
ご満悦の樋口は、さらに、自らの胸を搾るように持つと、強調された桃色乳首を、男のBB弾ほどの乳首めがけて擦りつけ始めた。
「あんっ♪んんっ♪」
思わず樋口自身も嬌声を上げ、やられた男も、
「う…あ…!」
と、舌が痺れていても、つい、掠れ声が漏れる心地よさ。
思わず突き上がる腰が、跨がるみなみに突き挿さり、リズムを乱す。
「ふぁぁっ!?お、奥に当たるぅッ♪」
と嬌声の後、
「ねぇーっ!日奈ぁ!ずるいってばぁっ!今は私の番なのっ!私の好きにやらせてよっ!」
と怒るみなみ。
それを無視し、妖艶な乳首合わせで男に腰を振らせる樋口。
金平糖のような硬化乳首が擦れるたび、
「はぁん♪き、気持ちいいっ!んんっ、あぁっ!ね、ねぇ!なに止まってんの!早く振ってよ、この腰!ほらぁっ!こうやってぇ!さっさとみなみをイカせちゃってよぉ!」
と煽り、急かすように脇腹に平手の連打を見舞う樋口。
みなみと違って力加減のない平手は、乾いた音とともに、男の脇腹に次々と手形を残す。
「ひ、ひぃっ…!ひぃっ!」
ヒリヒリする痛みに思わず腰が浮き、みなみへの休む間のないピストンを強制される。
その様は、まるで、ゴール直前、スパートで鞭を入れられる競走馬。
「ず、ずるいっ!ずるい、ずるいっ!そんなのずるいってばぁっ♪」
と言いつつ、下からの激しいピストンで歓喜の声を上げるみなみ。
乳首の先と先を合わせ、平仮名の「の」を書くように円を描いて刺激する日奈も、もう待ちきれず、空いている左手で自ら股ぐらを弄る。
案の定、樋口の股も、既に大洪水。
ねっとりした愛液が指に絡み、湯気が出るほど熱を帯びた割れ目がヒクヒクと呼吸する。
さらに、もう一人…ここからさらに樋口のターンも待たなければいけないさくらからも甘く悶えた声が止まらない。
樋口のように加勢することはせず、みなみを下から突き上げる巨根を覗き込むように身を屈めては、それをオカズにして卑猥な手つきの指オナニーに夢中だ。
「んっ、んっ…♪んひぃっ!?あぁっ、はぁっ…んあぁっ!?」
人差し指と中指の二本指を目の前の男根に見立て、男のピストンに合わせて膣穴に突っ込む。
時折、自分でも思った以上の刺激が走って飛び上がる。
くちゅ、くちゅ…と蕩けた秘肉を掻き混ぜ、湧いて出てくる粘液を指先に絡めては、戻すように膣へ押し込み、そのまま上の少しザラザラしたところに塗りつける。
そこが、さくらの最も感じるところ…Gスポットだ。
「きゃんッ!んんっ…!」
長い指がポイントに触れた瞬間、仔犬の鳴き声のような喘ぎ声で、キュッ…と内股に。
細くて長い脚が自慰行為でクネクネと悶える姿はエロティックそのもの。
自ら起こす快感の波に飲まれながら、先輩の性欲処理をウルウルした眼で見つめるさくら。
待ち遠しそうに…何なら、
(せ、先輩…!まだですか…?は、早くしてくださいよぉ…!)
と急かすように。
そんな後輩の願いが届いたのか、
「あぁっ、イ、イクっ♪イクぅぅっ♪」
と絶叫するみなみ。
「いいよ、みなみ!イッちゃえ、イッちゃえ♪」
と煽る日奈だが、その一方で男には耳打ちで、
「アンタは、まだ出しちゃダメ…!ね?分かってるよね?」
と、みなみの絶頂目前の上ずった喘ぎ声の傍らで囁き、
「次は日奈が相手してあげる♪あなたがイッていいのは日奈としてる時だけね?」
と笑った。
そんな釘を差す一言も右から左、ただ夢中で腰を突き上げる男。
みなみのネチョネチョした熱い秘肉と、よく締まる膣。
その包み込むような感触がじわじわと射精感を高めてくれるものの、元来の感度の良さ、そして日頃ロリコン親父にたっぷりと使い込まれたみなみの敏感マンコは待ってはくれなかった。
「あぁっ、イっ、クぅぅっ…♪」
と絶叫して跨がったままフィギュアスケート選手のように仰け反り、果てるみなみ。
きゅっ、きゅっ…と膣痙攣で肉が締まるのに合わせて、むっちむちの白い太もももビクビクと震える。
その様子をニヤリとしながら見届ける日奈。
なおも下の口に頬張ったまま余韻を味わおうとするみなみを、
「ほら、今イッたでしょ?イッたから交代!さぁ、どいたどいた!」
と無理やり押し退ける日奈。
ドサッと倒れるみなみの身体。
同時に、にゅるん…と抜けたイチモツは白濁としたみなみの愛液まみれ。
二、三度、軽く握って扱いてやれば一瞬で天然のローションとして竿に馴染み、黒光りする生ディルドーの完成。
「さぁ、次は日奈ね♪日奈も下から激しく突かれるの大好きなの♪今みたいにいっぱい腰振って突いてね♪」
と、意地悪な笑みを残しつつ甘えた口調で誘う樋口。
みなみと同じように跨がると、ひと思いにズボッ…!と奥まで一気に腰を沈めた。
「あんっ♪」
(おぅっ…!)
みなみとはまた違った感触の膣肉。
生温かいのは同じだが、キュッと力強く締まっていたみなみに対し、日奈の膣は、まるで水のりを溜めた壺の中に突っ込んだように、優しく蕩けながらまとわりついてくる。
「ほら、どう?日奈のマンコ♪よく、お客さんも『今までで一番、気持ちいい』って言ってくれるんだよ♪」
と、どこか自慢げの樋口だが、確かに気持ちいい。
こんな優しい感触で包んでくれるマンコは初めてだ。
「じゃあ、行くよ?」
と、樋口の騎乗位タイムが開始。
「あぁっ、んんっ…ホ、ホントだ…!い、挿れたら、すごく固くて、お、奥まで…!す、すごいじゃん…♪いいオチンチンしてるじゃん、アンタぁ…♪」
激しくプレスしてきたみなみと違って、ずっぽりと奥まで咥え込んだまま、艶かしく自ら腰をくねらせるタイプの騎乗位。
遠心力で、ぶるんっ、ぶるんっ…と激震の日奈パイが虚ろな眼で見上げる男の視線を奪う。…と、ふいに、そんな日奈の背後に回った余韻明けのみなみ。
後ろから手を回し、ぷるぷる揺れる日奈パイを、おもむろに鷲掴みにし、やや乱暴に揉みしだいた。
むにゅっ!むにゅっ!
「んあぁっ!?あぁっ、ちょ、ちょっと…!み、みなみぃっ!?」
驚き、思わず抗議の声を上げる樋口に対し、みなみは、
「さっきはよくも邪魔したなぁ〜?だから、みなみもお返し…♪日奈、こうやって乱暴にされるの好きでしょ?みなみ、知ってるんだからね♪」
「あんっ♪ま、待ってよぉ…んひぃ!?ひぃっ!?」
樋口の左右の乳首を摘まんで転がすみなみ。
「あれぇ?どうしたのかなぁ?腰、止めちゃって…もっと動いてみなよ、日奈ぁ…♪」
と、後ろから抱きつくように密着させた自慢のわがままボディを揺すり、無理やり動かすと、
「んあぁっ!?ダ、ダメっ…!ど、同時にしたらすぐイッちゃうっ…!イッちゃうってばぁっ♪」
「アハハ♪日奈は敏感だもんねぇ♪ほら、イッたら終わりだよ?日奈の楽しむ時間、3分ぐらいで終わっちゃうんじゃない?」
「やだぁッ!そんなんじゃ楽しめないッ…楽しめないよぉっ!」
いやいやをする樋口の身体を容赦なく揺するみなみ。
自分のターンを邪魔された腹いせだ。
「んひゃぁぁっ…♪」
「ほら、もう背中が反ってきたよ?イクの?イッちゃうの?日奈ぁ♪イッたら終わりだよ〜?」
「い、嫌ぁっ!まだ早いぃ♪もっとしたい…!もっとしたいからぁっ♪」
ある意味、微笑ましく、そしてある意味、やられたらやり返さないと気が済まない女の性分が垣間見えて少しヒヤリとする。
「ほら、イッちゃえ♪イッちゃえ♪」
と、さっきの仕返しに、みなみは、男に跨がって躍る樋口の腋の下から首を回し、
「…はむっ♪」
「はひぃっ!?」
不意をついて樋口のピンコ勃ち桃色乳首に吸いついたみなみ。
それが決め手となり、
「あぁっ!?そ、それダメぇっ!イ、イクぅぅッ♪んはぁぁっ…!はぁ…はぁ…」
と、小刻みに腰を浮かせ、天を仰ぐ樋口。
低周波でも流されているかのようにブルブルと震えっぱなしの太もも。
そんな余韻を噛み締める時間だけ与えてやって、
「はい、終わり〜!残念でしたぁ♪」
と、樋口の腕を掴み、引っ張り上げるみなみ。
「もぉ〜っ!みなみぃッ!ずるいよぉっ!全然、楽しめなかったじゃんッ!」
「なに言ってんの?最初に邪魔したの日奈でしょ!」
「でも私は、直接、みなみには何もしてないっ!みなみは加勢してきたから反則だよっ!」
と、子供のケンカのように裸のままポカポカ叩き合う樋口とみなみ。
そして、そんな二人の目を盗むように、三番目、さくらが、ふらっと寄ってきて、流れるような動きで跨がり、あっさり腰を沈める…!
「…あんっ…♪ホントだ、固ぁい…♪」
と、先輩二人の喘ぎを聞き、どれほどの固さか楽しみしていたさくら。
そのまま膝を立てて腰を屈め、前傾姿勢で男を犯すスパイダー騎乗位。
胸に手をつき、指先で乳首を弾くことも忘れない。
「あっ、コラぁ…!」
「先輩が喋ってる間に…!」
と、二人が気付いた時には既に、さくらのグラインドはすぐには止まれないぐらいの速さでパンパン腰を打ちつけていた。
「あっ、あっ、あっ…♪」
小刻みに声を漏らして喘ぐスタイル。
その結合部ではローションと先輩二人の愛液が、グジュッ、グジュッ…と卑猥な濁音を奏でながら、だんだん白く泡立っていく。
「さ、さくちゃん…ずるいっ!」
「なに一人で楽しんでんのっ…!」
とケンカをやめ、さくらの両サイドに陣取る二人。
(楽しんでるも何も順番ですから…)
と、内心、舌を出しつつ、跨がったらこっちのものと騎乗位に夢中のさくら。
そんなさくらの恍惚の表情が悔しそうな先輩二人。
「さ、さくちゃんがイッたら二周目突入だよね?」
「そ、そうだよ。ここから何周もするんだから…!」
も、ほんの今までケンカしてた二人が、一転、手を結び、身を屈めて、さくらの両乳首に舌を伸ばす。
ぺろんっ…レロレロ…レロレロ…
「あはぁっ♪き、気持ちいい…♪」
二人のように怒ることもなく、むしろ快楽の付加要素として受け入れるさくら。
チロチロと舐めるみなみと、大胆にブチュブチュと口をつける樋口。
そんな極端な先輩二人の舌技を堪能しながら、なおも腰を振るう。
順番待ちの時からずっとアイドリングオナニーで蕩けさせていた秘肉。
それを腹筋を使って締め上げ、腰の上下でズリズリと擦ってやれば、巨大なカリの尖りに膣を抉られ、とてつもない快感が生まれる。
「ひ、ひぃっ…!」
思わず天を仰ぐさくら。
ぷりっとした尻が波打ち、弾むとともに、
「んんっ!あぁっ、あっ、イ、イクっ…!あっ、イクぅっ!?」
と声を上げるさくら。
それを聞き、追い込みにかかるみなみと樋口…そして犯されている男も…!
「がぁっ…がぁっ…」
掠れた呻き声とともに、痺れる指をモゾモゾと動かし、マットを掴む。
「あぁっ!イクっ…♪イクぅっ…♪んひゃぁぁっ♪」
可愛らしい声を上げ、ビクンビクンと跳ねるさくら。
そして、その反動で、にゅるんっ…とさくらの膣内から抜け落ちた瞬間、
ドピュッ…ドピュッ…ドピュ〜ッ!
と、自らの胸板に撒き散らす大量の精液。
「わぁっ、出たっ!」
「え、待って…!この量、ヤバくな〜い?」
と驚くみなみと樋口だが、それもその筈。
元・捜査官として鍛え上げられた身体を持つ現・極上泡姫の三連続騎乗位という快楽の大波に揉まれたのだ。
これぐらいぶちまけても不思議はない。
三人は、仔猫のように背筋を丸め、射精直後のイチモツを観察するように並んだ。
「ほら、見て。この粘り気…!」
胸板に飛んだ精液を指で掬い、糸を引かせる樋口。
その伸びた糸を、うっとりした眼で見つめるみなみとさくら。
ふいに樋口が、
「これって、さくちゃんのオマンコがこんなに気持ち良いってこと…?」
と、誰目線の発言か分からないことを呟くと、みなみはツボに入ったように俯いて笑い、さくらは赤面して、
「や、やめてくださいよ…恥ずかしい…♪」
と思わず手の平で顔を扇いだ。
三人とも、時折、クンクンと鼻を鳴らして、立ち込めるオスの香りを吸う。
そして、射精を終えて萎みかけたイチモツをツンツンとつつき、再び固くさせながら、ゆっくり身体を起こし、息絶え絶えの男の顔を覗き込む三人。
どの顔も妖しい笑みに満ちている。
そして一言ずつ、
「じゃあ…二周目、行こっか…♪」
「今度は後ろから突いてもらおうかしら…♪」
「次は誰のオマンコで射精するのかなぁ…♪」
と口にする三人。
可愛らしい笑顔など全てまやかし…。
盛りのついたメスライオン三匹の戯れは、この後、何周も続いた…。